木村秋則のレビュー一覧

  • 土の学校
    木村さんの本はこれで3冊目。庭に家庭菜園用の畑を作ってみようと思って読んでみた。

    木村さんは百姓と言っているが、農業の職人というほうがしっくりくる。仕事に対しての誇りと探究心がすごい。
    無農薬無肥料というすごいことを成し得たのに、謙虚さがあって見習いたい。
  • リンゴが教えてくれたこと
    真のお百姓さんの生き方を夢中で読ませて頂きました。以前に「土の学校」を読んだ時も『凄い!』と感動したのでした。肥料や草取りの常識を覆され、大変な努力で開発された自然栽培を草の根で海外にまで広められる壮大さに頭下がりました。自然界を観察する視線を養う大切さを強く認識させて頂き感謝します。
  • リンゴの花が咲いたあと
    〖本から〗
    糸川英夫博士
    「既存の考えをみんな捨てなさい。風が頭をすり抜けるくらい空にしなさいそうれば必ず答えがあるよ」

    「誘蛾誘殺法」
    リンゴ等の果実をアルコール発酵させた液に入れたバケツを、木の枝につるしておくと、蛾はバケツに誘い込まれて駆除することができる。バケツは、小さなおもちゃのもので充...続きを読む
  • 奇跡を起こす 見えないものを見る力
    無農薬栽培は不可能と言われていた、りんごの無農薬栽培を10年かけてやってのけた木村さんの生き方、考え方に感動した。

    何度失敗してもあきらめない。必ず実をつけてくれると信じて、その時出来る精一杯のことをやり続けた忍耐力とチャレンジ精神。りんごの木が何を欲しているのか、木のそばでひたすらに考え続けた1...続きを読む
  • リンゴが教えてくれたこと
    無農薬というと非科学的なトンデモ論のように感じられたが、本書で覆された。

    というのも、「無農薬が優れているなら何千年も同じ方法をすれば良いのであって、人類は農薬なんて生み出さなかったのではないか?」と思っていた。
    しかし本書を読むと無農薬には深い観察と深い自然への理解が必要であり、これを本やインタ...続きを読む
  • リンゴが教えてくれたこと
    この本はリンゴを作ることを通して、今のズレてしまった世界を元に戻すことが我々には出来る。だからやろう!と呼びかけている本のようにみえる。
    しかし欲や間違った情報を信じている人たちがどこまで耳を傾けてくれるかくことが
    ラクをしてしまった人がどこまで汗をかくことができるだろうか?
    そんなコトを気に掛ける...続きを読む
  • 土の学校
    林檎の栽培は無農薬に適さないと多くの人に言われているにもかかわらず約10年を経て無農薬の林檎栽培に成功するというまるでフィクションのような話は、感動の実話であった。農業に限らず、不可能を可能にする力強さにも溢れ筆者の勇気に深く感謝する。
  • リンゴが教えてくれたこと

    リンゴが教えてくれたこと

    とにかく『そなんだー!』ってなることばかりで、リンゴの無農薬栽培がこんなにも難しいということを始めて知ったし、無農薬といってもほかの面での弊害、知らないことがたくさんで、驚きました。
    自分の目で手で確かめた木村さんだから発見できたこと、それも何もかもを犠牲にしてまで、
    その事実に驚きと尊敬を超え...続きを読む
  • リンゴが教えてくれたこと
    木村さんの「私たちは自分の体にお米ひと粒、りんごの実ひとつ、実らせることはできない」という言葉が心に突き刺ささる。

