伊藤昌亮のレビュー一覧
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令和の若者はなぜ熱狂し、信奉するのか。
ひろゆき、石丸伸二、参政党、そして高市早苗...
なぜ彼らは社会を動かしたのか。
本書ではそこに「曖昧な弱者」という要素を見出すことでこれらの"旋風"に共通点を見出していく。
時代の潮流が掴みにくくなったとされる令和の時代、
大衆から個人へと消費や関心が変化した時世において、もはや全体を可視化しながら巻き込むことができる手段は非常に少ないだろう。
しかし、我々が細分化されていると考えられてきた思考は、意外にもその背景の陰で強大な世論を築きあげている。
本書の表題でもある「曖昧な弱者」。
本書においてはこう定義されてい -
Posted by ブクログ
「明白か?曖昧か?」、その補助線を引くだけで、世界がこんなに観察できるようになるとは!多くの方に「必読」と言わせたのも納得の一冊。
リベラルと自認する潮流がなぜ人気ガタ落ちなのか。高市政権や参政党の跳躍とそこにくすぐるドグマを、キーワードひとつで浮かび上がれせる技が凄い。一方で、まさに「曖昧」がゆえに、実際どうする?の議論にはとっつきにくさもあり、伊藤先生が打ち出した補助線を、僕らがどう活かしていくかには、またひとつ発明が必要な気もしている。取り急ぎ、いち商売人として、補助線を意識しながら、この社会に参加しながら、答え合わせしていきたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本の現状を政治的な出来事、インフルエンサー、事件から読み解く本書。まず自分が政治についてあまりに、無知であることを知った。その上で左右、上下、新旧対立。リベラル、ネオリベラルなどいろんな立場の考えを知ることができた。
曖昧な弱者という言葉を定義することで、明白、曖昧、弱者、強者という切り取り方で今の日本の現状を、紐解いていく。ごちゃごちゃしていたものが読み進める中で、少しずつ整理されていくのが快感であった。
思ったことは、人はやはり、自分が可愛くて、無いものねだりする生き物であるということ。近年、メディアの発達もあり、人の立場みたいなものが多様化して、今まではっきりしてなかったものがどんどん -
Posted by ブクログ
独身未婚中年男性の自分が読んでみました。
なかなかおもしろかったです。
ネット空間は、人間の本性も可視化されたってことなんだろうなと思いました。
リア充はたぶん、ネットなんて使っている暇ない・・・。
(使うとすれば、自分の儲けになるPRのために使う)
著者の伊藤先生がネットで「弱者男性」に関するインタビューを受けている記事を読んだのですが、そこで言われる「弱者男性」って、ヘテロ男性のことなんだなと、ヘテロではない自分は思ったのでした。
本当の弱者はきっと、声も出さずに静かに溺れていくように思われるので、顕在化されることはないのかもしれません。