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アメリカ情報部によって上海に送りこまれたおれは、特に任務もなく恋人と平安かつ怠惰な日々を過ごしていた。ところがたまたま紹介された中国企業に入社したことから微妙な立場に立つ。その会社は中国情報部の隠れ蓑だったのだ。諜報界の谷間に落ちた男の運命は? スパイ小説のベテランが描く現代諜報戦の裏側
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Posted by ブクログ
この本を読み始めてから007を観直したくなり 他のスパイ映画に手を出してみたいと思った
翻訳小説を読むのが初めてで読み始めは抵抗があったものの簡潔な文章に次第に魅力を感じた
長い間主人公("おれ")のスパイであることへの葛藤やスパイを辞めれば訪れるであろう"普通の"生活への憧れや一種の侮蔑が語られ そういった中で仕事を進めていく
だが最終章一歩手前からそれまでジワジワだったのが一気に核心に迫り、黒幕が薄々予想できそうになっての ある種潔い終わりで非常に没頭して読めたし楽しかった
ワインを飲んで浮いた頭で最後をぐわーっと読んだのは少々もったいなかったかもしれない
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