日垣隆のレビュー一覧

  • つながる読書術

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    読書についてあらゆる方法を述べている。読書会や電子図書についても書かれている。著者が自分の執筆したものを電子書籍化していることからより便利な方法を書いている。最後の読まずに死ねない厳選100冊の本をこれから読んでいこうと思わせる。

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    2025年12月10日
  • つながる読書術

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    「知的コミュニケーションのための読書術」を教えてくれる本。
    著者によると、読書には7種類あるらしい。「行動のバネにする読書」と「考える力をつける読書」は積極的にしていきたいと思った。

    「いつか読む本でなく、すぐ読む本を買う」とあるが、買ったときはすぐ読むつもりなのよ。でも読むペース以上の冊数を買ってしまうから、読み切れないの。そしてまた新しい本に手を出してしまうの。

    自分の関心の幅は案外狭い、というのはそうかもしれない。書店で興味のない棚も見てみよう。

    「おもしろい」にも7種類あるらしい。「知的好奇心を満たせるからおもしろい」のが一番好きかな。それぞれの「おもしろさ」を味わいつくす本もた

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    2021年02月20日
  • そして殺人者は野に放たれる

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    殺人を犯しても精神がやんでると思わせることができれば、刑が軽くなるどころか無罪放免となり何もなかったように生活することができる。被害者遺族無視の法律。

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    2015年03月14日
  • つながる読書術

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     日垣式過激殺法シリーズ?として楽しく読む(やはりストレッチ入門がハウツー物としてベストかと)。
     読み方に関してはかなり似たようなことをすでにしていることが判明。ただ、そこで停止し次につながっていない。これがもったいないので、読書会等のネタをたよりに、改善したく思う。すなわちより密度の濃い出力を得る(認識される)ための手を講じようと。
     仕事ではまり、もうギリギリ!という状態にもかかわらず本書を手にとってしまい、全部読んでしまった。妙なハイテンションのまま、突っ切っていけるかも、と本書を読んでなぜか思えた。で、撃沈。まだまだです・・・

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    2014年09月04日
  • そして殺人者は野に放たれる

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    ネタバレ

    刑法第39条「.心神喪失者の行為は罰しない。心身耗弱者の行為はその刑を減軽する。」を徹底的に批判した著作。タイトルからして随分攻撃的。
    しかし、アルコールや薬物の過剰摂取により心神喪失・心身耗弱の状態で行われた犯行に対し、39条が適用され減刑の対象になってきた事。また鑑定人が公正さを欠く(誰を鑑定人とするかで事実上結果も決まってしまう)、という現実は驚き。

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    2013年10月27日
  • そして殺人者は野に放たれる

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    古本で購入。

    「1.心神喪失者の行為は、罰しない。2.心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する」(刑法39条)
    「人を殺した者は、死刑又は無期若しくは3年以上の懲役に処する」(同199条)

    この2つの法、特に前者の39条をもって著者が指摘するのは、
    「日本は真の意味での近代的法治国家ではない」
    という、恐るべき実態である。

    精神鑑定という茶番により「責任能力なし」と見なされ起訴すらされない、つまり無罪放免となる凶悪事件が後を絶たない。
    「事件当時にいかなる精神状態であったか」というフィクション、しかも犯人の「わけがわからなくなった」「殺せという声が聞こえた」などという戯言により、「精神障害」

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    2013年08月16日
  • そして殺人者は野に放たれる

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    刑法第39条の「心神喪失」「心神耗弱」の乱発により、常人には理解できない犯罪が不起訴/無罪/減軽となり、犯罪者はすぐさま娑婆に帰ってくる。2人殺せば死刑だが、5人殺すのは「異常」だから「心神喪失」で「無罪」になる。 また、アルコールや覚醒剤の摂取後の犯罪も、なぜか「心神喪失(耗弱)」が適用され、減軽される。常識的感覚では刑が重くなるはずなのに、日本では軽くなってしまう! この「異常」な「法治国家」日本の問題点を鋭く抉る日垣隆の秀逸なリポート。第3回新潮ドキュメント賞受賞作品。

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    2011年01月21日
  • そして殺人者は野に放たれる

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    常におかしいと思っていながら、一般人にはどうにもならない問題である、「重罪を犯した人間が、『心神喪失』あるいは『心神耗弱』を認められ、刑が減軽されたり、無罪になったりすること」について、多くの事例を挙げながら具体的に踏み込んで検証している、日本のタブーに挑戦した快著。

    本書を読んで初めて知ったのだが、検察は起訴前に被疑者の精神鑑定(本来は違法であるそうだ)を行い、心神喪失が認められそうだと判断した場合、被疑者を不起訴とするそうで、その数は年間数百例に上るという。しかも、中にはきわめて残忍で凶悪な殺人犯も多く含まれているというのである。このような事態が起こる理由は、なんと起訴した事件について

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    2010年09月13日
  • そして殺人者は野に放たれる

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    重い刑法ってどうなってるの?難しそう、よくわからない…という方に!!
    提起された問題を通じて、殺人や強姦などの刑罰の仕組みについて、知ることができます。

    …悲しいことに、それらがどれほどアバウトなものであるかということを!

