横尾忠則のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
芸術家横尾忠則が80歳になった現在の自分の生き方、芸術観、老いや道楽についてを語った本。面白かったのは、骨折で入院中におきていたベッキー騒動について、「『センテンススプリング』なんて、いい言語感覚ですね」といってるところや、横尾自身の言葉ではないが、「神秘思想家のグルジェフは、一人の人間の中に多様な『小さな私』がいると言ってます。『小さな私』がそれぞれに役割を果たしているということのようです。」といっているところ、そして「僕の評価の基準は」、まず外面です。外面に内面が反映しているはずです」と言っているところだった。なお、本文とは全く関係ないが、他におもしろかったところとして、デザイナーの亀倉雄策氏に言及されている部分で「雄策」の記載に誤植があったようで、そこのところだけ小さなシールを貼って訂正しているところ。本書中に数か所あった。いまどきなかなか見ない手法なので、ちょっと驚き。本書の初版が何部発行されたのか分からないが、これをやるのは相当難儀だったはず。作業された方には本当にご苦労様でした、と申し上げたい。