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Posted by ブクログ 2024年04月21日
正直、古代ギリシャ人と同じ悩みを持ってるんだぜって話のネタを得るために読み始めたんだけど、内容が刺さるものが多くて、思春期の頃に知りたかったなって思った。自分の行動でどうしようもならないものに思い悩むことはやめよう。少し気持ちが楽になった。
私は他人の評価ばかり気にして、自分を責めて、過去を悔いて...続きを読む、持病は嘆いてきた。どれも今の自分ではどうしようもできないので、今に生きようと思える内容だった。
全てが共感できるというわけではないが、読んで損はないと思う。
Posted by ブクログ 2024年03月26日
失ったものへの考え方など新たな気づきが多いほんだった
物をなくしたり大事なものを失った時はお返ししたと考えること
そう考えると自分の身体も借り物やから最大限使わせてもらわないとな
あとは自分の影響の及ばない範囲はほっておく、そっとしておくという考え方
営業とかでもそうで
実際購入するかプロモー...続きを読むションをするかはお客様が決めることでそれで悩ませても仕方ない
自分でコントロールできるところを最大限に注力して頑張るようにする
Posted by ブクログ 2024年03月20日
紀元1世紀後半ごろから2世紀の前半にかけて生きていたストア派のエピクテトス。奴隷の身であり、足が不自由であるが「隷属と自由」を解き、解放後は私塾の教師となりました。特に著書は残さなかったのですが、弟子が語録にまとめたものが一部現存しています。
まんがと解説でわかりやすく理解できる構成になっていて、ど...続きを読むのエピクテトスの言葉も著者の解説も現代に生きる私たちの心に深く刺さります。
とても感動して、エピクテトスの教えどおり、自分の力ではどうにもならないことで悩んだり怒ったりするのはやめようと思っていたのに、一昨日、晩御飯に天ぷらを揚げている間に、夫と子供がメインのカツオの刺身を私の分を少なめに残して食てしまっていたので大激怒しました。
『自分が不幸な場合に、そのことの原因となった他人を非難することは、無教養な人のすることである。自分自身を非難するのは教養の初心者のすることである。他人をも自分をも非難をも非難しないのが教養のできた者のすることである。』(『提要5b』)
私は、まだまだこの本を読み足りないようです。でも、無教養でいいねんって思うぐらい旬のカツオをお腹いっぱい食べたかったです。
Posted by ブクログ 2023年12月24日
外野からの様々な刺激やプレッシャーを浴び続ける現代の私たちにとって、自分は自分、他所は他所であることを再認識させられる一冊でした。
悩みや心配事のもとを辿っていくと、他人の些細な言動や仕事の評価など「我々次第」とはほど遠くどうでもいい絵空事ばかりであったと、ふと我に返ってきたような心境です。
何事...続きを読むにおいても他人に執着したり自分と比べたりせず、自分のできることを小さくてもコツコツと続ける意思の力をもらえました。
Posted by ブクログ 2023年10月08日
困難に対峙しているとき、心が苦しくなったときに読み返したい本でした。とても大事なことがマンガ・引用・わかりやすい解説で書いてあり、理解しやすいです。
自分次第であるもの、自分次第でないものの考え方は、わかっていながら日常では忘れてしまうので、この本を見て頭に定期的に入れたいと思いました。
Posted by ブクログ 2023年08月21日
心を救ってくれることばかり書いてあった。
大好きな本。
「失った」のではなく「返した」という考え方がよかった。
先日、愛犬を亡くした。悲しい想いが続いている。でも、このエピクテトスの考え方がすっと自分の中に入ってきた。そうだよな、今いるものも、あるものもいつかはなくなるんだよな。とても悲しく、切な...続きを読むいけれど、この文に出会えて良かった。
Posted by ブクログ 2022年12月18日
とても参考になる本でした。
奴隷という身分でありながら「よく生きる」ということを考え続けた哲学者エピクテトスの理論が漫画を交えて、わかりやすく解説されており、すっと心に入ってきて、心が楽になりました。
現代人こそが読むべき一冊です!!!
