読売新聞生活部のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読売新聞の家庭面「こどもの詩」に掲載された作品集。同コーナーは1967年にスタートし2022年に55周年。子どもが自分で書いた詩のほか保護者が子どものつぶやきを書き留めたものも取り上げられています。かわいい言い間違いや勘違いはもちろん、大人が思いもよらない視点を持ち、本来マッチングしない言葉を堂々と同じお皿に盛りつけてしまう感性が◎ 常識が揺さぶられる心地よさがあります。クスッと笑ってしまうもの、スケールの大きさに目を見張るもの、そして、思わずハッと息をのむもの。子どもたちの純粋な心に触れるっていいものですね
『鈴虫』
ママ
ママ
月の音! -
Posted by ブクログ
字だけだったらちょっと(内容的に)読むのしんどかったかもしれないです。
漫画の絵のテイストも、読むハードルを下げてくれてる気がします。
ここまでではないにしても、かつての母、かつての自分と重なる部分もあり、読んでいて「100%他人事」ではなかったです。
今はなんだかんだ適度な距離感で良好な関係でいられてるけど、そこに至るにはそれなりにしんどいヤマを越えなければならなかったから、登場人物(娘側だけだけど)の葛藤はよくわかります…
小さいことではまだ諍いも起きるし、そのあとの罪悪感は歳を重ねるごとに、相手が老いていく分余計に強くなってる気も。
母娘の間で色々あって悩むことは「自分だけじゃないんだ -
Posted by ブクログ
子どもの立場から親子(母娘)関係を修復したい、親に想いを伝えたい、と思っている方にお勧めしたい。そのあたりの修復行動は一周まわってもう逃げる(絶縁する)しかないタイプの方には物足りないかも。
あと、自分自身の親子関係は微妙だけど、自分の抱えている背景を自分の子どもに伝承させたくないと感じている方にもよいかも。
一番最初に読んだのは刊行してすぐくらいで、いわゆる毒親コミックエッセイ、とはちょっと違うなぁ、と思った。
本当にもう逃げるしかないような毒親に悩まされていても、子どもは親を簡単には見切れないので、最初は親からの逃げ方指南してるような本には抵抗があると思う。そんで「自分ちはここまでじゃ