ブレネー・ブラウンのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
武器を捨てるということの意味
普段は目を向けないような、感情の深い部分に優しい口調で語りかけてくれ、とても心に響きます。
涙なしでは読めませんでした。
知らず知らずのうちに傷付かないように生きてしまっていたこと、それで得られるものは何もないこと、たとえ傷付いたとしても大切な人には丸腰でいたいと思えました。 -
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TEDでのスピーチをきっかけにこの本を読んだ。
誰かの目を気にしたり、批判非難されるのを恐れて完璧主義になってしまう自分に気が付いた。どんな自分でも受け入れる強さがあれば、自分の弱さと向き合い、受け入れることができるのではないか。批判や非難があった時に、自分自身の価値まで問われるものではなく、その行動に焦点かあったっているということ、人の価値と成果は結びつかないことは自分に対しても他人に接す時も意識したい。
・自分の価値を他人の評価にゆだねたとき、恥はあなたの人生をのっとり支配するようになる。
・完璧にやり完璧なように見えれば、非難、批判、恥による痛みを最小限に抑え、あるいは回避できると -
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この本では恥やヴァルネラビリティが重要な概念として紹介されている。
恥はあまり欧米で詳しく取り上げられるイメージがなかった。また、筆者のヴァルネラビリティの定義、不確実性、リスク、生身をさらすこと、は以外にもタレブの著書『身銭を切れ』にも通じるように感じた。
偽りのない生き方をしている人の特徴として、以下の3つも紹介されていた。
⒈ 自分の本当の気持ちを感じる
⒉ 感覚をマヒさせる行動に注意する
⒊ つらい感情にともなう不快感を前向きに受け入れる
また、以下の点は心理的安全性の概念と共通するものがある。
きついことを話すのに「不快感を覚えなくなる」ことではなく「不快感がふつうのことになる」 -
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今年1番心に響いた本。
TEDで有名なブレネー・ブラウン。兄に教えてもらい衝撃を受け、本を買って読んだ。
ヴァルネラビリティとは、もろさや傷つく可能性のある状態。
私がずっと鎧、と呼んでいたものは、このヴァルネラビリティを覆い隠すためのものだったのだと気付いた。生身をさらすことは、勇気がいる。
悲しい出来事があると、つい「やはり信頼できるのは自分だけ」という言葉が頭に浮かぶ。生身をさらして人と向き合うことから逃げ、そうして、どんどん鎧を強固にして生きてきた。
鎧によってガードされた自分だけの世界は、それはそれは安全で、周りに干渉されなくて、自由で…そして、ぽっかりがらんどうだ。傷つくリスクがあ -
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ネタバレチェック項目11箇所。欠乏感に対抗できるのは、豊かさではない、むしろ豊かさと欠乏はコインの裏と表だ、「足ることを知らない」欠乏感の対極にあるのは、充足感であり、、「偽りのない心」なのだ、偽りのない心の中心には、ヴァルネラビリティと自己肯定感がある、確実なものがなく、もろさをさらし、感情的リスクを負いながらも、私はこれでよいと思えることである。ヴァルネラビリティとは、「不確実性、リスク、生身をさらすことである」と、私は定義している。人生の大切な感情的側面を取り戻し、情熱と目的意識をふたたび燃え立たせたいのなら、傷つく可能性と向き合い、それにともなう感情を感じられるようになる必要がある。つらい境遇
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Posted by ブクログ
研修の課題で、ブレネーさんのTED動画を見た。
混乱した。
心のもろさ(ヴァルネラビリティ)を扱っているにも関わらず、言ってること、やってることはメンタル強い人のそれで、いやそれ弱さちゃうやん!どこが弱いねん、それ心が鋼の人ができることやろ。と、思ってしまったのだ。
本当にそういうことを言っているのか知りたくて(ある意味ワラにも縋るような気持ちで)、もう少し自分のペースで向き合える「本」を読むことにした。それで手に取ったのがこの本。TEDで彼女が語っていたことが、より実感を持って具体的に紐解かれている。
紐解いてみたら、やっぱり強かった笑。
自分の心の弱さを受け入れるということは、私は弱い、だ -
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「恥をかんじることは不要」
こんなタイトルが似合う本だと思った。
起業準備をしてるものの実際に踏み切れない今の自分には役立った。あと子育ての点でも。
以下心に残ったフレーズ
・子供にこんな大人になってほしいと思える大人であるかる努力しているか?
・子供を叱るとき、行為と子供の人格を切り離す。
・あなたのアイデアや挑戦に対する非難や冷笑や失敗はあなたの人格の非難や欠落ではない。
・本当に勇気のいる大切なことが、ただそこに立つだけだということもあるわよ。
・文化とはその場所のやり方のことである。
・抱負としての価値感と実践している価値感にギャップがないか?
・関わるとはテーブルの同じ側に立つこと。 -
Posted by ブクログ
「恥」に打ち勝ち自分らしく生きるにはヴァルネラビリティが大切だと言うことを説いている本。
ヴァルネラビリティ=「不確実な状況の中で、傷つくリスクを負って、本当の自分を人にさらけ出すこと」
日本語訳とはニュアンスが異なるのでこの概念を理解するのに少し時間がかかる。
「恥」は「ナルシズム」や「完璧主義」など様々な特性に根ざしている。
私達は「恥」によって自分を傷つくことから守ろうと、自分に嘘をついたり攻撃的になったり自分の殻に閉じこもったりする。だけどそれに打ち勝つにはヴァルネラビリティの生き方を実践していくことで本当の人生の充足感を得られるというのだ。
〜以下感想〜
ヴァルネラビリテ