表三郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日記の魔力
日記といえば、三日坊主の代名詞のような存在。
日記は書くものであると同時に、いやそれ以上に、読むものなのだ。
日記に「感想」を書く必要はない。
人生というのは、レーダーもGPSも搭載していない船で大海原を渡るようなものだ。
日記=航海日誌
人生は輝ける大海原を渡る大航海なのだ。
日記は書く人の人生を、ときには励まし、ときには叱咤し、苦しみと喜びを分かち合ってくれるかけがえのないパートナーだと著者は思っている。
予備校に稼がせただけで自分の人生は終わってしまうのか。著者はある時思ったらしい。
人間の一生は「問い」のレベルで決まるといってもいい。
著者の日記は、ほとんどが行動の記録だ -
Posted by ブクログ
日記を書くこと・読み返すことにより、自己管理能力を向上させることを目的としている
○日記の書き方
・日記にはなるべく感想を書かない
感想が中心の日記だと、感想がないと日記を書かなくなってしまう
・公の記録は捨てて、個の記録を残す。
公の記録はネットで調べたら分かること
・時間を正確に記録することにより、自分の時間管理ができる
・手書きではなくパソコン日記を書くことにより、短時間でより詳細な日記を 書くことができる
他の思考に使うことができる脳の容量が増える
・場所は記憶を呼び戻すカギになる
・日記は自分の未来を創るために書く
翌日の朝に書き、昨日をいう日を踏まえた上で、今日をどう生 -
Posted by ブクログ
☆3.5
確かに日記を書きたくなる本だよ。本を読む前に書きはじめちゃったよ。
著者の主張で一番新鮮だったのは、日記には感想をかいちゃ駄目で、自分の行動を客観的に記録するべき、というところだよ。やったことを書くだけなら、あまり時間はかからなそう。
著者は2004年時点でパソコン日記をつけていたが、今の世の中ではEvernoteとそれに連携するスマホのノートアプリが簡単なんじゃないかな。
自分の行動を記録してクラウド上に放り込んでいくことで、徐々に自分がデータ化されていくことの面白さを味わえるようになるかもしれない。
ただ、データが膨大になると、そのデータをどう分析するかが日記活用のためには -
Posted by ブクログ
長いこと日記を書いていて、そろそろ日記のフォーマットそれ自体をいったん見直そうと手に取った。
いくつかのヒントをもらった。
・50ページが本を通読するか、あるいは頓挫するかの基準
・具体=肯定、具体的な計画をたてることがすなわち肯定である
・「読む」→「分かる」のあいだを繋ぐものは「感動」
・なにより日記は読み返さないと意味がない
・「読む」「書く」の繰り返しにより考えが深まっていく
これらを踏まえて、まず第一に日記を読み返すこと。
読んでみて意味のとおらない文章、またはその癖をあらためる。
現在の自分からして読みやすいフォーマットを構築する。
表式の日記法もちょこっとずつ試してみよう。