トウェインのレビュー一覧

  • トム・ソーヤーの冒険

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    ネタバレ

    一章ごとが短いのもあって読み進めやすい。ペンキ塗りの話はなんとなく知っていたが、ちゃんと読むのは大人になってからが初めて。

    大人としてよんでしまったせいもあり、ポリーおばさんもベッキーのお母さんも振り回されて気の毒、トムはコロコロと気が変わりすぎ、少年たちが宝物にしているガラクタはちっとも魅力的じゃない、インディアンへのナチュラルな蔑視…といったところばかりが気になってしまった。

    インディアン蔑視を含め当時のアメリカ白人の他人種に対する見方が伺える。解説を読むとトウェインは白人社会に向けた怒りを導入していることに意義があるのではとあり、作者の意図がどうなのかはともかくそれは本書の一つの価値

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    2023年06月24日
  • ハックルベリー・フィンの冒険(上)

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    誰もが一度は耳にしたことがあるであろう作品、「ハックルベリー・フィンの冒険」。これは同じトウェインの「トム・ソーヤーの冒険」の続きにあたる作品である。
    自分は「トム」は読まずに本作を読んでしまったのだが、「ハック」だけでも十分読むに値する作品である。

    時は19世紀半ば、アメリカ南部ではまだ奴隷制が普通に存在した時代。
    主人公のハックルベリー・フィンは、父親の元からの逃避行の途上で、知り合いの黒人奴隷ジムと行動を共にするようになる。
    ハックは、ジムを逃がそうとし、北部の奴隷制の無い自由州へ向かおうとする。
    その道中の物語が本作の内容である。

    今のアメリカで奴隷制を正しいと思っている人はいない

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    2019年12月29日
  • ハックルベリー・フィンの冒険(上)

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    読み始めたきっかけは特別覚えていないけど、読みながらディケンズの「デイヴィッド・コパフィールド」を思い出した。デイヴィッドの方は一人称の語りだったような気がするんだけど、もしかしたら違うかもしれない。こっちはハックの一人語りだけども。今と比べるといつの時代の昔も純粋だったし素直だったように見えるんだけど、やっぱりそれはそれでねじれてるしこんがらがっている。そんな時代に必死に明るく生きようとした少年の物語っていう、そういうのが僕は好きなのかもしれない。

    時代は1830年ほどらしい。南北戦争前のアメリカ。直接的に間接的に、黒人奴隷の存在が物語の通奏低音になっている。しかしそれを良し悪しいう直接的

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    2017年05月20日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    「トム・ソーヤ―の冒険」。マーク・トウェイン。光文社古典新訳文庫。

    読んだつもりで読んでなかった一冊。
    序盤、お話が暢気すぎて?やや乗りきれませんでしたが、トムとハックが殺人を目撃する辺りから面白くなりました。

    ただ、トムって何歳なんだろう?
    7歳~9歳くらいか? いや、9歳~10歳くらい?



    アメリカ合衆国の、ミズーリ州という田舎を舞台に、少年が大活躍をする物語。
    大活躍と言っても、幻摩と大戦したりリングに賭けたり新型モビルスーツに乗りこんだりする訳ではなくて。
    塀にペンキを塗ったり、女子とおしゃべりしたり、プチ家出して川で泳いだりするレベルです。

    本が出版されたのは1878年。

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    2017年03月04日
  • ハックルベリー・フィンの冒険(上)

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    相棒の黒人奴隷とひたすら川を下る中で、ハックの逞しさ、賢さ、鋭さが光る。うん、やっぱこいつかっこいい。
    にしても、まさか最後に「彼」が登場するとは……まさに、「ヒーローは遅れてやって来る」??

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    2015年06月19日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    中盤にかけては何ともゆる〜い感じで、いい歳の自分には合わないかな、などとも思ったが、偶然目撃してしまったある事件を巡る少年たちの冒険、心の葛藤にいつの間にか引き込まれていた。

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    2013年05月06日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    ネタバレ

    2012.7
    子どもの頃に読んだ話。あの頃ほど夢中になれないだろうなと思って手に取ったけれど、そんなことはなかった。洞窟で迷子になるシーンは、本当に怖かったなぁ。

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    2012年07月15日
  • ハックルベリー・フィンの冒険(上)

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    続きましては〜

    アメリカ文学の金字塔、マーク・トゥエインの『ハックルベリー・フィンの冒険』ですよ!

    飲んだくれの暴力親父から逃げ出したハックと逃亡の黒人奴隷ジムの二人が筏に乗ってミシシッピ川を下る物語

    小さい頃読んでたはずなんだけどな〜
    全く覚えてないや
    そもそもハックの独白形式で書かれてたんやね
    ちょっとびっくり

    うん、そうやね〜
    トゥエイン自身がどこまで意図してこの物語を書いたんだろうな?って思いました
    そのへんは下巻の解説が楽しみ
    普段はわい様に解説などいらんのじゃボケ〜とか強かっておりますが、今回は早くも解説プリーズ状態です

    もちろん人種差別のこと、子どもは親の所有物なのかと

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    2025年10月25日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    小さい頃に読んでいなかったものの、大人になってから見ると子どもの頃の冒険の感じとかわくわく感が懐かしく眩しかった。トムももちろんだけど、何にも縛られずに自由に生きているハックもとても眩しい。
    読後に何かを得られたり考えさせられたりというよりは、子どもの追体験というかそんな感じ。
    あとはディズニーランドに行きたくなった。笑。

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    2019年08月17日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    若干、トムのガキっぽさにイライラするけど、思い出してみれば、ああ、こんな時代が自分にもあったなぁと思い出して懐かしくなった。

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    2017年04月28日
  • ハックルベリー・フィンの冒険(上)

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    ハックルベリーフィンの冒険は昔から、
    読みたいと思っていて機会がなかったのですが
    新訳ということで読みやそうだったので購入。
    感想は下巻の後

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    2016年03月30日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    う~ん。時代が古すぎて面白くないのだか、全くひびかんかった。ロビンソン・クルーソーは面白かっただけに時代のせいではなかろう。

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    2012年08月27日