佐藤友哉のレビュー一覧
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加藤さんの「青と赤の物語」と千早さんの「あかがね色の本」が好きでした。
何度も出てくるテーマ、
「物語がなくなったら?」。
自然といつも以上に大事に読みましたとさ。笑Posted by ブクログ -
本の内容はもちろん面白かった。
それ以上に読んだことがない作家さんをたくさん知ることができたし、紹介されており本の中に読んでみたいものもたくさんあった。
たまには意識的に新しい作家さんを開拓しないと読むものが偏っちゃうから。Posted by ブクログ -
小説家の方々の独特な頭の中がとても面白い。聞き手の若林さんの面白さと相まってテレビ観といたら良かったー!と悔しい気持ちでいっぱい。またやってくれたらいいのに。Posted by ブクログ
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オードリー若林さんと作家さんの対談のような感じで進むテレビ番組の書籍化。 作家さんってなかなか面白い人がたくさんいるものだなと感じられるし、心の中はちょっと黒い人が多いのかなと。 そして、意外と作家さん同士って交流あるものなんだなと。Posted by ブクログ
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同名のテレビ番組の書籍版。対談番組なので普通の対談本として読める。内容は若林×小説家2人の対談。読んだことない人も多かったけどどの人も面白くてみんな読んでみたくなったし、小説家の皆さんのとがり方は自分とは違くて自分はやっぱ作家ではないな、とも思った。Posted by ブクログ
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面白すぎてあっという間に完読。
物書きの皆さんは日々何を考えてるんだろうって気になって仕方なかったので、得にしかならない!と鼻息荒めで読んだ。
勉強になったのは、森鴎外の行き着いた哲学が
【諦め】ということ。
対談されていた作家さんの本や、処方された本など読みたい本が増えたので何を読んだらいいかわか...続きを読むPosted by ブクログ -
コロナ禍な今、そして何が起こるか分からない不確実な現代だからこそ響いてくるメッセージを感じました。自殺と他殺の境界線、そして自分にとっての幸せとは。エッセイの様な形式をとられている小説ですが、実際のこととして考えさせられる一冊でした。
読後にぼくも言いたくなりました、「みんな死ぬなよ」Posted by ブクログ -
原作未読。
有名作品をいくつかつまみ食いして、文壇エピソードを多少知ってる程度の人間でしたが大いに楽しめて笑えました。
乃々夏も奈緒子も生前太宰と交流があった女性と似通うところがあり、環境が変われども対峙する問題は同じという因果が面白い。
結局、太宰の破綻は、太宰の他人に対する軽薄さと自分の可...続きを読むPosted by ブクログ -
ただ罪悪感の物語なのだと思います
思い詰める人の、頭の中のぐちゃぐちゃが本の形をとったようでした
この本の中に思い詰める人、または罪悪感の説明が書かれているというよりも、この物語自体が説明になっていると感じましたPosted by ブクログ -
読んだことのない作家も出てくるけど、それでも面白い。もちろん読んだことのある作家ならなおさら。コンビニ人間の村田沙耶香さんって変わった人。ある意味コンビニ人間の主人公みたい。Posted by ブクログ
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「僕が手伝うから、芥川賞を、とってみないかね」
異世界転生ものではなく、2017年にやってきた太宰治が、
地下アイドルとして活動するも芽が出ない女子高生の乃々夏と芥川賞を目指す。
煩いくらいにぐるぐるぐるぐる思い悩む太宰が、
鬱陶しくも人間味が溢れていて面白い。
ヒロインの乃々夏も...続きを読む -
とってもよかった。
サリンジャーのオマージュだって。
読まなきゃ。
ほかの作品も読まなきゃ。
シリーズらしい。
読むごとに、みんな好きで愛おしくて
1番なんてとても選べなくなっちゃう感じ。Posted by ブクログ -
この人は実のところエッセイとか書かないほうがいいんじゃないかと思っているのだけど、やっぱり読んでしまう。
で、やっぱりどうしようもなく共感してしまう。
諭されてしまう。
青春汁が尽きたとか言っているけども、そんな事を書いてしまう時点でどうしようもなく青春していると思う。
多分死ぬまで厨二病だ。スト...続きを読むPosted by ブクログ -
作家、佐藤友哉さんによる、小説講座。
小説のハウツー本て、プロットの立て方とかキャラの創り方とか技術面を主にレクチャーするものと、作家の心得というか「小説とは何か」「なぜその話を書くのか、書きたいのか」ということを問いかけるものの二つにわけられる。
本書は後者のタイプの本だ。
後者のタイプの本で...続きを読むPosted by ブクログ -
うーむ、ちょっとなぁ、いやぁ、わからんなぁと思いながら読み進める。
そして最初から読み返すこと3回。
読後感としてはモヤモヤとした気分、と言うよりザラッとした気持ち。
切れ味のいいパンチというわけではなく、
拳をグリグリと押し付けられるような妙な感覚。
これを「青春汁」というのはどうかわからないが、...続きを読むPosted by ブクログ