ユーザーレビュー 奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業―――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために 荻野弘之 / かおり&ゆかり 正直、古代ギリシャ人と同じ悩みを持ってるんだぜって話のネタを得るために読み始めたんだけど、内容が刺さるものが多くて、思春期の頃に知りたかったなって思った。自分の行動でどうしようもならないものに思い悩むことはやめよう。少し気持ちが楽になった。 私は他人の評価ばかり気にして、自分を責めて、過去を悔いて...続きを読む、持病は嘆いてきた。どれも今の自分ではどうしようもできないので、今に生きようと思える内容だった。 全てが共感できるというわけではないが、読んで損はないと思う。 Posted by ブクログ 奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業―――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために 荻野弘之 / かおり&ゆかり 失ったものへの考え方など新たな気づきが多いほんだった 物をなくしたり大事なものを失った時はお返ししたと考えること そう考えると自分の身体も借り物やから最大限使わせてもらわないとな あとは自分の影響の及ばない範囲はほっておく、そっとしておくという考え方 営業とかでもそうで 実際購入するかプロモー...続きを読むションをするかはお客様が決めることでそれで悩ませても仕方ない 自分でコントロールできるところを最大限に注力して頑張るようにする Posted by ブクログ 奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業―――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために 荻野弘之 / かおり&ゆかり 紀元1世紀後半ごろから2世紀の前半にかけて生きていたストア派のエピクテトス。奴隷の身であり、足が不自由であるが「隷属と自由」を解き、解放後は私塾の教師となりました。特に著書は残さなかったのですが、弟子が語録にまとめたものが一部現存しています。 まんがと解説でわかりやすく理解できる構成になっていて、ど...続きを読むのエピクテトスの言葉も著者の解説も現代に生きる私たちの心に深く刺さります。 とても感動して、エピクテトスの教えどおり、自分の力ではどうにもならないことで悩んだり怒ったりするのはやめようと思っていたのに、一昨日、晩御飯に天ぷらを揚げている間に、夫と子供がメインのカツオの刺身を私の分を少なめに残して食てしまっていたので大激怒しました。 『自分が不幸な場合に、そのことの原因となった他人を非難することは、無教養な人のすることである。自分自身を非難するのは教養の初心者のすることである。他人をも自分をも非難をも非難しないのが教養のできた者のすることである。』(『提要5b』) 私は、まだまだこの本を読み足りないようです。でも、無教養でいいねんって思うぐらい旬のカツオをお腹いっぱい食べたかったです。 Posted by ブクログ 奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業―――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために 荻野弘之 / かおり&ゆかり 外野からの様々な刺激やプレッシャーを浴び続ける現代の私たちにとって、自分は自分、他所は他所であることを再認識させられる一冊でした。 悩みや心配事のもとを辿っていくと、他人の些細な言動や仕事の評価など「我々次第」とはほど遠くどうでもいい絵空事ばかりであったと、ふと我に返ってきたような心境です。 何事...続きを読むにおいても他人に執着したり自分と比べたりせず、自分のできることを小さくてもコツコツと続ける意思の力をもらえました。 Posted by ブクログ 奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業―――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために 荻野弘之 / かおり&ゆかり 何か悩むことがあれば、なんども読み返すと思います。 私の人生の処方箋のひとつになりそうです。 ありがとうございました。出会ってよかった。 Posted by ブクログ 荻野弘之のレビューをもっと見る