北欧ゆうのレビュー一覧
-
ネタバレ 無料版購入済み
おもしろかったさ。
ファンタジー世界観で探偵モノ。
わあ、「折れた竜骨」位に極められたら、傑作だぞっと、やや期待して気合を入れて読んだ。
・・・気合は要りませんでした。
でもまあ、世を忍ぶ仮の姿、として勇者があーしているのは、イイねをあげたい。
もーちと、変態的に女装趣味の人でもよかった気はしますけど。 -
-
Posted by ブクログ
3巻なので基本構造は割愛。
だんだんかミステリ要素が希薄になり、コメディが存在感を増してくる。
そもそもミステリが好きなわけじゃ無い作家なんだろう。
コテコテコメディでギャグに浸かるでも無く、なんちゃってミステリ感は残しているのもなんとも言えない。
ヒロイックファンタジーのミステリは、無いことも無いけど溢れてもいない。
世界観を綿密に作り込めば、ミステリマニアも膝を叩き続けられるキャパは十分残っていると思う。
無理に続けるよりすっぱり終わらせたかったんだろう。
そんな風に感じるなんちゃってミステリ作品も意外と少なくない。
前巻の続きの音楽のヤツと通り魔事件と学園ミステリ編。 -
Posted by ブクログ
勇者が活躍するような世界を舞台に探偵が事件に挑む作品2巻。
1巻はもっとミステリ色が濃かった気がするが、今巻はコメディ色が強くなっていて、ミステリとして喜んじゃう感じは抑えめな印象。
モンスターの人権絡みの問題と誘拐事件な話と、カフェの事件と魚人の事件と、音楽祭事件の前編で次巻へ。
そして、もっと大規模な事件の伏線が張られてシリーズとしての流れも形作られていった感じ。
魔法やモンスターを組み込んだミステリは、無いことも無い感じであるジャンル。
ミステリの文法でしっかりしている者は多くない印象ではあるが・・・。
この作品は、ミステリとコメディの間で揺れている印象。
ミステ -
Posted by ブクログ
ガンガン系の雑誌のコミックス広告で見かけ気になっていた作品。
ヒロイックファンタジーの世界観で紡がれるミステリ譚は、今までにいくつもアリはする。
その中で、どんな作風になるのかを楽しみに。
限りなく普通・・・ちょっと雑より。
完全にコメディに寄せたらまた違った印象になったかもしれないけれど、一応ちゃんとしたミステリのカテゴリなんだと思う。
殺竜事件、ヴァンパイアがらみの事件や骸骨だったり魔列車だったり。
ガンガンジョーカーは購読していないので、メイン読者層がわからないけれど、小学校低学年向けならジャストにストライクな作風。
トリックも難し過ぎず、安易すぎず・・・やや安易寄り