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独立したらサラリーマン時代の2倍の年収を稼がないときついと本書に書かれていたのを見て、明確な数字でわかりやすく、なおかついかに独立することが大変かを感じることができた。
解説でよしたにさんも言っているように、サラリーマンは給料に、年金の半額の負担、さらに退職金と福利厚生まで、会社に面倒を見てもらって、こんなに美味しい商売はない、ということだが、そのサラリーマンを私は軽率に扱いすぎてきた傾向があったので、これからのサラリーマン人生、めいっぱいやりつつ、なおかつきたみさんのような、フリーランスの人生がどんなものであるかもじっくり勉強していけたらいいと思う。
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ITフリーランス系の内容に定評のある「きたみりゅうじ」さんの本。
2005年発刊の「フリーランスはじめてみましたが・・・」の文庫バージョン。
当時、フリーランスになりたての時に読んであるあるが散りばめられており感動した記憶が蘇ってきました。
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フリーランスになってからの実体験をリアルに書いた本。
苦労も描かれているが、何故か面白く読める。
自分もフリーランスを目指しているが、頑張り次第で結果はついてくるのかもしれないと思った。
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きたみりゅうじのフリーランスのジタバタな舞台裏を読みました。SEのフシギな生態などを書いた作家のエッセイでした。会社を辞めることになった経緯、会社を辞めた後の収入がないという不安感、書いた本が売れ始めたときの安心感などがきたみりゅうじらしく面白く描かれています。理解のある奥さんがフリーランスになりたいという著者の背中を押したのでした。いい奥さんだなあ、とあこがれてしまいます。フリーランスである著者は子供と過ごす時間がとても多いわけですが、普通の会社に勤めている人は夜と土日しか子供と一緒に過ごすことができないんですよね。子供と一緒に過ごすということが、普通の人にはできないという社会は病んだ社会なのではないか、と思ってしまいました。
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SEからライターとしてフリーランスになった筆者が、銀行残高に怯える独立当初から、いくつかのヒットを飛ばして安定した(かに見えた?)3年目くらいまでの様々なエピソードを語ったエッセイ集。
同じフリーランスといっても、筆者と自分を取り巻く状況は全く違うのだけれども、心理的な面で共感できることは多かった。
筆者のように自分の情熱を表現することにより、会社員では超えられない枠(収入だけでなく、時間の使い方や、仕事や人間関係の幅など、様々な側面を含む)を超えるというのが、一つ、フリーランスになる大きな動機付けだと思った。
最近モチベーションが上がらなくて、テコ入れのために何冊かこういった本を買ってみたのだが、自分はフリーで居ることによりどんな枠を超えたいのか?を今一度見つめ直す契機になったように思う。
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きたみさんのフリー転身時の葛藤や境遇が丁寧に描かれていました。
その時から約10年経った今ではフリーという働き方への理解と門戸は広がっているように感じます。
一つ学んだことは
『自分が納得出来るモノが出来上がるまで、成果に対してとことん真摯であるべき』
という姿勢は、見習いたいと感じました。明日の仕事頑張ろう!
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なかなか面白かった。自分もフリーランスだけど全然状況が違うから、普通のフリーランスは大変だなぁと改めて感じた。本当は自分も危機感もってなきゃいけないんだけどね。自然と仕事のつながりができるのって面白いもんですな。
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会社勤めのSEからフリーランスのもの書きになった作者のエッセイ。
同じフリーランスと言うことで頷きながら読めるところが多かったなー。
仕事しても実際のお金が手元にやってくるのはずっと先だとか、今は仕事があるけれど先のことは分からないとか。
あとは会社員のフリーランスに対する謂れなき偏見とか。
もとが軽めのエッセイなので、その辺を深刻ぶって解説していたりはしないんだけど、なんだか悲哀だけは十分伝わってきたわ。
非常に身につまされる話だったけど、普通の会社員はこういうのを読んでどう思うんだろ?
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フリーランスって大変だよというエッセイ。解説のよしたに氏も述べているが予想したよりも文章が巧い。フリーランスというのは要するに個人事業主である。ということは個人事業開廃業届出書を税務署に届けなければならないわけだが、そこら辺のことは書かれていない。たぶん、「フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。」に書いてあるのかもしれない。正直に言うと単行本で読む価値はあまりない。文庫本か古書なら妥当だろう。単行本の場合約1500円もするがその価値に値するかと言えば微妙なところ。筆者はあとがきで単行本は期待したほどの売り上げは無かったとあるが、まぁ、そうだろうなと思う次第。結局、エッセイで1500円も出して買う人は少ないのだろう。「フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。」に期待する。