呉承恩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ道は遠しといえども、ついにはゆきつく日があります。
昔から『たとえ泰山は運べても、凡夫は浮かばせがたい』といってるじゃないか。師父はどうきても、他国を艱難辛苦して経めぐらなかければならないのだ。われわれの役目は、ただとちゅうを保護してさしあげるだけだ。もしも師父のかわりになって、われわれが西天へとんでいったって、如来さまは経をさずけてくださりはしない。というのは、つまり『たやすく得たものは、とかくなおざりにしやすい』というわけだからね。
「道をいそいでるときに、どうしてからだなどを洗うのだ。」
「おれは水簾洞へ帰ってきてから、だいぶ日もたったので、からだに妖気が立ちこめている。師父らきれいずきだから、きらわれるとこまるので…。」
これをきいて八戒は、はじめて行者の美しいまごころを知ったのだった。
西遊記は師弟旅。破天荒かつ規格外な孫悟空、人間世界での常識はまったく通じず、己の心に素直な行動。すぐカッとなりケンカっはやいが、三蔵法師と西方への旅をすることで、人道をわきまえ、成長していっている。はっきり言うと三蔵法師はなんのとりえもなさそうだけど、いつのまにか師匠になっている。人間社会もこうかもしれない。人と人が一緒に行動するきっかけはマチマチだけど、共に動くなかで友情だったり恋慕だったり、いろんな感情が揺れ動く。自分のことを自分以上に知ってくれる人を師と仰ぐ。
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Posted by ブクログ
ネタバレ石から生まれたサルが修行を積み、孫悟空と名前をもらったものの、天界で大暴れ。長い間、山の下敷きにされていたが、西天(さいてん)へお経を取りに行く三蔵法師のお供をする事に。旅の途中で出会った仲間と不気味な妖怪達に立ち向かう…。
『西遊記』を読むより先に『ドラゴンボール』の存在を知ってしまったため、まるで『ドラゴンボール』のストーリー(特に初期の頃)を読んでいるような感じがしました。悟空と牛魔王は確かに登場したし、筋斗雲や如意棒や芭蕉扇が存在したし…。『ドラゴンボール』は初期の頃は面白かったのですが、急に面白くなくなってきたような気がして…。いつの間にかドラゴンボールというアイテム自体の存在がなくなってきたような気もしました。いつかは『ドラゴンボール』のコミックを最後まで読破するだけでなく、アニメも最後まで見たいと思っています。
『西遊記』はまともに読んだ事がなく、小学生向けの本という形で読んでみたら、これがとてもワクワク感のある作品だとわかって…。中国の作品はなんとなく堅苦しい感じがすると思っていたのですが、「10歳までに読みたい世界名作」のおかげで、読まず嫌いを克服できてよかったです。いつかは完訳版も読んでみたいと思いました。