岡本貴也のレビュー一覧

  • 神様の休日 ~僕らはまためぐり逢う~

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    感想を書くことすら躊躇われる、そんな本でした。
    東日本大震災。
    神様の休日。

    腫れぼったくなった目は、無責任に明日には元に戻っているかもしれないけれど、この意味を感じることだけはせめて、出来ればいいと思います。

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    2017年09月17日
  • 神様の休日 ~僕らはまためぐり逢う~

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    実話をもとに描かれた物語。
    最愛の妻と二人の息子を東日本大震災で失った主人公。
    彼の少年時代はとても辛いことが多かったのだが、妻と出会い、ようやく幸せをつかんだ矢先の震災。
    全てを失ってしまった主人公が修復師という仕事と巡り合い、生きる力がよみがえってくる…
    とても切ない物語でした。

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    2015年03月21日
  • 彼女との上手な別れ方

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    金と女が全てのガジロウがある事故に巻き込まれ、幽霊たちとの関わりの中で変化していく。初期のガジロウにはイライラしながらも、その変化が興味深い。
    タイトルの意味を知ったとき、きっと大きな感動が!という解説にある文言に全てが現れる。
    ラストのユウコのシーンももちろんだが、ジョニーさんのお話もだいぶ好き(^^)

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    2015年02月13日
  • 彼女との上手な別れ方

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    映画を結局見そびれた。。本屋さんの話題の原作特集的な売り場に置いてあって、何気なく買ったのだけど、思っていたよりよかった。

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    2015年01月31日
  • 彼女との上手な別れ方

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    タイトルからして、単なる男女の出会いと別れを描いた作品だと思っていたが、いい意味で裏切られた。別れるってそっちの別れるかー。

    良い話なのだが、ガジロウが急にまともになったと思った。あれだけお金の亡者だったのに、、、さらに、いつの間にかユウコとガジロウが惹かれあっていたこと。そうなるとは予想がついていたがあまりにも突然すぎないかと。あと、結局なぜガジロウははねられたのに無傷だったのか。さらに良くなれる小説だと思った。

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    2015年02月01日
  • 彼女との上手な別れ方

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    軽快なテンポで進んでいくストーリー。ちょっと、ファンタジー的な要素が強いけど、やっぱり人の死を題材にしたものには弱い。泣いてしまう。思い残しのないように日々精一杯生きていきたい。

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    2014年11月28日
  • 彼女との上手な別れ方

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    ネタバレ

    タイトルからは意外だがゴーストものだった。
    同じゴーストもので現在公開中の新垣結衣主演「ささらさや」、来年公開の深津絵里・浅野忠信主演「岸辺の旅」は既に読み終えたが、これは今週末公開の岡田将生・広末涼子「想いのこし」の原作だ。
    3作の中では一番おもしろく、一気に読み終えた。
    ほろっとさせるファンタジーコメディというところか。

    上辺だけで刹那的に生きるチャラいガジロウが、金のために4人のユウレイ達の願いを叶えていくうちに、心の底から行動を始めるようになるのは清々しい。
    母子家庭のユウコがひとり遺してしまった息子を思う気持ちや、息子が母ちゃんはいつかは帰ってくると言い張ったり、死んだ母親のストリ

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    2014年11月20日
  • 彼女との上手な別れ方

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    いつ
    死んじゃうか
    わからないんだから

    自分の
    やりたいことは
    やっておきたい

    毎日
    100点な日なんて
    ないけど
    合格点が
    あげられらような
    ことしたい。

    2014.11.16

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    2014年11月17日
  • 彼女との上手な別れ方

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    ろくでもないガジロウの心の変化が意味あるお話。心が少し暖かく、というより安心してしまう感覚。
    映画化すればきれいにまとまりそう。

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    2014年10月20日
  • 彼女との上手な別れ方

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    11月に公開になる、岡田将生、広末涼子などが出演の映画『想いのこし』の原作本。女好きな主人公が交通事故で亡くなった4人の幽霊の望みをかなえていく。仕事のからみで読んだのだが、設定が夏休みの時期と重なっていて、今の季節にはピッタリ。

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    2014年08月16日
  • 神様の休日 ~僕らはまためぐり逢う~

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    タイトルだけで、甘々の恋愛小説だと思って読み始めました。

    いや、確かに恋愛小説ではあるけれど、読み進めるうちに、タイトルの本当の意味を知って、鳥肌が立ちました。

    ああ、いい本を読んだ。

    読み終えた後、心底そう思った本でした。

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    2014年07月25日
  • 彼女との上手な別れ方