ぜひぜひ読んでみてください。
Posted by ブクログ 2022年12月05日
生きやすくなれる本。
奴隷の哲学者ってどういうこと?! と興味を持ったのが読んだきっかけ。
我々次第ではないものを軽く見る、というのに驚かされた。
読んですぐに急に考え方を変えられるわけでもないけれど、読書の積み重ねで「よく生きる」ことができるようになりたい
Posted by ブクログ 2022年09月25日
手元に置いて何度も読み返したい本。自分を正しく認識し、感情や人間関係のしがらみから脱し、真に「よく生きる」ためにはどの様に考えれば良いのか。エピクテトスの哲学を漫画と解説で大変分かりやすく解説しています。
Posted by ブクログ 2021年12月14日
奴隷出身のストア派の哲学者エピクテトスの考えを悩める奴隷の若者ニウスとのやり取りで分かりやすく解説した良書。エピソード漫画→「提要」からの引用→解説の流れでサクっと読めます。以下ダイジェスト。
1.認識を正す
我々次第でないもの(病気、死、貧乏、他人の評価、過去、事実など)と我々次第のもの(意味...続きを読む付け、意志、行動など)を徹底的に分けて、後者に意識を向けること。
2.感情の奴隷から脱する
負の感情を生み出しているのは、負の意味付けをしている自分であることを認識する。
第三者の視点で出来事を観察する。
失ったではなく、返したと考える。
3.人間関係のしがらみから自由になる
事実を把握するところで立ち止まれ。そこから先の善悪の判断を下すには慎重であれ。
無教養のもの→他人を批判、教養の初心者→自分を批判、共用のできた者→他人も自分も批判しない。
4.真に成長し、よく生きる
地位、名誉、財産、肉体、容姿→いつか喪失する可能性。真に自分にあるものは心のあり方だけ。
Posted by ブクログ 2021年08月12日
本棚に必ず置いておきたい、何度も読み返したい本。
イラストがあるので分かりやすいし刺さりやすい。
「我々次第でないもの」軽く扱うこと。
これが刺さる。他にもいっぱい刺さる。
奴隷という境遇にあっても心が自由だと思えるこの人の精神を取り入れれば、現代の私たちがむやみに絶望することも減らせるはず。
Posted by ブクログ 2021年03月09日
どこかで聞いたり、何となく分かってはいても、心の底から理解しているとは言えない数々の言葉が刺さり、非常に読みやすくもあった。
私はちょうど会社の昇進やらお金のことで色々考えている時期であったが、タイミングもよく、改めて考え直すきっかけを与えてくれた一冊。
自分でコントロールできないことは考えない...続きを読む。ただ、諦めるとも少し違う。
今自分でコントロールできる事を最大限やっていく。
頭でわかっていても、心まで腑に落ちてないことが多かった。
それを再認識して、さらに自分に落とし込んでいく。
その手助けをしてくれるいつも読み返したい一冊。
Posted by ブクログ 2021年02月26日
・「よく生きること」を考える
・我々次第のものと、我々次第ではないものを区別する
・自分ではどうしようもないもの、少なくとも他人の意向や運に左右されるものは軽くみる。
・自分自身でどうにもならないことは願ってはならない。
・それ自体に良いも悪いもない。自分の捉え方で良いことになる。
・起こった事実は...続きを読む我々次第ではないが、評価は我々次第でどうにでもなる。
・事実と評価を区別すること。
・過去にも未来にも欲望を向けるな。現在の与えられた状況を見据えて享受すること。
中華料理の食卓のように、手元にきたら行儀良くとる。過去や未来に固執するな。
・不安になるのは、事柄そのものではなく、
その事柄に関する考え方にある。
・死ぬこと自体は恐ろしいものではない。死を恐ろしいと思う考え方、それ自体が恐ろしいものの正体である。
・自分に関する出来事を、なるべく他人事のように捉えてみる。
→自己を客観視して感情を抑制し視野を拡げる。自己の事で捉えると視点が凍りつき動かせなくなる。
・悪や不幸というものは突然であるほど悲惨。準備や心づもりがあると悲しみも緩和できる。
