林文子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現 横浜市長の林文子氏の書かれた本です。
けして豊かだとは言えない子供時代を過ごし、
ゆえに、大学に進学せずに高校卒業後、就職した。
林さんの時代は、今よりも男女の格差が職場にはあったと思う。
そこを持ち前の性格で切り拓き、31歳で自動車会社の営業に転職。
セールスを始めて、思いもよらぬ人生を歩み、
今では横浜市長という経歴。
<大学に進学せず、残念でしたが、人には、それぞれの”学び時”があるのではないでしょうか。121P>
これには共感します。
私も高卒で働きました。
新入社員の中で大卒の人もいて、スタートラインは同じなのに
初任給が雲泥の差だったことに、私も「負けるもんか」と仕事を覚 -
Posted by ブクログ
BMW、フォルクスワーゲンでトップセールス、トップセールス支社長、社長を経て、その実行力を横浜市長として発揮。待機児童をゼロにした林文子さん。
人好きな人柄が著書から伝わってきて、女性としてこのような生き方が出来たら素敵だと思った。(経歴はさておき)
努力や苦労も多かったと思われるけど、 「気にしないことにする」鈍感力も持ち合わせた、しなやかな方だと感じた。
人ととことん向き合うことを信念にしてきた林さんのエピソードが沢山あった中で一つ微笑ましかったのは大袈裟なくらい感謝の思いは相手に伝えることについて。
「あのね、どうして私達って今一緒にご飯を食べているのかしら。なんて幸せなのかしら。あな