きたみりゅうじのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
良書すぎる。文系で社内SEやヘルプデスクまがいの「なんだかパソコンに詳しいあの人」が、「なんとなくは分かっているけど、モヤモヤしているあの仕組み、概念」をとても分かりやすく書いている本。
私はまさしく↑の職種についているけど、より詳しい専門職の人たちがいるのでそれ以上知る必要もなければ、聞けば彼らが教えてくれる環境にある。
これはこれでありがたいんだけど、彼らに説明を求めると、時々、噛み砕きすぎて本質がよくわからないけど意味がわかるもの、や、難解すぎて彼らが説明を諦めるもの、にあたることがある。
今回、この本を通してしっかりインプットできたように思う。20年近く改訂され続けているのは、分 -
門外漢向けとして最高
情報系の専攻だったり実践経験がある人には簡単すぎるだろう。
自分のように、100%自学自習で、単語や概念から慣れていかないといけない人にはうってつけ。
過去問は当然過去問集を別に買うべし。これは過去問集ではないのだから。 -
Posted by ブクログ
愛らしいキャラクタで、まんがも面白いが、書いてある内容もこんな奴いるのか!と驚愕の連続で飽きさせない面白さ。その後に続く人生訓も、きわめて質が高く、吉越氏や小室氏、勝間氏の主張と重なるところも多く、こういう部分は共通することが多いのだなぁと改めて思う。しかし、こんな奴らに囲まれて仕事をしていた筆者の心の強さに脱帽する。
[private]
以下注目点
・部下に「任せた」ということは、その人に一任したということです。もしその人が失敗したとしても、「彼でダメだったのなら仕方がない」と思えなくちゃいけません。上司として一任した責任を負う覚悟も必要です。この覚悟がないのなら、最初から責任を持って指示出 -
Posted by ブクログ
独立したらサラリーマン時代の2倍の年収を稼がないときついと本書に書かれていたのを見て、明確な数字でわかりやすく、なおかついかに独立することが大変かを感じることができた。
解説でよしたにさんも言っているように、サラリーマンは給料に、年金の半額の負担、さらに退職金と福利厚生まで、会社に面倒を見てもらって、こんなに美味しい商売はない、ということだが、そのサラリーマンを私は軽率に扱いすぎてきた傾向があったので、これからのサラリーマン人生、めいっぱいやりつつ、なおかつきたみさんのような、フリーランスの人生がどんなものであるかもじっくり勉強していけたらいいと思う。