・自分も、大事な人や物も周囲もいつかは消え去ってしまうということ。これを想像しておくだけで、いたずらに何かに執着することもなく、今を豊かに享受できる。
・失ってしまったのではなく返したと考える。
もともも全ては自分の所有ではなく神から貸与されているものとみなす。
・起こりうるリスクや嫌な事を想定しておく。理不尽なことが起きても想定通りにしておくこと。
・この人と私はどういう関係か。相手の先入観を取り払い、改めてお互いの関係を見直す事が人間関係の改善において重要。
・自分自身にそう思われればよい。
承認欲求が強すぎると、自分の行動原理を他者に握られることになる。
・自慢したりひけらかすこと→ 自分以外の何かを得意がっているに過ぎない。
自分が得意になってよいのは「心の動き」を適切な状態に維持している時だけ。
・死を常に眼前に置くことで大切なことがみえてくる。
そうすることでいたずらな欲求に振り回されることはない。
地位や名誉などを得るために人生を棒にふることがいかにムダか。
・本当の幸せとはなにか、自分が人生で成し遂げたいことはなにか、を考える。
・君は演劇の俳優である。人生という舞台のなかで与えられた役を把握し演じ切る。
・自分の手で変えられること、反対に受け入れなければならないこと、この境界を正しく見極めること
Posted by ブクログ 2024年04月09日
嫁さんに薦められて読んでみた。
エピクテトスは寡聞にして知らなかったですが
良い事言ってるね。
禅の思想にも似ているので、すんなり受け止められる。
Posted by ブクログ 2024年02月03日
漫画があることでイメージが付きやすく読みやすかった。
他人と自身、コントロール可能なこと出来ないことを見極めるなど穏やかに生きてくための優しい考えがまとまっており気持ちが楽になった。
“自分でどうにかできるものには力を注ぐが、どうにも出来ないものは放っておく”
Posted by ブクログ 2023年12月29日
君を侮辱するのは君を侮辱しているとみなす君の考え
起こることをどのように捉えるかによって心が乱される
人々を不安にするものは事柄それ自体ではなくその事柄に関する考え方である
目の前の快楽より日々の小さな苦労
現在の小さな苦痛を選択することが、将来における大きな苦痛を回避する
他人がどういう...続きを読む思いでその行動にいたったかを知らないで黙れかの善悪を判断することはできない
困難こそが人を成長させる
Posted by ブクログ 2023年12月12日
分かりやすい漫画と例、原文の訳が併記されている。物事の捉え方次第で思考や感情が変わったり、自分が変えられることか、自分ではどうにもならないことかで物事を区別し、前者は対処し、後者は手放すといった考え方は、認知行動療法の捉え方にも通じる部分が多く、今に通じる視点が古代からあったのだなぁと思った。
Posted by ブクログ 2023年10月08日
簡単にまとまっているのに、参考になった。特に人間関係に迷っている人におすすめ。全ては我々次第、根性の奴隷から脱する、傷つけられたと考える時に実際に傷くけられたことになる、他人も自分も非難しないのが教養のねきたもののすること、あらゆる関心は自分の心に向けるべき
Posted by ブクログ 2023年09月17日
嫌われる勇気、アドラー心理学に通ずるような内容でした。自分ではどうしようもないものを区別するとか、根底で共通するような考え方が多いです。どうしようものないもの=大いなる存在=神様なのは時代の古さを感じるところはありますが。
Posted by ブクログ 2023年07月30日
読みやすい本でした。
「本が友達」という人がいるなら、その友達はこういった本なのかもしれないと思いました。
多くがなるほどと頷ける内容でしたが、全てに共感できたわけではないので、時々読み返すと、また感じ方が変わっているかもしれません。
Posted by ブクログ 2023年03月20日
ストア派のエピクテトスによる幸福論といえる。「自由に至る唯一の道は我々次第でないものを軽く見ることである」自分でなんともできないことは放っておけ。老子に似ている。どういう考え方をすれば幸せになれるのかを考えさせる。シンプルなことなんだけど、人間は欲深いので自ら不幸にハマってしまうのだ
