パソコンの登場により
『勘と経験のアートの世界』から『統計と論理の戦略の世界』へ。
広告会社の仕事とは、デザインや音楽、雰囲気や世界観と言った
必ずしも デジタルな数字では割り切れない、
感覚的で抽象的なものを扱う仕事でもある。
そのデジタルの隙間から、人間の感性にかかわる重要な何かが
こぼれ落ち
...続きを読むている。
『なんとなく』の正体と仕組みを追って行くうちに、
たどり着いたのは 『脳』 だった。
ニューロマーケティング。
①商品の名前を覚えてもらうことが、コミュニケーションの最低条件。
②商品を魅力的に表現するメッセージが顧客の購入意向を刺激するのか?
③商品の選択はオンラインへ。体験はリアルからヴァーチャルへ向かうのか?
④不都合や不満点を最小化した商品は満足度がもっとも高い商品なのか?
⑤国の文化や習慣を考慮しない商品やサービスは受け入れられるか?
1 消費者は本当に欲しいものを知らない。
『食べたいものは?』と尋ねても。
差別化が 同質化を生む 奇妙な現象。
ソーシャルメディアは、本当のことを伝えられるか?
心の動きへの インサイト。
無意識に働きかける 広告。
2 『なんとなく』への探求
脳科学は 軍事的な追求と企業の追求がある。
アメリカは 実利 をもとめ 日本は 原理 をもとめる。
3 脳が反応するのを測定する
口では本音を言えないが 脳は本音を言う。
脳が 欲しいという。
4 ブランドとは
ブランドアイデンティティ。
ブランドは 人間関係である。絆をつくる。
1)ブランド認知優先の法則;
商品の名前を覚えてもらうことが、コミュニケーションの最低条件である。
2)メッセージ訴求力の法則;
商品を魅力的に表現するメッセージが顧客の購入意向を刺激する。
3)バーチャル化の法則;
商品の選択はオンラインへ。体験はリアルからバーチャルへ向かう。
4)満足総量普遍の法則;
不都合や不満点を最小化した商品は満足度がもっとも高い商品である。
5)アダプテーションの法則;
国の文化や習慣を考慮しない商品やサービスは受け入れられない。
この本は 『心脳マーケティング』と 似通っている。
でも『心脳マーケティング』のほうが 深味がある。