大畑伊知郎のレビュー一覧

  • 日本経済を壊す 会計の呪縛

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    本の帯では関連ありそうに書かれているが、アベノミクスとはあまり関係ないです。

    減損会計、税効果会計というキーワードが分かりやすく解説されています。

    最近の決算ではこのキーワードがよく出てくるので、知らない人は読んでおいた方が良いでしょう。特に自社が赤字になっている方。

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    2013年06月09日
  • 決算書でわかる! いい会社、やばい会社は「ここ」で見抜く!

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    良かった点
    会社規模・パーセンテージ・変動具合で考えるという視点は
    なるほどな~と思った。しかし0.4%の数値が0.6%になっても誤差の範囲なのか異常事態なのか全然分かってないのでそこをもっと突っ込んでくれたら親切かと。そこまでできるのはプロだけ??

    総評
    タイトル通り「やばい会社」を避けられるよう、決算書が読めるようになりたいな~と思って読んでみた本。
    5期分通してみることの重要性には唸るんだけど、有償の企業分析ツールを使うか、企業IRを出力して自分でエクセルに直すかしないと一覧が見にくいなぁと。

    やっぱお金を稼ぎたいのなら努力しないとダメなんだなと思った。ていうかこの通りやって行ったら

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    2015年04月17日
  • 決算書でわかる! いい会社、やばい会社は「ここ」で見抜く!

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    ネタバレ

    参考になった点は
    収益性、効率性だけを比べても企業の良し悪しは分からない。その業界で、次の成長に向けて多額の資金が必要なのであれば、売上や利益の絶対額の大小も重要になる。
    ということ。

    企業間の比較では、マクドナルドとモスの分析が興味深かった。モスの有価証券報告書に目を通したい。

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    2014年06月12日
  • 日本経済を壊す 会計の呪縛

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    インフレが進むと日本経済がダメになるとか、デフレのままでは日本に未来がないとか、多くの本で述べられています。現在の日本経済の状況の原因を多くの方が分析していますが、この本の著者の大畑氏は、それを、日本の会計基準が会社を苦しめているからと断じています。

    国の盛衰は究極的には「税をどのように徴収するかだ」とある本に書かれていたのが印象に残っていますが、法人税を決めることになる会計基準も、我が国に大きな影響を与えていると思います。

    20世紀の最後の10年と、21世紀になっていままで会社勤務をしていますが、世紀をまたぐ頃から会社のあり方が少しずつ変わってきたような気がします。日本経済の現状を「会計

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    2013年09月16日
  • 日本経済を壊す 会計の呪縛

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    決算書の中に、「事業者の見積もり」に委ねられている項目が増えてしまっている、というのは共感するところ。過去の実績は誰でも異論はないが、見積もりについては恣意的要素を除くことは難しい。
    その意味で、とても管理会計的な決算に今はなっている、とも言える。

    著者は合わせて「どうすればよいのか」という改善案を提示してもいる。
    ただ、会計基準を見直す、というのは国レベルでの議論になるので、ここで一専門家が提唱したことがどれだけ現実味があるのか、ちょっと疑問に残る。

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    2013年07月19日
  • 日本経済を壊す 会計の呪縛

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    減損会計の導入経緯や、税効果会計の説明は大変わかりやすいものだったが、会計基準を時価評価を求めない以前のものにもどすべきとか、持ち合い株式による安定株主を増やし、安定性を求める経営を、という視点には疑問を感じた。
    減損会計については、短期的な収益性を考え、設備投資の収益性が悪いので、評価損を計上するという方法が、巨額の損失計上につながり、企業の体力を消耗していると言っているが、本当にそれだけでしょうか。減損損失を計上する=設備投資の回収が不可能なのは、製品が売れないからであって、減損損失を計上したからではないと思うのです。日本の製品が世界に受け入れられないのには、製品そのものに問題があるからで

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    2013年06月23日