岡本貴也のレビュー一覧
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オムニバス形式の短編に近い作品になっている。内容は時系列で繋がっており、読み進めるたびにほっとするような、寂しいような気持ちになった。
最初の話で主人公が死んだときはどうなることかと思ったが、なるほど、そうくるかという感じ。Posted by ブクログ -
自分でなぜこの本がうちにあったのかわからないという不思議な一冊。誰かにもらったのかポップ読んで買ったのか。
久しぶりに新しい作家の本だったが読みやすかった。あっと驚く場面もあったし。
ちょっと主人公が恋に落ちるという展開は安易すぎな感じもしなくはないがすらっと読めるのがよかった。
久しぶりの読...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルは軽い感じだけど、なかなかどうして。いい意味裏切られた。後半の主人公の心の変化が激しくてちょっとついて行けないところもあったけど、感動に包まれたいいエンディングだと思う。Posted by ブクログ
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なるほど納得なタイトル
上手いタイトル&イラストだと思う~~
未練を残して幽霊になった4人と唯一姿が見えて話ができる金と女がすきな男の物語
ほろっとくるけど泣くほどではなかったなーPosted by ブクログ -
タイトルが目について手に取った作品。
主人公ガジロウはダフ屋をして荒稼ぎをし、その金で悠々自適にその日ごとに女を取っ替え引っ替えして遊び暮らす30歳独身。酔っぱらった帰り道、タクシーを拾おうと道に出たが、車にはねられてしまう。奇跡的に無傷で、医者にもあなた転んだだけだろうと呆れられる始末。だが金の亡...続きを読むPosted by ブクログ -
『ネクタイで首を絞めるという訳の分からないファッションに身を包んだこいつらは、今の安定した地位と約束された未来という自慢話を、愚痴という名の包装紙にくるめて口から吐き出していた。』
「毎日が似通っていて退屈だからこそ、その中にある小さな違いに喜びや悲しみが生まれるんです。それが人生ってもんです」
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面白かったです!読みやすいのもあり、一気読みしちゃいました。
映像化したら面白いだろうなぁ~と思った作品でした。
でも交通事故の目撃者とガジロウの体験の違いって結局なんだったんだろ?Posted by ブクログ