【感想・ネタバレ】ドキュメント 平成政治史 2 小泉劇場の時代のレビュー

あらすじ

「自民党をぶっ壊す」――.急逝により終焉を迎えた小渕内閣,不人気で退陣に追い込まれた森内閣に代わって登場した小泉政権はこれまでの日本の政治・社会のあり方を大きく変えた.橋本派を標的にした政敵つぶしの手法,格差を生んだ規制改革,ワンフレーズ・ポリティクスなど,その軌跡と功罪をつぶさに検証する.

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Posted by ブクログ

小渕〜小泉内閣。小泉純一郎の喧嘩師としての強さが際立つ。小泉はポッと出の人気政治家ではなく、福田赳夫に師事し角福戦争を間近で見てきた人物であり、人気や高感度が高いだけのその辺の政治家とは嗅覚が違う。勝負師として強すぎる。小泉内閣編は小泉の独壇場だった。その結果、それまでの自民党の主流を成していた橋本派、宏池会の勢いを削ぎ従来の自民党をぶっ壊した。自民党は変質した。

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2025年01月05日

Posted by ブクログ

感想という感想もないので、とりあえず、歴代の内閣について、開始終了月、期間、本書での記載ボリューム、在任月当たり記載ボリューム、を並べてみた。

小渕恵三内閣 1998/07~2000/04 1年 9か月 103頁 4.9頁/月
森喜朗内閣 2000/04~2001/04 1年 0か月 65頁 5.4頁/月
小泉純一郎内閣 2001/04~2002/09 1年 5か月 101頁 5.9頁/月
小泉純一郎内閣 2002/09~2004/09 2年 0か月 95頁 4.0頁/月
小泉純一郎内閣 2004/09~2006/09 2年 0か月 78頁 3.3頁/月

こうしてみると小泉内閣の在任期間の長さは驚異的。
森内閣は本の中では超短命内閣と呼ばれていたけれど、宇野内閣なんて2か月だから、それに比べればましな方か。ゴルフの記憶しかないけれど。

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2015年02月11日

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