日垣隆のレビュー一覧
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記憶に残る読み方、さまざまなカテゴリーの「おもしろさ」の味わい方、読書で得た知識の深め方、などなど読書の上でためになる術がたくさん。
読書のモチベーションも高めてくれた本。Posted by ブクログ -
精神科医の診断、刑法39条に辛辣な見解を吐露する。心身喪失で無罪になった凶悪犯罪者を処遇する施設がない、容疑者を起訴して無罪になるとキャリアに傷がつくので検事は危険を避けようとする。野に放たれた犯人は再び暴れる。危険極まりない事実に悪寒が走る。2014.10.10Posted by ブクログ
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日本の裁判制度とは、事件の結果に対して刑を行うのではなく、事件を起す動機に焦点を当てるものである。なので事件当日、精神疾患がみとめられた場合はたとえ殺人者であったとしても不起訴となる可能性があるのだ。しかし、精神疾患だと認定されるための偽装を装う行為や、過剰に加害者を養護しようとする団体などにより...続きを読むPosted by ブクログ
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最近、本を読むことがめっきり減ってきて、たまに読んだとしてもビジネス本ばかり。そんな私には最適でした。それにしても読書会がそんなに行われているとは。。少し楽しみになりました。Posted by ブクログ
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読書について。著者の場合は多読乱読タイプ。圧倒的な読書量。それをどうしたらアウトプットに繋げられるか。教養としての読書と、ビジネスのための読書。その違いを理解して切り替えていくことが必要。読書会というイベントが興味深かった。参加してみるかな。Posted by ブクログ
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殺人者の類が世に何万も放たれている恐ろしい現状を改めて思い知らされる。被害者の悲痛な叫びをもっともっと発信していかなければならないことを痛感。責任能力とは一体何なのか。デスノートなど持ち出す必要のない公平公正な社会の到来を心から祈念する。Posted by ブクログ
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-凶悪犯罪は「なかったこと」にされ被害者家族を苦しめる「責任能力」とはいったい何か。その問いを発してから答えらしきものに辿りつくまで、私は、およそ10年の歳月を費やすことになる-
我が国の法廷がいかに被害者不在であるか。刑法三九条二項の削除を主張する著者が、心神喪失により無罪や減刑となった数々の実...続きを読むPosted by ブクログ