BronzeEYESTUDIOのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ロードス島戦記 新装版 4巻 3巻と4巻で上下巻になっている。
マーモ帝国の騎士アシュラムの狙う、ドラゴンの秘宝「支配の王錫」
を先に奪取するべく、パーン一行とスレイン一行で分かれて行動する後編。
スレイン一行は、「水竜」エイブラのもとへ向かう途中、フレイムの王カシューから
ライデン盗賊ギルドに協力してもらうよう促されたのだが・・・。
4巻目に到達した人ならお気づきかと思いますが、
今回も、仲間が・・・ってことで、FF2の展開はこれが元なのか?
なんて思う次第で、残り3巻でどうなっていくのかな。
パーンは毎回成長しているが、今回もまだ傭兵王カシューには少し及ばない?
ってなところの成長だっ -
Posted by ブクログ
ロードス島戦記 新装版3巻、4巻とは上下巻となっている。
火竜山の魔竜シューティングスターが餌場としている場所に
住んでいた人たちを次々と炎で焼き殺していた。
討伐するために、スレインは、妻のレイリアやパーン達を引き連れ討伐の冒険に
出た道すがら、フレイムのカシュー王を訪ねるのだが・・・。
今作では、マーモ帝国の後を引き継いだ形になる、黒騎士のアシュラムの
狙っているものがドラゴンに関係しているということで、
魔竜シューティングスターと水龍エイブラとの2つに部隊を分けて、
それぞれ行動することになった。
今回はさすがにドラゴン相手ということで、苦戦は間違いないが、
上巻である3巻では、終 -
Posted by ブクログ
ロードス島戦記 新装版2巻
カーラとの戦いで、サークレットを外しレイリアを救い出すことはできたが、
ウッド・チャックが欲?によって、サークレットを装着して立ち去ってしまった。
英雄戦争から2年、カーラの行方を求めて、旅を続けるパーンは、
強い魔法を操る魔術師の噂を聞き、砂漠の国フレイムを訪れる。
パーンが砂漠の国の領地紛争のためにフレイムの傭兵王カシューに助力する
ことになるが、パーンは成長したとはいえ、まだまだなところがどうなるか
ってところ。ティードリッドのパーンに対する想いが深まっているのは、
どっちの意味と捉えるか、今のところは読み手の想像の域は超えないと思うところ。 -
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Posted by ブクログ
第2巻を読破。
前回の事件から2年が経過。
パーンはディートリットとともにロードス島中を旅していて。
彼が捜しているのは、前回のラストで姿を消してしまった仲間――ウッド・チャック。
彼はカーラの魂が入った飾りを持って行ってしまったため、第1巻の黒幕だったカーラはどこかで生きている。
カーラは世界のバランスを保つため、いろいろ画策しては戦争や争いの火種を仕込んで。
そしてなによりパーンの仲間・ドワーフのギムを殺した存在。
でも作中でパーンがウッド・チャックの時間について触れていて、あ、そういう考え方もあるのか……と目から鱗。
パーンはカーラの情報を得るために、いつくもの戦場を渡り -
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「王になれ」と周囲から再三勧められても固辞して冒険者としてロードス島の平和のために奔走するパーン。シリーズを通して、目先の正義に囚われて暴走することもなくなりましたし、剣技で自分よりも優れた相手とまみえて敗北を知ったことでより戦士として強くなっているように思います。
「皆を助けたい」と願うあまり、国のためには犠牲もやむを得ないと判断しなければならない場面がある王位という立場には抵抗があるのかもしれません。共に戦った冒険仲間たちも、王位についたり宮廷魔術師となったりそれぞれの道を歩み始めています。
次がシリーズ第一部の最終話になりますが、これまでの冒険で育んできた絆がどのように実を結ぶのか、と -
Posted by ブクログ
前作で描かれた戦争の傷跡がまだ続く、二年後のロードス縞が舞台です。
正義まっしぐらの熱血主人公だったパーンですが、多少は価値観の異なる他者を理解することができるようになってきた点や、自身の行動が他人に与える影響を反省するようになったところなど、主人公としての成長が感じられます。
新装版として改稿されている部分があるとはいえ、やはり「昭和感」が漂う作品世界ではありますが、それでも楽しく読み進めることができるのは読み継がれてきた古典作品ならではの力があるからでしょう。
TRPGのシナリオであったからこそ、作品の舞台設定がしっかりしていることも、ともすれば荒唐無稽になることのあるファンタジーの世 -
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ロードス島戦記 最終章 上 第6巻
フレイム王国の宝物庫が盗賊に狙われた。
そこに出くわした騎士見習いのスパークは、手柄を立てようと意気込むも、
ダークエルフに苦戦し、取り逃がしてしまう。
自由騎士パーンの助言を得て、秘宝奪還の任務に燃えるのだった。
最終章にして、新キャラが多く、主人公がパーンではなく、スパークという
騎士見習いで、登場早々失態を犯してしまう。パーンの最初に似てるのは、
自由騎士パーンにあこがれているからこそなのだろうか。
上下巻で終わってしまうので、とこまで活躍し成長するか気になるところ。
最終章は前章からだいぶ時がたっているため、パーンはカシュー王や
カノン王と肩を並べ -