間宮陽介のレビュー一覧

  • 雇用,利子および貨幣の一般理論 (上)
    古典経済学のアダムスミスの経済原論
    マルクス経済学の資本論
    近代経済学のケインズの一般理論
    現代経済学のサミュエルソンの経済学
    この4冊が、経済学部の教科書として長らく引用されてきた。

    数学の考え方である限界理論を、経済学に適用しようとした試みは、
    その後のコンピュータの発展とともに、実用的にはな...続きを読む
  • 雇用,利子および貨幣の一般理論 (下)
     宇沢弘文の解説と訳者間宮の「若干の覚書」が実にいい。「一般理論」を読んだことはないが、他のマクロ経済学の教科書等でケインズ理論をかじったことがある者は、本書を読めば、目からウロコがボロボロ落ちること請け合いである。
  • 雇用,利子および貨幣の一般理論 (上)
    未曾有の大不況1929 失業者「助けてくれ」古典派「失業者は価格=賃金が高すぎて売れ残った商品だ。賃金を下げれば、雇ってくれる経営者も出てくるだろう。失業は自然に解消される。市場に任せるべし」
    ピグ―「失業が解決しないのは、労働組合が賃下げに反対し、賃金が下がりにくく硬直しているからだ。労働組合をつ...続きを読む
  • 雇用,利子および貨幣の一般理論 (上)
    のちに『ケインズ革命』と言われるようになった新しい経済学の原点。現在使われているマクロ経済学のテキストのはないケインズ自身の考えに触れられる古典。

    ただし、ひどく読みにくく、これを100%理解できる日がいつか来るのかは謎である。

    下巻も急いで読んでしまおう。
  • 雇用,利子および貨幣の一般理論 (上)
    この著者は結構難しい言葉を使いますが、辞書で調べれば出てくる程度の言葉ばかりなので、大丈夫(読もうと思えば読める)だと思います