池田信太朗のレビュー一覧

  • 個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年

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    2013年2月期に10年連続の営業増益を達成したローソン。しかし驚異的な日販水準を維持するトップのセブンイレブンも、ampmを買収した3位のファミリーマートも出店攻勢の手を緩めない・・・。

    飽和点とされる5万店を超えたコンビニ業界は、潰し合いのフェーズに入ったとされる。数年前から出店の限界が囁かれてはいたが、競争はよりシビアになっている印象だ。そこに至り業界トップと同じ戦略では体力勝負に陥る可能性がある。ナチュラルローソンにローソン100と、チェーンストアオペレーションの逆張りを行くようなローソンの戦略も、この本を読むと納得感が出る。

    店舗多様化と店づくりの分権化、そしてPOSデータを超え

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    2013年05月05日
  • 個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年

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    自分とはまったく違う流通業界の話で非常に新鮮だった。不動の首位であるセブンをただ追うことではなく、セブンにはない独自のアイデアでローソンというブランドを作り上げていくというもの。田舎コンビニにフォーカスした品ぞろえ、オーナーに裁量を委譲すること、など。国内市場に限った仕事でも、こんなに楽しいことができるんだなぁ、と関心。BPRの話もすごく面白かった。2Cビジネスにさらに興味を持った。

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    2013年03月10日
  • 個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年

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    持ち上げ過ぎな感はあったり、雑誌の特集を引き伸ばした感はある(実際日経ビジネスの延長)けど、それでも十分読み応えはあり
    負け癖のついた組織をいかにして変えるか 実行の部分
    個人的にはローソンはあまり美味しくないしファミマ派だけど新浪社長は好き

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    2013年03月07日
  • 個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年

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    ・「顧客のために」の徹底
    ・「中央集権」から「地方分権」
    ・加盟店を「3つの徹底」(品揃え、接客、清潔)で評価
    ・ポイントカードによる購買の徹底分析

    など、従来のローソンから新浪社長による改革の物語。

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    2013年02月06日
  • 個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年

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    たまたま本屋で見かけて買いました。ローソン10年の復活を担った社長を著者が取材して書かれている形式です。著者の取材力、文章力が秀逸で、わかりやすく読み進められました。

    横にあったセブンイレブンの本と迷いましたが、ナンバーワンではなくナンバーツー視点が新鮮と思い、こっちを選びました。

    フランチャイズビジネスとはどういうものか?ポイントカードがPOSと比べてどれだけ効果があるか。ということを私なりに理解することができました。

    これからもローソンに注目したくなりました。

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    2013年02月04日
  • 個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年

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    なんとなく気になってポチッとした本。
    ローソンの戦略というか、新浪さんの戦略がわかる本。
    セブンは圧倒的やと思ってたけど、ローソンは別の道を探り続けて、新しい組織、新しいビジネスに変わってきてる。社会的変化、組織が継続できるのかって考えるとローソンが勝つ可能性はまだまだあるなと思える。

    人によって受け止め方は違うやろうけど、個人的には合う。読んでて、何度か血がザワワザワワってなる。それだけ魅了される。マスコミを利用して、まわりからあいつ馬鹿だって思われるのも想定内。人を動かす、人を育てる、強い組織にする。形だけならできるけど、それじゃ意味がない。着実にやってのける、そのリーダーシップに憧れる

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    2013年01月01日
  • 個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年

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    ネタバレ

    【気になった場所】

    優れた経営のリーダーシップとは
    →超えることなど想像できない壁に挑む意志を組織の中に生み、鼓舞すること
    →勝てないゲームのルールを変え、こうすれば勝てるという戦略を示す

    「お客様のため」を外すと、道を大きく誤る

    小売業の機能
    ・モノを集め、作り仕入れる
    ・モノを売る
    ・店舗を出す

    素人の意見を聞いて、先入観を無くす

    体験という差別化

    異質なものは、自分の知らないものをもたらす

    権限を使いこなすのに時間がかかる

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    2019年09月08日
  • 個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年

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    新浪社長の記録。セブンとの競争すらする気のない社員を奮い立たせながら、自らを覚悟を決めて改革していく様は清々しい。これまで「お客様」だったオーナー店長を幹部にしたてて共に共闘出来る仕組みや、オーナー店を客観的に評価するシステム作りは勉強になる。
    セブンの真似で売上規模を追うのではなく、ローソンなりの戦略でセブンに勝つ姿勢を見せるというところが、これまでの上位のコンビニ競争にはなかったと言える。

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    2014年11月12日
  • 個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年

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    P:295 抜き書き+感想:3252字 付箋数:12
    (対ページ付箋割合:4.07%、付箋毎文字数:150)
    ★★★

    ・祈るような気持ちで眺める松田の目の前、店からわずか50メートルほどの場所で津波はようやく動きを止めた。安堵した松田が、その次に思ったのは、自らの財産のことでも将来への不安や絶望でもなかった。「とにかく店を開けよう」
    電気も水も途絶えている。商品は棚から落下して散乱している。だが「それでも店は残った。営業できる」と松田は思った。
    >>/> 考えたように生きなければ、人は生きたように考えるようになる。

    ・タンクローリーから直接給油することは法的に認められていない。ローリ

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    2014年07月17日
  • 個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年

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    新浪社長の著書、と思いきや、新浪氏を永年見てきた著者による書籍だった。
    一点突破でおにぎりから改革を始めたのは、ローソンの保有する経営資源、特に社内外の人的リソースに着眼したことによる、というのは興味深い。何でもかんでもやるのではなく、できることを着実に実行に移すようにしているのは、以前の給食会社経営を経験したことによる。そうしながら、タコツボには任せず、バックアップをしながら仕事を任せ、社員の個の力を引き上げている。
    POSデータでは個客が見えず、購入者の50%に近づいたPontaデータだけでやれそう、というのは時間をかけて戦略を実行してきた成果。確かに、アルバイト従業員による世代別入力では

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    2013年01月14日