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時代を超えて人生の指針となり続ける、古代哲学者エピクテトスの教え。負の感情に振り回されないためにはどうすべきか? 人間関係に思い悩まないための考え方とは? 自分に与えられた境遇をどう捉え、生き抜くか? 自由に生きるとはどういうことか? 彼の残した言葉から「よく生きる」ためのヒントを読み解く
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Posted by ブクログ
ローマ時代の哲学者で奴隷として生まれたエピクテトスの言葉をわかりやすく書いた本。 <印象に残った言葉> 「我々次第であるもの(自分がコントロールできるもの)」と「我々次第でないもの(自分がコントロールできないもの)」を分ける。それにより自分の欲望の対象を限定する。「我々次第でないもの」は例えば地...続きを読む位、名誉、評判など。 「事実を把握するところで立ち止まれ。そこから先の、善悪の価値判断を下すには慎重であれ」それが他人の振る舞いに対して寛大になれる道。
エピクテトスの哲学と魅力を現代人にとにかく誤解なくわかりやすく噛み砕いて伝えようって作者の熱意を感じた。最近ストア派哲学の魅力に気づいた私に本書はうってつけでした。 題目→漫画→解説の流れがよく、当時の状況も現代人に合わせた例えが付いていて古代も現代も人の悩みって不変なんだなぁ、それ故に対処方も大...続きを読むきくは変わらないんだなぁと感じた。 悲しい出来事が起きたのではなく、自身の期待や自惚が起きたことを悲しいものと解釈している。 どこで誰と生きるかは神の仕事、そこでどう生きるかは我々の仕事、神に与えられた場で勇ましく生きる我々の姿を見せてやろう。
読んでよかったです! 1つの文ごとに、とてもゆるりとしたかわいい絵柄の漫画がついているので大変読みやすく、そしてわかりやすく、一気に最後まで読みました。巻末にこの本に出てきた「提要」の原文訳まとめもついていました。時を超えて不変の、人間が頭を抱える問題についてシンプルに痛快に大変分かりやすく解決策が...続きを読む書いてあるなぁと感じました。
うん、とても良かった。ソクラテスの無知の知くらい今の自分に刺さった。でも定期的に読まないと忘れちゃう、、ってくらい自分次第じゃないものについて、あーでもないこーでもないって悩んでばかりだよ。どうして最初っからこの思想を教えてくれないんだろう。笑
何度か読み返したい本。 漫画があって、拒絶反応を起こさず最後まで読めた。 エピクテトスの他の本と内容はほぼ同じだが、こちらの本の方が内容がスッと中に入ってきて消化できた。
正直、古代ギリシャ人と同じ悩みを持ってるんだぜって話のネタを得るために読み始めたんだけど、内容が刺さるものが多くて、思春期の頃に知りたかったなって思った。自分の行動でどうしようもならないものに思い悩むことはやめよう。少し気持ちが楽になった。 私は他人の評価ばかり気にして、自分を責めて、過去を悔いて...続きを読む、持病は嘆いてきた。どれも今の自分ではどうしようもできないので、今に生きようと思える内容だった。 全てが共感できるというわけではないが、読んで損はないと思う。
失ったものへの考え方など新たな気づきが多いほんだった 物をなくしたり大事なものを失った時はお返ししたと考えること そう考えると自分の身体も借り物やから最大限使わせてもらわないとな あとは自分の影響の及ばない範囲はほっておく、そっとしておくという考え方 営業とかでもそうで 実際購入するかプロモー...続きを読むションをするかはお客様が決めることでそれで悩ませても仕方ない 自分でコントロールできるところを最大限に注力して頑張るようにする
紀元1世紀後半ごろから2世紀の前半にかけて生きていたストア派のエピクテトス。奴隷の身であり、足が不自由であるが「隷属と自由」を解き、解放後は私塾の教師となりました。特に著書は残さなかったのですが、弟子が語録にまとめたものが一部現存しています。 まんがと解説でわかりやすく理解できる構成になっていて、ど...続きを読むのエピクテトスの言葉も著者の解説も現代に生きる私たちの心に深く刺さります。 とても感動して、エピクテトスの教えどおり、自分の力ではどうにもならないことで悩んだり怒ったりするのはやめようと思っていたのに、一昨日、晩御飯に天ぷらを揚げている間に、夫と子供がメインのカツオの刺身を私の分を少なめに残して食てしまっていたので大激怒しました。 『自分が不幸な場合に、そのことの原因となった他人を非難することは、無教養な人のすることである。自分自身を非難するのは教養の初心者のすることである。他人をも自分をも非難をも非難しないのが教養のできた者のすることである。』(『提要5b』) 私は、まだまだこの本を読み足りないようです。でも、無教養でいいねんって思うぐらい旬のカツオをお腹いっぱい食べたかったです。
外野からの様々な刺激やプレッシャーを浴び続ける現代の私たちにとって、自分は自分、他所は他所であることを再認識させられる一冊でした。 悩みや心配事のもとを辿っていくと、他人の些細な言動や仕事の評価など「我々次第」とはほど遠くどうでもいい絵空事ばかりであったと、ふと我に返ってきたような心境です。 何事...続きを読むにおいても他人に執着したり自分と比べたりせず、自分のできることを小さくてもコツコツと続ける意思の力をもらえました。
何か悩むことがあれば、なんども読み返すと思います。 私の人生の処方箋のひとつになりそうです。 ありがとうございました。出会ってよかった。
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