渡邊啓貴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2025年に亡くなった父ルペンことジャン・マリ・ルペンから娘ルペンことマリーヌ・ルペンに渡る極右政党、国民戦線(FN)〜国民連合(RN)の歴史を総覧しながらポピュリズムの特徴を描いている。
極端なナショナリズム、排外主義を維持しつつ、ライシテを曲解しながら共和制に排外主義を取り込むまでの流れが整理されており、一介の極右政党が第一党にまで成長したストーリーがよくわかる。
基本的に極右には論理的整合性が無いのだが、その場しのぎの人気取りでありながらも感情や道徳に訴えかけるやり口は各国の極右に共通するもので、あーこれはトランプ、これは参政党、高市と同じだ。と思いながら読んでいた。
印象的なのは -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
パリ解放とドゴールの凱旋によって出発したフランスの戦後には疲弊した経済の立て直し、植民地解放運動への対処等課題が山積していた。
とりわけアルジェリア紛争は国内分裂を招きかねない危機であった。
これを乗り切ったドゴールの指導力も、五八年五月の学生反乱を契機とする変革の波には抗し切れなかった。
高度産業社会は伝統的価値観も転換させたのである。
英雄の時代からコアビタシオン(保革共存)へ向かうフランスの試行の足跡。
[ 目次 ]
第1章 フランスの解放とドゴール臨時政府
第2章 第四共和制の成立と展開
第3章 ドゴール時代
第4章 ポストドゴールの第五共和制
第5章 ミッテラン時代