Posted by ブクログ 2022年02月16日
良かった。
何が良かったかというと、哲学者が持つ練り上げられたロジカルシンキングに触れることが出来たからだ。
自分の死すら感情を排除し、状態と事象を分けて考えられるのは、もう神の領域だと思う。
特に気に入ったフレーズをまとめる。
・自由に至る唯一の道は我々次第でないものを軽く見ることである
・何が...続きを読むやってこようとそれから利益を受けることはできる
・人々を不安にするものは事柄それ自体ではなくその事柄に関する考え方である
・君の杯が壊れた時も他人の杯が壊れた時と同じ態度を君は取らなければならない
・他人をも自分をも避難しないのが教養のできたもののすることである
・記憶しておくがよい君は共演の 座に列する時のように振る舞うべきであるとある料理がぐるりと回って君の元にやってきた手を伸ばして行儀よく自分のぶんだけ受け取るがよい。通り過ぎてしまった引き留めるなまだ来ない遠くから欲望を投げかけるな君のところに行ってくるまで待ちなさい君の子供に対しても妻に対しても官職に対しても財産に関してもこのようにするが良いそうすれば君はいつか神々と饗宴で同席する資格を持つ者となるだろうだが君のもとに置かれたものでさえも手を出さずに見過ごすならばその時君は神々と同席するものであるだけでなく神々とともに支配するものとなるだろう
Posted by ブクログ 2021年12月18日
とっても心が軽くなった!
自分にできること、そしてまわりの環境を見極め、心と向き合い、整理すること。
大切なことは、心の成長。
いくら知識があるとか足が速いとか、お金があるとか、それよりも大切なこと。
ありがとうございました。
Posted by ブクログ 2022年10月10日
よく生きる=幸福に生きる
自分の裁量内にあるものとそれ以外を区別する。
避けたいものも、自分で避けられるものとそうではないものがある。
自分で避けられないもの(死や病気、貧乏)を避けようとしない。避けようとするから不幸を感じる。
他人に何かを望むのはバカのすること。
他人の評価から逃れる=思い通り...続きを読むにならない典型。
事実と評価を区別する。どう評価するかは自分次第。
自身に起きた出来事を受け入れ、将来の不安を一掃する。
遠くから欲望を投げかけるな。やってくるまで待ちなさい。享受できるのは未来でも過去でもなく、現在の状況だけ。
感情の手前には、判断がある。昔の失敗談を笑われても気にならないのは昔の行動に対して言われていると判断できるから。
他人の不幸と同じように自分の不幸に向き合う=自分の出来事は不幸であっても幸福であっても他人事のようにふるまう。
不測の事態に備える=人やモノ、自分ですらいつかは消えてしまうことを想像しておく。
失ったら、盗られたら、壊れたら、死んだら、神に返したと考える。いつかは返すもの、と心得る。失った、ではなく返した。
快楽を享受するか、享受した後公開するか、どちらがいいか。現在の小さな苦痛が将来の大きな苦痛を回避する。
あらかじめ、生じうる出来事を想像しておく。覚悟を持っておく。
過剰な承認欲求は他人の行動原理の奴隷になる。
事実を把握するところで立ち止まり、価値判断は慎重に行う。
最も幼稚なのは他人の避難。教養のできたものは、他人も自分も非難しない=冷静に事実だけを見つめる。
自己欺瞞=負の感情の根源=自分の都合のいい判断をしていないか、常に警戒する。
欲望を適切に抑えられるかどうか。
賢いと思われたい欲望が、盲目にする。心の外側よりも内側を成長させる。
死を眼前に置く=自分が死ぬこと、を意識に置く。いたずらな欲求に振り回されることはない。
Posted by ブクログ 2021年01月14日
奴隷としての人生から生み出した、
『意思だけは絶対的な自由』という彼の哲学。
その説得力には筆舌に尽くしがたいものがある。
「我々次第でないもの」を軽く見る勇気。
これは、『7つの習慣』(スティーブン・コヴィー著)やアドラー心理学の『嫌われる勇気』でも語られている。
あなたの意思は、本当に自...続きを読む分自身の意思であるだろうか。
我々次第でないものに踊らされていないだろうか。