【感想・ネタバレ】ダークエルフ物語7 アイスウィンド・サーガ〈4 暗黒竜の冥宮〉のレビュー

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Posted by ブクログ

アイスウィンド・サーガ第二作目
前作で、テンタウンズをそしてアイスウィンドデイルを守る事に成功したドリッズト達は今回、ドワーフであるブルーノーのかつての故郷ミスリルホールを探すための旅に出る。
だが、そこには彼らの後を追う者の姿があった。
暗殺者のアルテミス・エントレリは仲間の一人ハーフリングのレギスが持つ魔力を秘めた宝石を探して、また秘術の塔の魔法使いは前作でアイスウィンドデイルに災厄をもたらす原因となった魔法の水晶を求めて彼らを追う。
行く手にに拡がる過酷な旅と後方からの追跡者、多くの試練を乗り越えて旅の仲間達はミスリルホールを探し出すことができるのか・・・という話。

この作品特徴としての主人公のドリッズトがドロウ(ダークエルフ)であることが挙げられる。
ドロウは地下世界に住む邪悪な種族として知られていて、事実ドリッズトの生まれた街は裏切りと欲望にまみれた世界だった。
彼はそんな世界の在り方に疑問を抱きドロウの神ロルスの怒りを買ってしまう。結局追われるようにそして同時に自らの居場所を求めるために地上世界へとやってくることになるのだが、地下世界の住人にとっては厳しい世界でもあった。
やがて地上世界を旅する中辿り着いた北の大地アイスウィンドデイル。そこでようやく信頼すべき仲間と巡り会うことができたドリッズトであったが、やはり世間の目はドロウには冷たく、今作でも地上世界に本当に自分の居場所があるのか葛藤するドリッズトの姿を見ることができる。
英雄譚であるもののその主人公が常に心に葛藤を抱いているということがこの作品の魅力の一つにもなっていて、とても感情移入できる作品にもなっている。

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2009年12月03日

Posted by ブクログ

新作 未読

ドワーフの失われた故郷ミスリル・ホールを探すべく、〈フォーゴトン・レルム〉の都市や荒野を旅するドリッズト(ダークエルフの魔法剣士)、ブルーノー(ドワーフの戦士)、ウルフガー(蛮人の戦士)、レギス(腹ぺこハーフリング)ら一行。彼らはトロールなどの邪悪なモンスターが巣くう大地で、生死の淵をさまよう苛酷な冒険を余儀なくされる。さらに、冷酷な暗殺者と狡猾な魔法使い、不死身のゴーレムが一行を追い……

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2009年10月04日

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