    りんごの実はりんごの木に、お米は稲にしかならない。それなのに人間は、自分が作っているのだと勘違いしている…という木村さんのお話に、農業者でなく消費者としても人間の身勝手さを改めて感じ...続きを読む
  • リンゴが教えてくれたこと
    無農薬のリンゴを成功させるまでの過程と農業への取り組みを本人が語ったもの。「奇跡のリンゴ」は他人の視点で語られたものだが、こちらは本人が直接語っている分、本人の考えに触れることができた。もともと現代まれに見る超偉人だと思っていたがさらにすごい人だということがわかった。無農薬リンゴに成功し、食糧危機を...続きを読む
  • リンゴの花が咲いたあと
    1949年生まれ、木村秋則さん(私と同い年です)「リンゴの花が咲いたあと」、2017.12発行です。無肥料・無農薬、自然栽培でリンゴを栽培する人生を語った書であり、また著者の半生を綴った自伝の書です。2016年10月胃がんの手術後は体重が29kgだったとか。「奇跡のリンゴ」出版後は、国内外、1年で2...続きを読む
  • 奇跡を起こす 見えないものを見る力
    リンゴが農薬をたくさん使っていることに驚いた。見た目で買う消費者が変わっていくこと、原子力も農薬も地球の命を縮めている。化学物質過敏症で困ってからでは遅いと思いました。
  • リンゴが教えてくれたこと
    不可能と言われていた自然栽培のリンゴを育てた『奇跡のリンゴ」の木村さんの著書。

    『奇跡のリンゴ』も同時に購入したが、新書のほうが読みやすくこちらから読んだ。

    読み終わった後、レビューを見たのだが『奇跡のリンゴ』は木村さんの事を書いてあるのだがご自身で書かれたわけではないようだ。

    そちらは、これ...続きを読む
  • リンゴが教えてくれたこと
    家のトマトが枯れるので再読。
    自然栽培と有機栽培は違う。

    「私の体に米一粒、リンゴ一個も実らせることはできません。私たちはただリンゴの木やイネが生活しやすい環境を作っているだけ。」

    明日、大豆を植えてみよう!
    マメの根粒菌が土のバロメーター。根粒菌が10粒以下になったら、土壌に養分が十分行き渡っ...続きを読む
  • 地球に生きるあなたの使命(KKロングセラーズ)
    現代の人にとって、奇跡=自然なんだと
    理解できた。

    人に優しく接すること。
    思いやりを持って行動すること。
    人に聞かず、自分で決めること。
    自分の決めたことは、自分で責任を持つこと。
    諦めないこと。
    一歩前に出ること。
    いつも笑っていること。

    きっと、本来の人間の自然な姿なんだと思う。
  • リンゴが教えてくれたこと
    今年ラストにふさわしい、私の今年のベストバイの本。「奇跡のリンゴ」の木村さんの著書。この方の自然に対する知識、研究力はハンパじゃない。素敵な笑顔の写真のなぜ歯がないのか?読めば分かる。今年一番の感動★
  • ソウルメイト 奇跡を支えた魂の絆
    『リンゴが教えてくれたこと』『奇跡のリンゴ』を読んで木村さんの奥さんや家族に興味がわき、この本が出てるのを知ってさっそく手にとった。

    奥さんすごい。
    私にはできんな・・・
    娘たちもすごいし、義両親もすごい人たち。
    ガマンして貧乏して、それでもお父さんを応援して、どこからそのパワーが出るのか。
    でも...続きを読む
  • リンゴが教えてくれたこと
    無農薬、無肥料という自然栽培でリンゴの栽培に成功するまでの話を中心に、自然栽培のなんたるかが非常に分かりやすく書かれている。
    自然に感謝し、謙虚な気持ちを持ち続けている著者の人柄に好感を持った。
    また、リンゴの栽培を成功させるまでの苦労や信念は相当なもので、
    それに対する真摯な姿勢には感服した。
    ...続きを読む
  • リンゴが教えてくれたこと
    前歯が無くなった話しや、たぬきを罠にかけた話しなど、いろいろなエピソードが印象深く残るけど、特に好きなのはキュウリのひげの話し。
  • リンゴが教えてくれたこと
    木村さんの取り組んだ自然栽培、これは、農業の革命です。
    60年代の肥料や農薬の多用と品種改良による緑の革命、90年代の遺伝子組み換え作物によるGM革命(私は反GMなので革命とは呼びたくないが・・・)、その次にきた、いや来たるべくして来た、自然とともに歩む百姓の革命です。貧しくて元手がなくても、種と土...続きを読む