後藤謙次のレビュー一覧

  • 10代に語る平成史
    「10代に語る」と銘打っている通り、複雑な国際情勢も平易な言葉でまとまっておりわかりやすい。欲を言えば「テクノロジー」にもフォーカスして欲しかったが、災害・外交・経済に関しては、平成史を整理された良書だと思われる。
  • 崩壊する55年体制 1
    高かったので躊躇してたがついつい買ってしまった。やはり圧倒的に面白い。55年体制期への哀愁からか、年齢から来るのか、昔は良かったバイアスは感じられるものの、どっぷり深く浸かった上で強く肩入れせず同時代史を深く読み解き語るという素晴らしい三冊。私の物心がつく前の期間なので、元々有名だったのか著者ならで...続きを読む
  • 文藝春秋 2015年 6月号

    イイネ

    10年前から毎月購読していますが、本の整理が大変ですので3年前から電子ブックに変更。もう少し、普通の書籍に比べて安くなるとありがたいですが...
  • 《当事者》としていかに危機に向き合うか:震災復興の政治経済学を求めて2
    原発問題を契約理論で描く一章、意思決定問題として描く二章、そして政治学として描く三章、いずれも興味深い!特に三章のぶった斬り感は秀逸!
  • 文藝春秋2月号

    文芸春秋3月号

    年間購読にしているのですがどうしたら読めますか
  • 《当事者》としていかに危機に向き合うか:震災復興の政治経済学を求めて2
    なじみのある政治経済学部の教授陣の執筆で、大学での学習のモチベーション向上につながった。
    このシリーズ、非常に読みやすくて勉強になる。
    特に最後の河野勝氏の「政策提言の方法論」は痛快な批評で納得させられた。
  • 10代に語る平成史
    タイトルには10代に語る、とあるが、物心ついた後に平成の世を実際に生きてきた世代が読むと、実体験が再定義され大きな流れの中での位置付けが理解できる。読みやすい良書。
  • 10代に語る平成史
    本書のターゲットたる10代ではないが、平成の半分くらいをぼーっと過ごしてしまった身には、ありがたい本。
    ああ、あの頃、テレビで喧しく言っていたのは、こういうことだったのか、とやっと合点。

    最初、「全ては平成元年から始まった」とあるので、新聞記者さんらしい、ちょっとレトリカルな誇張があるのかと思った...続きを読む
  • 10代に語る平成史
    平成という時代の歴史を、様々なテーマの切り口から振り返っています。
    消費税、小選挙区の導入、沖縄問題、テロとの戦い(日米関係)、北方領土、震災、日中・日韓・日朝関係が主なテーマです。

    平成の30年間は波乱が多かった時代でもあり、登場する政治家が多いので、整理して理解するのは少し骨が折れる部分があり...続きを読む
  • 風化と闘う記者たち:忘れない 平成三陸大津波
    震災から2年たって、首都圏は何事もなかったようになっているけど、今もまだ戦いがおわってない。現地の新聞社の記者のレポート。
  • 復興政策をめぐる《正》と《善》:震災復興の政治経済学を求めて1
    授業をとったことのある教授陣の執筆だったので、読んでみた。
    授業で習ったことを震災関連の文脈に応用されてて、学習へのモチベーションアップにつながった!
    特に河野さんの「復興を支援することは、なぜ正しいのか」は秀逸だった!
  • 災害時にこそ問われる学級経営力:岩手・三陸編
    岩手三陸で実践されている学級経営リポートでここまで緻密にそして手厚く学級指導がなされているのかということを感動を持って理解することができました。

    被災地だからこそ原点に返ってしっかりした指針を基盤に丁寧に生徒たちに理解をもって対応しています。

    まだまだ被災の爪痕が深くの残るこの地だからこそ教師た...続きを読む
  • 10代に語る平成史
    いかにもジャーナリストが書いた平成史という感じ。もっと言ってしまうと、昭和のおじさん目線の平成史という感じ。
    論点ごとに章立てをしているため、時系列で平成史を概観したかった私には、正直期待外れでした。
  • 10代に語る平成史
    読みやすかったと思う
    平成になってから選挙制度かわったの知らなかった
    バブルのこともいまいちよく分かってなかったし
    でも時代はずっと流れが続いてるから、因果というか、自分が生まれる前の時代のこともちゃんと知っとらんと恥ずかしいなって思った

    「これまでの人生で一番印象に残るニュース」っていうのは私自...続きを読む
  • 10代に語る平成史
    平成30年に、平成の終わりが決まった頃に書かれた本。フリーのジャーナリストが記者時代の経験(かなり外交の中枢にも取材している)も含め、政治、経済、外交を中心に平成を振り返る。

    悪いことばかりではないが、やはり「安定はすれども右肩下がりの時代」だったか。何となく明るい時代ではなく、日本という国を振り...続きを読む
  • 文藝春秋2021年4月号
  • 幻滅の政権交代 3
    平成政治史3
    ~幻減の政権交代~

    著者 後藤謙次
    岩波書店
    2014年12月25日 発行

    平成政権クロニクルとでもいうべきシリーズ本、最終の3は、昨年12月に出たのですが、やっと順番が回ってきました。
    今回は下野を目前とした自民党政権末期、第一次安倍、福田、麻生、そして、民主党の鳩山、菅、野田と...続きを読む
  • 崩壊する55年体制 1
    平成政治史1

    後藤謙次著
    岩波書店
    2014年4月17日発行

    著者は、長年、共同通信記者として活躍、テレビでもお馴染みの顔で、筑紫哲也ニュース23でも筑紫哲也の病欠中と降番後にメインキャスターをしていたジャーナリスト。
    長年の政治記者としての経験と記録、そして多くの資料を基に書いた平成政治史、全...続きを読む
  • 小泉劇場の時代 2
    感想という感想もないので、とりあえず、歴代の内閣について、開始終了月、期間、本書での記載ボリューム、在任月当たり記載ボリューム、を並べてみた。

    小渕恵三内閣 1998/07~2000/04 1年 9か月 103頁 4.9頁/月
    森喜朗内閣 2000/04~2001/04 1年 0か月 65頁 5....続きを読む
  • 崩壊する55年体制 1
    感想という感想もないので、とりあえず、歴代の内閣について、開始終了月、期間、本書での記載ボリューム、在任月当たり記載ボリューム、を並べてみた。

    竹下 登内閣 1987/11~1989/06 1年 7か月 37頁 1.9頁/月
    宇野宗佑内閣 1989/06~1989/08 0年 2か月 13頁 6....続きを読む