朝香祥のレビュー一覧

華の名前

朝香祥 / 桑原祐子

孫策・周瑜の出会い編後、１４歳。
楚の君長の娘・男まさりで剣技に長けた十七歳の少女の芙蓉は常々、自分より弱い男のものにはならないと豪語していた。
孫堅の長子・孫策に打ち負かされ彼のことが気になりだした芙蓉は孫策の好きな周瑜の姉・蓮のようになりたいと周瑜に指導を頼む。

旋風は江を駆ける 上

朝香祥 / 桑原祐子

所謂、コバルト三国志です。こういうのも楽しいんじゃないかと。作者はきっと三国志大好きでしょう。愛が伝わってきます（笑）

旋風は江を駆ける 上

朝香祥 / 桑原祐子

時代小説が好きな一般文芸読みには少しばかり読みにくい文体なのは否めない。シリーズ後半の「花残月」の方が読みやすかったので、処女作だけで投げるのは勿体ないかもしれない気もする。

青嵐の夢

朝香祥 / 桑原祐子

孫策と周瑜が出会った時のお話のため、１０歳です。ガキ大将と、ひねくれた優等生の友情物語って感じです。朝香三国志の一番初めの物語です。

花残月

朝香祥 / 桑原祐子

孫策の甘酸っぱい初恋編。なのに、孫策と周瑜はめっちゃべたべた。。。
孫策の初恋の人は、周瑜のお姉さんである蓮です。なかなかいい性格をしています。
蓮とのやり取りであたふたする孫策がほほえましいです。
本編の、旋風の生まれるところの前です。外伝の順番から言えば、華の名前の次です。

約束の時へ

朝香祥 / 桑原祐子

旋風の生まれる処の次のお話。まだ孫堅生きてますよ。登場人物の関係が、旋風の生まれる処を読んでいないとわかりづらいとおもいます。

旋風は江を駆ける 上

朝香祥 / 桑原祐子

コバルトだからと言って袖にしてはいけない。
この人は本当に好きなんだろうな…歴史が。
っつーか、中国史が。
的を得ていて読んでてのめり込んでた。
本当…私は周ユの気持ちのが共感する…
でも、孫策みたいな人、好きになるなー、私なら。

旋風は江を駆ける 下

朝香祥 / 桑原祐子

この人は、物の引き際とかを弁えていると思う。
こんなにひきつけられるとは…
コバルトだからってのもあるのかな?
その後の事を考えるとアレなんですが
この小説では解決して「ホッ」って感じ。