杉原保史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【目次】
01 信頼関係を作る
02 目標についての合意はできているか
03 さらに面接の目標について
04 面接におけるリーダーシップのあり方
05 オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョン
06 人の「私的で内的な世界」を尋ねる
07 話してくれない相手
08 本音は引き出すべき?
09 相手に語らせる
10 相手の答えよりもあなたの質問が鍵である
11 第一印象の重要性
12 第一印象がすごくよいとき
13 人を見る目
14 表面的な話をする相手
15 具体的に話してもらう
16 相手のプライドを守る
17 技術としての沈黙
18 「説得」しない
19 好奇心を持つ
20 思い通 -
Posted by ブクログ
現役のカウンセラーによるもの。
全体的にホワホワとしていて感覚的に書かれたように私には思えて、ハウツー本的なものなのに不思議な本だった。
考えずに感じること、価値判断しないでただ受けとめること、等々もやもやすることが書いてありました。たとえばカウセリングをしている人はこれを読んで「そうそう!」って思えるのだろうか?と疑問に思った。私は今まで、それだけ共感が何であるか知らずに人とコミュニケーションして来たのか…と考えた。(あ、ここでも感じないで考えてる?)
上記のもやもやポイントは、私にとって理解しにくいことであるのと同時に「なるほど」ポイントでもあって、他にも「カウンセラーは人の話を聞いておう -
Posted by ブクログ
プロのカウンセラーが日々の仕事の中で得た知見を分かりやすく開陳してくれた貴重な本である。
カウンセリングで大事なのは、傾聴と変化である。結果と言い換えてもいい変化を意識しすぎると、傾聴による信頼関係が弱くなり結局変化しないという結果になりがちである。そういう豊富な事例からTIPSとしてまとめたのが本書である。
また、相手に共感しすぎていると見えることも、ある狭い範囲に固定して共感しているに過ぎない場合が多い、という知見はハッとさせられた。共依存もそうだが、視野狭窄になってしまうと変化しにくくなる。しっかりと共感をした上で、立ち位置を変えてより広い範囲を見ることで別の解決方法も見えてくる。これが