あらすじ
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『読売新聞』の名物投稿欄、生活面の「こどもの詩」が2022年4月で55周年を迎えた。子どもの目にしか映らない風景や大人もびっくりする新発見まで、飾らない言葉で表現される詩は、どれも胸を打つ。本書は、『ことばのしっぽ 「こどもの詩」50周年精選集』の続編として、2017年から2021年の5年分から約200篇を厳選して掲載したもの。特に2020年春の緊急事態宣言以降はコロナに関する詩も多くあり、「こどもたちのウィズコロナ」も感じさせる一冊。
第一章 何を言われてもがんばるのです――2017年
第二章 ばあばにはみらいがないの?
じゃあつくればいいじゃん――2018年
第三章 オレは ほんの少し世の中が
分かるようになっただけなんだ――2019年
第四章 あんたのせいでメチャクチャだよ――2020年
第五章 じぶんがだいすき
あとね ちきゅうもだいすき――2021年
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
SNSが流行り、略語が世を席巻し、子供さえも「バズる」「ガチャ」ということばを当たり前に使い、「かわいい」を他の表現では出来なくなってしまった。
いや、させてしまったのだろう。
この一冊は、私たちが忘れていた、物事に感動する。悲しむ。そんな当たり前の感情を、2017年から2021年。そう。コロナ前、コロナ禍を小学生くらいに生きた子たちの言葉で表現している。
心が豊かだから、言葉が豊かなのか。
言葉が豊かだから、心が豊かなのか。
挿絵がないところも素晴らしい。
一気に読んでしまう、昔の子供達からの手紙のような本だ。
Posted by ブクログ
ぜんぜん悲しい詩じゃないのに
感動させてやろう!っていう詩じゃないのに
じんわり涙が出てくる
子供の感性って素晴らしい
みーんな、そんな自由な気持ちを
忘れないでほしい
私の子供たちのそんな気持ちを
私が支えられますように
Posted by ブクログ
こんなに素直に表現できる子どもたち♡
一つ一つの作品を読んで心にグッときた!!
大人になれば感性も乏しくなっていくけど
子どもの感性の豊かさには本当に感動する。
子どもたちがこれからも楽しい人生を
歩めますように、、、。
Posted by ブクログ
『読売新聞』の生活面「こどもの詩」。2017年から2021年の5年分からの約200篇。子どもだからみえるもの、感じられること。びっくりするものやグッとくるもの、笑ってしまうものなど、とても素敵な詩ばかりだった。おもしろい。
Posted by ブクログ
子どもの目線ってほんとにシンプルなのにするどくてドッキリさせられますね。
クスッと笑えたり、ほろりとさせられたり。ひとつひとつの言葉に癒し貰えました。
こころ疲れた時に読みたくなる詩集。
Posted by ブクログ
大人の感性じゃ出てこない、子どもならではの詩に癒される。
かわいいものはもちろん、おもわず声をだして笑ってしまうものあり、ハッとさせられる一文もあったり。
たまに読み返したい1冊です。
Posted by ブクログ
読売新聞に2017年1月〜2021年12月までに掲載された作品のうち220編の「こどもの詩」。
素直な気持ちがど〜んと詩にあらわれている。
こどもって真っ直ぐで嘘がなくて魅力的だと改めて感じた。
どれも良い。
特に印象に残った詩
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みらい
えっ!
ばあばにはみらいがないの?
じゃあつくればいいじゃん
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おひめさま
ママ
はやくおひめさまに
なれるといいね
だって
おひめさまはおこらないんだよ
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さくらの雪だるま
幼稚園に桜の花びらが
つもっていたよ
桜の雪だるまが
出来そうだったよ
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あしあと
お父ちゃんも幼稚園のとき
おなじ動物園に行ったの?
じゃあ あしあとあるかな!
4〜6歳くらいの子の表現力に魅了された。
Posted by ブクログ
子供の想像力とユーモア溢れる詩集。
ちょっと
長谷川 蒼生
パパは ほっぺに
おひげが あるね
ちょっと ねこ なのかも
しれないね
蚊
植田 芽来
ねえ いまカがきたの
めっちゃんちょっと
みつすわれちゃったあ
チラシ
郡山 瑚心
ちらしって
しんぶんのこどもかな
なんか自分も思ってたなぁこんなこと
かわいい詩が沢山ありました。
Posted by ブクログ
読み聞かせの時に、クラスの年齢に合った詩を読んであげようと思ってます。時間調整にも最適♪
クスッと笑えるやつから、子どもの目線にドキッとさせられるものまで。なかなか面白かったです。
Posted by ブクログ
読売新聞の家庭面「こどもの詩」に掲載された作品集。同コーナーは1967年にスタートし2022年に55周年。子どもが自分で書いた詩のほか保護者が子どものつぶやきを書き留めたものも取り上げられています。かわいい言い間違いや勘違いはもちろん、大人が思いもよらない視点を持ち、本来マッチングしない言葉を堂々と同じお皿に盛りつけてしまう感性が◎ 常識が揺さぶられる心地よさがあります。クスッと笑ってしまうもの、スケールの大きさに目を見張るもの、そして、思わずハッと息をのむもの。子どもたちの純粋な心に触れるっていいものですね
『鈴虫』
ママ
ママ
月の音!