中島隆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本を読んだきっかけはそもそも、私自身が高校生と接する中で、18歳の人生の選択を漠然と選んで欲しくないと思っていたからだ。多様性の時代だからこそ、高卒で働く進路の可能性も残していかないといけないと思ったし、そのためにも様々な進路選択があるよ、ということを私たち自身が知っていかないといけないなと思っていたので、高校生の就活について知るとてもよいきっかけとなった。
高卒で就職する、というと、今時はネガティブなイメージがつきまとっているような気がする。
高卒と大卒では賃金格差があるのは事実。でも最近は高卒でも30万を越える初任給を出す企業もあるのだとか。漠然と大学に行って奨学金を抱えることなどを可 -
Posted by ブクログ
ネタバレ同情なんかしなくていいからほんの少しだけ助けてくれれば。友達になったり聴者と会話をしたい。
こんな印象的なキャッチフレーズの本書から私はとにかく自分が知らなかったこと、勘違いしていた事を学ぶことが出来ました!まず手話は日本語対応の手話、日本手話という2つにわけることができ後者の方は文法や表現も日本語とは全く違うため、筆談をする時私たちが話している日本語の文法を間違えて使ってしまうケースもあることだ。
また周りの少しの理解がないせいで8割ぐらいのろう者の方が職場や学校で辛い思いをしたことがあるというデータも驚いた。
最後にミニ手話講座もあり最後まで興味深い本だった -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ろう者にとって日本語は母語ではなく第2言語」
このフレーズを目にしてかなりの衝撃を受けました。
その視点はこれまで全くなかったし、何より字面でしか習得できないことの大変さを想像したこともなかったし…。
外国語をテキストだけで身につけろと言われても途中どころか序盤で投げ出したくなるだろうし、のっぴきならない事情で何が何でも習得せざるを得ないとなったら、どれだけの苦労を重ねないといけないのか…想像するのもためらいたくなりました。
会社で受け入れ体制を整えているといっていても、実際に当事者にきくと、様々な理由で孤独を感じている人が多いことにも驚きました。
最後の方にでてきたイーデザイン損保のサイ -
Posted by ブクログ
内容紹介
朝日新聞人気連載中、評判の1本を収録。不況の真っ只中でも、こんなにも努力している企業がある。普段は表舞台に現れない中小企業の、経営者と従業員の結束、さまざまな挑戦や人間ドラマを紹介。実直に、懸命に生きる人々の言葉は重みに溢れている。
目次
工場全焼、すべてが灰に。不屈の2代目はゼロから出発した。
不当ないじめには、とことん立ち向かう。その男、ちょっと無鉄砲。
どんな大企業であっても、従業員の心まで傷つける権利はない。
逃げるな、死ぬな。倒産は人生の終わりではない。
町工場に魅せられて―。元通産官僚の日本全国工場めぐり。
もう夫には任せられない。女社長の覚悟。
障害者雇用に本