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    交通事故によって亡くなった4人の幽霊を成仏させるために
    奮闘する主人公のお話。
    最初はお金のためだけに動いていた主人公だったけど、
    一人、二人と成仏させていくうちに
    だんだん人とのつながりのよさに気づいていくところがよかった。

    深くかかわればかかわるほど、傷つくことも多くなるし
    そんなのごめんだと思っていたけど、
    そこにはお金では買えない暖かさがあったんだな。

    映画化が楽しみ。

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    2014年07月09日
  • 彼女との上手な別れ方

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    タイトルだけ見て、切ない病気等の恋愛ドラマかな?と思っていたのですが…いい意味で裏切られ面白いお話でした!もちろん切ない人間愛&恋愛要素も入っていたのですが(๑′ᴗ‵๑)ダメダメな主人公が徐々に変わっていく面白さ。そして、このお話自体の設定の面白さ(●´艸`)予想せずやってくる感動シーンに涙しそうになって危なかったw切ないけれど、スッキリとした気持ちで読み終えることができます★

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    2014年07月06日
  • 彼女との上手な別れ方

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    とにかく上手くて、センスが良い。題名からは伺い知れない、ホンワカしてジーンと来る内容。題名が異なれば、もっと売れたと思うけど、想定内が多いなかで確実に想定外の展開を楽しめる。

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    2014年04月17日
  • 彼女との上手な別れ方

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    「彼女との上手な別れ方」というタイトルが素晴らしい。読み終わって本当にその通りだと思った。

    ガジロウの人間的な変化が物語を作っている。

    最後の最後、施設での幸太郎とガジロウのやり取りがすごい好き。

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    2014年02月01日
  • 彼女との上手な別れ方

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    ダフ屋などの裏稼業で、贅沢な生活をしているホンダガジロウは、ある日、道で小さな車に撥ねられる。ガジロウが病院で目覚めたとき、自分の体はなんともなく、撥ねた車に乗っていたジョニー、ルカ、ケイ、そしてユウコのストリッパーとマネージャーの4人が突っ込んできたトラックに潰されて即死したことを知る。ところが、即死したはずの4人がガジロウの前に現れた。ガジロウは4人から慰謝料を巻き上げることを決意する。

    幽霊とそれが見えるものという、面白い視点の小説である。また、幽霊が見えたり、声が聞こえたりというのは、当事者のガジロウ以外にいないため、幽霊のやりたいことなどをガジロウを通じて伝える必要があるというとこ

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    2024年10月02日
  • 彼女との上手な別れ方

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    ふと空港で手に取った一冊。
    どうやら映画化されるそうですね。

    あらすじを書いてしまうと、これから読む人に影響を与えそうなのであまり書きませんが、とりあえずタイトルは読者を引きつけるための伏線みたいなもので、全然物語はタイトル通りのイメージではないです。

    物語が大きく3つあり、一つ一つがそれぞれ感動的なエンディングを迎えます。

    ただ、ちょっとその感動のエンディングに深みが足りないかなという感があります。えらそうですが。もうちょっと捻りがあっても良いかなと。

    さらっと2,3時間で読めるので、軽く読むのに適している一冊。
    映画はどうな感じに仕上がるのでしょうか。

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    2022年01月06日
  • 運命の人を見つけた、ら

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    タイムスリップと言えるのかわからないけど、魂だけが過去の自身の肉体に宿って人生をやり直すストーリー。
    別の人生でも、再び出会う相手は何人かいて。
    でもまさかこんな結末を迎えるとは。
    一所懸命自分の人生を生きていれば、いつか必ず幸せに、本当の幸せに巡り会えると思わせてくれた。

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    2021年02月25日
  • 神様の休日 ~僕らはまためぐり逢う~

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    仕事が長続きせず、文句ばかり言ってすぐに人を殴るような男が主人公。実話を元にしているとはいえ、嫌だなぁ、と思いながら前半を読みました。後半は、震災で妻と息子を亡くした彰紀の深い哀しみが胸に迫ります。公子が彰紀を修復師に誘ってくれて良かったです。今、悲しみの内にある人が、いつか笑顔になれますように。「神様の休日」。震災の日、神様は休んでたんだ、という意味のタイトルでした。

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    2017年11月23日
  • 彼女との上手な別れ方

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    オムニバス形式の短編に近い作品になっている。内容は時系列で繋がっており、読み進めるたびにほっとするような、寂しいような気持ちになった。
    最初の話で主人公が死んだときはどうなることかと思ったが、なるほど、そうくるかという感じ。

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    2016年10月14日