遠藤寛子のレビュー一覧

  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    実際に存在する書籍「算法少女」が書かれるまでの生い立ちを創作するという発想が非常に面白かった
    ストーリーもしっかりしていてもしかしたら本当にこの通り算法少女は書かれたのかな

    算法に限らず何かやらなきゃと思った

    0
    2021年04月05日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    江戸で出版された女性がかかわった数学の本『算法少女』を題材に作られた物語。読みやすい歴史小説の趣で引き込まれながら、実在した女性の算法家の存在を近いものとして感じられた。
    身分も土地も派閥も性別も超えて、正しいか正しくないかだけ、って潔い。
    なんか面白かったなー。

    0
    2020年12月30日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    「算法少女」という本は実際に江戸時代に医者の父と娘によって書かれた本で、名前もわからないその父娘をモデルに和算に取り組む少女のことを書いた小説。
    著者も学校の先生とのことで、中高生向きかな。眼差しが優しい。

    0
    2019年05月29日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    物語としての面白みは少ない。けれど、この時代を数学という学問を通して感じることのできる貴重な一冊。
    数学好きの父親と娘が学問に励むのを厭う母親。そして藩主やらプライドの高い士族やら。文系の私には理解し難いけれど、いつの時代にも数学の魅力にとりつかれている人ているんだな、高校時代の恩師を思い出しくすりとした。

    0
    2015年08月02日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    評価は小学校高学年が読んだとしたら、で。

    数学好きの私に息子がくれた誕生日プレゼント5冊のうちの1冊。少し対象年齢が違っていたかな。

    実在する書物を基に創作されたらしい。なんとなく、何冊かの歴史小説に似ていると感じた。数学的な面白みは弱かったが、それは私が期待し過ぎたのだろう。

    他の方のレビューも読んでみよう。

    0
    2015年04月25日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    江戸時代に出版された実在する和算書「算法少女」から想を得て書かれた小説、ということで、元来文系ながらも最近理数系に興味が出てきたので読んでみた。
    児童文学の域を超えない内容だけれど、あの「天地明察」にも出てきた関和孝氏の名が出てびっくり。
    (歴史上実在した人物も登場しているので)
    和算の歴史を垣間見た、という点で興味深い一冊でした。

    0
    2014年11月11日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    江戸時代に実際に出版された『算法少女』という本から着想を得て書かれた子ども向け時代小説。
    子ども向け時代小説というと『肥後の石工』を思い出すが(実在の人物をモデルに虚実織り交ぜて作った物語という点で似ている)、読み物としては「石工」ほど重くない。
    数学が得意で、芯の強さと、優しさを持つ主人公はちょっと素晴らしすぎて共感できるというタイプではないのだが(一昔前の道徳的児童小説の系譜にある)、女子でも自立して、意思を持って世のため人のために生きるというところが(発表の1973年当時としては)新しかったのだと思う。
    現在は女子でも意思を持って、特技を生かし、生きていくというのが当然だし、そういう主人

    0
    2014年10月20日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    実在する「算法少女」というタイトルの江戸時代の算学テキストの出自にかんして、著者がストーリーを与えた小説。小学生の高学年から中学生くらいで読み切れる内容で、展開が少し作られ過ぎているようには思う。作り話というものを一つ価値が低いものとして見てしまう嫌いがあるが、江戸ものということで手にとってみた。少し前にドラマ「仁」が人気を博したが、江戸時代の貧しくも温かいというか、そういう雰囲気を感じる。
    話は、あきという算法が得意な少女をとりまく物語で、根底には学問を通しての平等性と学問(と日本)は開かれるべきという主張がある。著者とその父との思い出が時代を変えて描かれた小説とも言える。

    0
    2014年04月22日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    パラパラっと飛ばし読み。数学の本というよりは江戸時代のお話。もっと和算についての詳細な解説があったらうれしかったなあ

    0
    2014年02月15日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    父親に教わり、算法(いわゆる算数、算術)の得意な町娘がふとしたことから藩主に興味を持たれ、それを良しとしないものが邪魔する、といった話。この話がもともとある「算法少女」という江戸時代に刊行された本にまつわる逸話というところが面白い。どちらかと言えば小学生ぐらいに読ませて、算数の楽しさ、ひいては学問への興味を喚起するような本。歴史小説といえば、そうかもしれない。

    0
    2014年01月26日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    まぁ悪くなかった、という感じ?
    結構淡々とした物語でしたが。
    昔の暮らし向きや、江戸時代における算数の在り方はよく分かったので、そういう意味で、面白かったかな。

    考えてみたら、時期的には当たり前なのかもしれないが、江戸時代に円周率の話をしているとは、あまり考えたことがなくて、意外な感じでした。

    0
    2013年12月24日
  • 算法少女

    Posted by ブクログ

    児童書でとても読みやすかったです。
    算数って数字にしても記号にしても「和」を感じないので、私の中で算学が昔の日本で学ばれていたことにピンときていなかったのです、恥ずかしいことに^^;
    関孝和の名は『天地明察』にもでてきましたが、その頃よりも今の時代は高度な算学を学ぶことが出来るはずだと思うと、進んで学んでこなかったことが勿体ないです…。

    0
    2013年09月11日
  • 算法少女(1)

    Posted by ブクログ

    面白くなって来たところで終わってしまった。よくみたら1とあるから、2巻がそのうちでるのか?
    原作を読むべきか?

    0
    2013年08月13日
  • きりしたん算用記

    Posted by ブクログ

    ライトです
    内容も浅く軽快に・・・でも、大好きな算用ものなのです
    3合と7合の升の話は好きです!

    0
    2013年04月12日
  • きりしたん算用記

    Posted by ブクログ

    江戸初期のきりしたんと一人の少女。話の設定は面白くて、文章もとても読みやすかったのですが、終わり方があっけなかったかな。ページ数的に言うと仕方がないのかもしれないけど。もう少しボリュームがあっても良いかもしれない。

    0
    2012年11月16日
  • きりしたん算用記

    Posted by ブクログ

    天涯孤独な少女・小菊は、京の北野天神でキリシタンらルチアに助けられる。聡明な小菊に読み書きや算法を教えるルチア。しかしキリシタンへの弾圧が強まり平穏な日々は破られていく・・・
    (以上紹介文)

    いい話だがあっさりし過ぎている。

    0
    2012年11月07日
  • きりしたん算用記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いいお話なんだけど、ちょっとあっさりし過ぎ。せっかくのテーマをもっと掘り下げてほしかった。それぞれの登場人物の内面が描かれてないので物足りないし。

    0
    2012年09月29日