渡辺隆裕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
競馬の本って初めて読んだけれど、競馬での勝ち方が書かれているのではなく、競馬がどんなものなのか、ビジネスについて、歴史的名馬について、中央競馬と地方競馬の違いなど、知らなかったことだらけで面白くてどんどん読み進めてしまう。今すぐ馬券を買ってみよってことにはならないけれど、いつか機会があったら試してみてもいいかもしれない。名馬列伝を見ると、メインキャラではないウマ娘たちも そうそうたるメンバーだということが分かる。マルゼンスキー、シンボリルドルフ、メジロラモーヌ、オグリキャップ、メジロマックイーン、トウカイテイオー、ナリタブライアン、タイキシャトル、エルコンドルパサー、テイエムオペラオー、ウォッ
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Posted by ブクログ
ゲーム理論をはじめるならまずこの1冊を。
他のゲーム理論入門書との違いは,以下だと思います。
平易な説明,演習問題の充実さ,応用例の豊富さ。
応用例は以下のゲーム論啓蒙書からも引用があります。
Dixit『戦略的思考とは何か』
McMillan『経営戦略のゲーム理論』
読者の多様な関心領域を広くカバーしています。
演習問題の多さは,類書より優れると存じます。
(船木先生の演習ゲーム理論という例外を除く)
これを解けば,ぐっとゲーム理論の理解が深まります。
4、5章の以下箇所で,経済学基礎知識が要求されます。
オークション、不完全競争市場
もしこの点に不安があれば,以下の併読を -
Posted by ブクログ
ここ何十年かの経済学は、ゲーム理論と情報の経済学が牽引して発展してきたと言っても過言ではなく、均衡理論にとってかわったような状況ですね。経済学の一分野どころか、経済学の共通言語になったといってもいいかもしれない。ところが、学部レベルや資格試験でのミクロ経済学のテキストでは、ゲーム理論はテキストの後半に1、2章ちょろっと触れられているだけのものが多くて、ゲーム理論の基礎を理解するにはなかなか難しい。でも、最新の経済学の成果をキャッチアップするにはしっかりとゲーム理論を押さえておかないと、そう思って復習してみました。
いままでに読んだゲーム理論のテキストの中で最もわかりやすい。
例示が豊富で