吉田新一郎のレビュー一覧
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p.25
学びの主役は、一人ひとりの生徒であり、受講者です。教師や講師ではあり得ません。本来、わき役でしかない教師や講師を主役にしてしまい、主役であるはずの生徒や受講生を脇役にしてしまうことによって、学びの質と量が格段に落ちてしまうのです。
→ 生徒や参加者を主役にすることで、学びの場はいきいきする。この楽しさ・喜びを全身で感じることができるから、読書会の主催はやめれまへん♪
p.81
④変化には、サポートが大切である
変化は、上から押し付けられたときであろうと、自らが進んで取り組むときであろうと、サポートが必要です。しっかり自分のものにするために練習する時間が欠かせないからです。実際に -
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学ぶための仕掛けについて知識を仕入れたいと思い、得られたので5点。
本書を読んで実施しようと思ったこと
Todo
チームでできる学び
・プロジェクトのグランドルールの策定と掲出
・会議の改善
会議のアンケートをとる。匿名でよし、あしの書き出し
席次の変更(3名〜4名グループで島型)
記録の作成時(理想的にはプロジェクションして)
組織で学ぶ
百匹目の蟻をつくる。
10%から15%程度の変革チームの組成とそこへの資源投入を行う。
そのために、変革チームの要件の設定(入り口と出口)とそこへのカリキュラム設計を行う
その他
人に会う。
ランチにお話できないか。
→これらをyP -
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指摘が具体的で非常に良い。
会議の類で困っている人は是非一読を。
会議運営をするにあたり、事前に手配しておくべきことやら、初対面の状況でのアイスブレイキングの手法など様々なことが理解できる。
個人的には著者が「発想」を重視しているところに好感が持てた。せっかく色んな人が集まる会議なのだから、一人では考え付かなかったような新しいアイディアが誕生した方が良いに決まっている。会議を受け身なものにするのではなく、参加者にとって良いものにしていく工夫。こういうのはあって困ることはないだろう。
もっとも、こういうのは上の人が理解してくれないとどうにもし難いのだろうなぁとも思われた。これは本書の -
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<企画・実践>
・研修後の頻繁なニュースレター(Eメール)
・講師による1対1のフィードバック
・研修時に実行計画を作成(カリキュラムに織り込む)
<アイスブレイクの実例>
・誕生月で席順を決める(他にも住所遠い順、旅行の距離順)
・2つのホント、ひとつのウソ
・名前の意味や由来
・推薦図書(本、映画、TV、音楽など)
・4つの人生のハイライト
・3つの願い事(いってみたい国、有名人・歴史上の人物等)
・「チェックイン」
・共通点(次男次女・海外等)
<備忘録メモ>
・悪い研修(授業)→振り返り、フォローアップがない、講師の自慢話
・コルブのモデル ~動く(試す)
・4MATシステム(マ -
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ネタバレこれまでに学んできたことで、自分の中では当たり前になっていることも多く含まれていましたが。
新しく知る視点や、これまでの知識の整理など、学びは多かったです。
P26
老子の言葉『聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、わかる』
聞いたこと10%、見たこと15%、聞いてみた20%、話し合った40%、体験した80%、教えた90%
P39
「構成主義constructivism」
知識は誰かから与えられるものではなく、一人ひとりがそれまでに持っている知識や体験をベースにしながら、『新しい体験をしたり、新しい情報や異なる考え方に出合うことを通じて、自らの知識をつくりだすもの』である -
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ネタバレ[ 内容 ]
授業や研修はなぜ退屈なのか?
従来の講義中心の教え方は、こま切れの知識を複製して詰め込むだけの「工場モデル」と言える。
学ぶ意欲を削がれ、一割程度しか身につかないのも当然だろう。
本書は、「学び」のプロセスを解き明かし、学習者がより活発に効率よく学ぶ方法論を提示する。
「ロールプレイ」「シミュレーション」など、ユニークで効果的な具体的手法を紹介。
特に、今まで見過ごされてきた応用練習や生活・仕事での実践を重視、「学習者に役立つ」教え方を追究する。
教師から上司まで、指導者のための教科書。
[ 目次 ]
プロローグ 私の「教え方」史
第1章 間違った習慣からの脱出
第2章 よりよ -
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ネタバレ[ 内容 ]
私たちの忙しさの一因は会議の多さにある。
多いばかりか、費やす時間も増えている。
「会議社会」に生きる現代人にとって、会議の意味と役割は重くなる一方である。
しかし、効率的・効果的な会議のもち方を知らないために、膨大な経済的・社会的ムダが生じているのが現状だろう。
本書は、企業の戦略会議から地域交流まで、あらゆる場面で役に立つ斬新なアイディアをちりばめながら、チームパワーを最大限に引き出す会議の方法を伝授する。
[ 目次 ]
序章 「会議社会」のなかで
第1章 会議を準備する
第2章 会議をはじめる
第3章 会議を運営する
第4章 会議で発表する
第5章 情報“アイディア”を共 -
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(1)私は現在,吉田氏の言う「学びのリーダー」(209頁)として授業で振る舞っているだろうか。私は「リーダー」としてではなく「マネージャー」としてふるまっている。教員たるもの授業においては「学びのリーダー」たるべきと考えるが,それができていない。「何よりも求められているのは『自分こそが学び続ける』ことである」(210頁)。
(2)授業運営に役に立つ文献である。学生参画型授業はここで言うところの「ワークショップ」(178-186頁)に他ならないと考えられる。ワークショップとしての学生参画型授業と捉え直してみると,これまでうまくつかめなかったポイントがつかめるかもしれない。
(3)吉田氏が「学び」 -
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これまでの
暗い、堅い、つまらない
授業ではなくて、
これからは、
刺激的な、楽しい、気持ちいい
授業を行うべき。
そうするためには、どうしたらよいか。
一番大事なことは、学習者を主役にすること。
なぜなら、
ものごとが記憶に残る割合は、
「聞いて、見たとき」 20%
「話し合ったとき」 40%
「体験したとき」 80%
「教えたとき」 90%
だそうだから。
たしかに、聞いたり見たりするだけじゃ身につかないよなぁ。
体験したり教えたりしないと身につかないよな。
最近は教育にかなり関心があるので、面白かった。
目からウロコがいっぱいでした。
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06-03-29
吉田新一郎「『学び』で組織は成長する」光文社新書を読みました。この本では、企業、行政、学校、NPOなどの組織で使える22の学び方をオムニバス風に解説しています。学び方は次の通りです。
?一人でできる学び:1)ジャーナル、2)シャドーイング、3)インタビュー、4)自己開発計画、5)読書、6)サバティカル
?二人でできる学び:7)メールの交換、8)相互コーチング、9)メンタリング、10)ジョブ・シェアリング、11)週刊ジャーナル
?チームでできる学び:12)アクション・ラーニング、13)チーム改造計画、14)メーリングリスト、15)アクション・リサーチ、16)会議
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