かおり&ゆかりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ストア派哲学に少し触れたいと思い読んでみたのですが、人生や人間関係の悩みへの対処方法を学ぶことができ、思いのほか有用な読書体験でした。
所詮、他人の意思は他人の意思、他人の評価は他人の評価。他人は変えられないのだから、悩むよりも自分ができることを励みなさい、とこの本は説きます。
確かにその通りですが、実際に理不尽な目にあったり納得できない目にあったりした際は、中々その境地に至らないのも人間というもので・・・。
とはいえ、だからこそエピクテトスの提唱する考え方が2000年以上も語り継がれいるのでしょう。
負の感情がたまった時にはこの本を読み返し、自分を取り戻したいと思います。 -
Posted by ブクログ
エピクテトスの哲学と魅力を現代人にとにかく誤解なくわかりやすく噛み砕いて伝えようって作者の熱意を感じた。最近ストア派哲学の魅力に気づいた私に本書はうってつけでした。
題目→漫画→解説の流れがよく、当時の状況も現代人に合わせた例えが付いていて古代も現代も人の悩みって不変なんだなぁ、それ故に対処方も大きくは変わらないんだなぁと感じた。
悲しい出来事が起きたのではなく、自身の期待や自惚が起きたことを悲しいものと解釈している。
どこで誰と生きるかは神の仕事、そこでどう生きるかは我々の仕事、神に与えられた場で勇ましく生きる我々の姿を見せてやろう。 -
Posted by ブクログ
紀元1世紀後半ごろから2世紀の前半にかけて生きていたストア派のエピクテトス。奴隷の身であり、足が不自由であるが「隷属と自由」を解き、解放後は私塾の教師となりました。特に著書は残さなかったのですが、弟子が語録にまとめたものが一部現存しています。
まんがと解説でわかりやすく理解できる構成になっていて、どのエピクテトスの言葉も著者の解説も現代に生きる私たちの心に深く刺さります。
とても感動して、エピクテトスの教えどおり、自分の力ではどうにもならないことで悩んだり怒ったりするのはやめようと思っていたのに、一昨日、晩御飯に天ぷらを揚げている間に、夫と子供がメインのカツオの刺身を私の分を少なめに残して食て -
Posted by ブクログ
エピクテトスの『提要』を一般向けに解説してくれた本。「おわりに」にある通り、硬軟両様を兼ね備えていて読みやすかった。
エピクテトスは奴隷出身で、身体にもハンデを抱えていた人物。人生超ハードモードからスタートしているからなのか、どこか「弱い者の味方」という感じがしてよかった。
(偏見だけど)超金持ちのボンボンが暇を持て余した末に、意識高くなりすぎてイキり散らしたような哲学者たちとは、一線を画している気がするw
特に『提要』41の、「快楽は手短に」「身体を鍛えすぎるのもよくない」という考え方が印象に残った。
出しゃばらず、卑屈にならず、よく生きる。
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Posted by ブクログ
実のところ、あまり期待をせずに読み始めたのだけど、これが意外なほどよかった。
エピクテトスなんて人、まったく知らなかった。ストア派を代表する哲学者で、奴隷の身分から解放されて後、哲学を教え出したらしい。老いてから、おそらくリュウマチによる障害が足に出て、杖が手放せなくなったという。波瀾万丈の人生だなと思いつつ、彼の肖像画を見ると、どこかで見覚えがある。教科書にでも載っていたのだろうか。
ストア派というとストイックの語源になったくらいだから、ひたすら自己を律し修養を説く哲学という印象だった。しかし、エピクテトスの哲学は、より実践的で生活に即している。肝は自分にできることをする、である。当たり