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    2010年09月08日
  • そして殺人者は野に放たれる

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    ズシリ、と重たい。
    それは著者の思いだけでなく、取材を重ねた中で得た事実にある当事者の現実や歴史があるからだ。

    感情的にならずに淡々と書いて欲しいとは思わない。
    冷静に整理しても僕には理解できないかもしれないから。
    そんな冷静さは出来損ないの法律で十分だ。

    被害者の悲痛な思いよりも、加害者の息づかいが静かに伝わってくる。それは何よりも知っておくべき現実なのだ。

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    2010年03月10日
  • そして殺人者は野に放たれる

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    心神喪失者および心神耗弱者の責任能力について規定された刑法第39条。よく精神障害者は罪を問われないとかって聞くけど、これほどまでとは。。。
    この本は、精神障害犯罪者が罪を問われず、すぐにシャバに解放され、そして犯罪を繰り返す、という日本法曹界の闇の部分を明白にした筆者の執念のリポートだ。

    正直なところ、精神障害犯罪者は病院で服役するみといった間違った知識を自分は持っていた。場所が精神病院というだけで、あくまでも服役しているのだと。ところが、この本を読んで分かったのは、入院は純粋に治療のためであり、服役でも何でもない。だから数ヶ月もすれば退院(釈放でない)して、普通に社会に戻ってくる。そも

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    2009年10月27日
  • そして殺人者は野に放たれる

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    昨今、尋常ではない殺人事件や犯罪の加害者が心神喪失や責任能力の皆無、などと言った精神鑑定の名できちんと法に罰せられず社会に復帰してしまう、と言う問題が色々な場で問題提起されていることは良く知ってはおりました。ただ、こんな現状なのか。びっくりしたし、背筋が寒くなる思いでした。

    誰でも知っているハムラビ法典の『目には目を、歯には歯を』と言う一文があります。これを教わったとき、目には目をだから目の被害者は加害者に対して目を攻撃できる。けれども目以外の例えば歯を攻撃することはしてはいけない。そういう法律なのだと教えていただきそうだよなあ〜と感心した思い出があります。人を殺した人は自分も法によって殺

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    2009年10月07日
  • そして殺人者は野に放たれる

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    「心身喪失的事件のうち八割が不起訴、二割が裁判で心身耗弱が認められて刑の減刑が図られる日本の不条理」
    ミステリ小説やドラマでは冷血な殺人犯が警察に捕まると一件落着あぁよかった、である。しかし実際には日本では、凶悪な殺人が、その犯罪が異常であればあるほど心身耗弱のせいにされ、不起訴となったり減刑されたりし、収容施設もないため野放しにされ……そして再犯を犯している。レクター博士は日本に来たらやりたい放題である。しかもその事実はマスコミも報道を自粛するため、国民に知られないまま。最近は被害者・遺族の声により状況は少しずつ変わってきているようだが…。読んでいてホラー以上に怖くてつらい本だが、裁判員制度

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    2009年10月04日
  • そして殺人者は野に放たれる

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    刑法39条という司法システムの穴、精神鑑定という証拠としてはただ曖昧に過去を推定下に過ぎない不十分と思われるものによって、凶悪犯罪が不起訴に終わっている、もしくは無罪、軽罪で済んでいる事実について、徹底して被害者サイドから書き進めたリポート。

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    2009年10月04日
  • そして殺人者は野に放たれる

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    「心神喪失」「心神耗弱」
    そもそも、殺人事件にこれらが伴わないことがありえるのか。
    通常の精神状態で、人を殺せるのか。

    「精神鑑定」
    その信憑性、標準性、信頼性に対する危うさ。

    事あるごとに悶々と感じていた。

    概ね、筆者に賛同。

    殺人者の多くが精神疾患を有するという結果に繋がる司法の判断が、精神障害者を何よりも蔑視していることに他ならない。

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    2009年10月04日
  • そして殺人者は野に放たれる

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    刑法39条・・・怖いな。
    背筋がぞっとした本です。
    みんなに読んでほしい。
    このままじゃいけないですよね、日本

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    2009年10月04日
  • それは違う!

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    おかしなことにちゃんと『それは違う』と言える数少ない良識者であり、ワカランチンな批判を並び立てず、しっかりとした根拠を踏まえ批判を行う数少ない良識者の方です。こういう方がもっと増えれば良いのに…

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    2009年10月04日
  • つながる読書術

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    楽しむため。調べるため。発想するため。自分を知るため。問題解決のため。自らの行動のバネにするため。考える力をつけるため。読書には7種類ある。

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    2020年03月15日
  • つながる読書術

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    前半の、読書の魅力や効果、お勧めの読み方など、面白くて引き込まれた。著者は毎月100冊読むという。すごい。巻末のお勧め100冊のリストも嬉しい。片っ端から読みたくなる。

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    2019年09月07日
  • つながる読書術

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    時間制限をして本を読んだり、選ぶ。これは仕事にも同じ方法論が当てはまる。
    著者の思考回路に一旦どっぷりつかることも大切。
    自分で印をつけたところを最後にもう一度見返し、まとめて読むと理解度が上がる。
    自分で、メモしたものを再読する習慣をつけなければならないと感じた。

    損切りを意識する。本当に強い勝負師は勝ち方より負け方がうまい。
    読書とは人生の先達に学ぶ近道。しかし、丸呑みすることなく、せいぜいアウトラインをつかむ程度にしておき、体験するプロセスでオリジナリティを付け加える余地を残しておく。

    考えるためには書くこと。話すことが有用。
    アウトプットを考えてインプットすると最短でアウトプットで

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    2018年11月23日