加藤節のレビュー一覧

  • 完訳 統治二論

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    社会契約論の基本の基本。原書なのにさっくり読めるのが得した気分、と書いてしまうのはミーハーすぎるか。読むときは社会契約論の参考書と、(少なくとも)ホッブス、ヒュームを併用しないと「分かったつもり」になってしまうのが怖いけれど。

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    2009年10月04日
  • 完訳 統治二論

    Posted by ブクログ

    主張が項目ごとコンパクトにまとめられていて、ロックの政治思想の中心である社会契約論が分かりやすく述べられている。ロックの特徴的な思想として所有権と抵抗権があるが、それらが共に聖書的・キリスト教的に根拠づけられていることは興味深い。「天への訴え」に関連して述べている次の文章など、まさに終末論的である。
    「地上に裁判官がいない場合は、訴えは天の神に通じている。だからその疑問は、他人が私と戦争の状態に立ちいったかどうか、またその場合に、私がエフタのように天に訴えてよいかどうか、果たしてだれが裁くのか、ということを意味するものではない。そのことについては、ひとり私だけが自分自身の良心において裁判官とな

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    2009年10月04日