大西尹明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんとなく怪奇小説といえば真っ黒な表紙のラヴクラフト!程度の知識しかないままに古本屋で見つけて買ってきました。買ってからしばらく放置してたけど、読みだすとなかなかおもしろかったです。
小学生並の感想で申し訳ないが、やはり怪奇小説というだけあって雰囲気がすごかったです。
闇に轟くものは読んでいて不気味な雰囲気がとても伝わってきますね。
エイクリーの正体は一体何なのか、どこまでを信用してよいのか、一体向こうではどんなことが起こっているのか。手紙から伝わってくるだけではあるが、読んでいるこちらまでついつい引き込まれてしまう。
正直、他の作品は闇に轟くものを最後に読んでしまうと霞んでしまいましたw
順 -
Posted by ブクログ
それぞれ初めて読んだということはないけれど、全集としてとりあえず一通り読もうって企画。
改めて読むと、なんか描写というか文章が下手な人だったのねという印象。(^^;
もしかすると、翻訳のせいかもしれないけれど、たまになにを言っているのかわかりづらい地の文があるんだよね。
読み直して思ったのは、旧神やら、いわゆるクリーチャーとの邂逅がおっかない話という印象があるんだけど、実際は話者の意識の変遷がおっかない話なのねってこと。
その視点で見ると、この本では「闇に蠢くもの」が特異な話なんだよなぁ。
現代のクトゥルフ神話の系列作品では、こっちの方が近い印象なんだけど。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「インスマウスの影」:旅行のさなかに訪れたインスマウスというさびれた町。その町では魚顔をした人々とその嫌なにおいが充満している。このような街の雰囲気作りや人々の描写・人知を超えた生物の描写など
はさすが、コズミックホラーの第一人者であった。
そして、オチとして、訪れた主人公自体がインスマウスの人物の血統であったというのも面白かった。
この物語の背景に筆者の自身の血統に対する嫌悪感や有色人種に対する偏見があるというのを読んだが、それがありありと感じられた。
「闇に囁くもの」:地球外生命体が地球に降り立ち、自身の目的を達成するために活動を続けており、その活動を妨げる物には容赦をしないというホラー