府川由美恵のレビュー一覧

  • 黙示 上
    重なって発生した四つの航空機墜落事故。ルポライターの取材に基づく著作という体裁で背後に隠された驚くべき事実が明らかになっていく。関係者や遺族の苦悩と恥を知らない社会の好奇の目。ドキュメンタリータッチで描く手法は臨場感たっぷりだが途中でやや飽きてくる。
  • 黙示 下
    悲惨な航空機墜落事故で生き残った三人の子供は全世界の注目の的となった。マスコミは殺到し、政治家や宗教家が彼らを利用しようと群がった。しかし彼らの周囲の人々は、ただならぬ変化が子供たち自身に生じつつあることに気がつく。それは、世間の好奇心と過熱報道が生んだ幻影に過ぎないのか、それとも本当に人類の運命を...続きを読む
  • 黙示 上
    その日、世界の各地で四件の航空機墜落事故が起きた。墜落したのは、アメリカ、イギリス、南アフリカ、日本の航空機。乗員乗客、さらには地上でも多数の人々が犠牲となる。ところが酸鼻をきわめる現場から、生き残った三人の子供が発見された。それは神の為した奇跡か、それとも破滅の予兆なのか?やがてその波紋は、想像を...続きを読む
  • 上海ファクター
    スパイってこんなにサラリーマンっぽいのね、と思わせる小説。

    靴なしで靴を買いに行くのは簡単なことではない。と俺が今まで思ってた事が書いてあった。
  • 上海ファクター
    虚像の世界の中で、何が真実か判断できない。しかし、そもそも何が言いたいのか、ストーリー性が、感じられない本でした。
  • ダークエルフ物語7 アイスウィンド・サーガ〈4 暗黒竜の冥宮〉
    新作 未読

    ドワーフの失われた故郷ミスリル・ホールを探すべく、〈フォーゴトン・レルム〉の都市や荒野を旅するドリッズト(ダークエルフの魔法剣士)、ブルーノー(ドワーフの戦士)、ウルフガー(蛮人の戦士)、レギス(腹ぺこハーフリング)ら一行。彼らはトロールなどの邪悪なモンスターが巣くう大地で、生死の淵を...続きを読む