ウダノゾミのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ついに、大台一つ前まで来た
いつもけだるげにしながらも、ここまで来たのは、ホント、凄いと思う
惜しみない拍手を贈りたいけど、田中くんの事だから、大したリアクションはしなそうだなぁ。けど、その淡泊な一面が、彼の魅力なので、何ら気にしない
基本的に、この『田中くんはいつもけだるげ』は、田中くんと太田の独特な空気が出ている友情を基軸にしている、力の抜けきったコメディ
ただ、その緩い感じを「だらしない」感じにしていないのは、メインを支えているのが、「兄妹」と「恋愛」だからだろう
田中兄妹に太田兄妹、そんで、宮野姉弟、どのカタチもグッと来る
田中くんと白石さんの距離感も、実に好い、この焦れったさは。やき -
Posted by ブクログ
ほんと、まったりしちゃう
あんまりにも、緩い空気なもんだから、現実に戻るのが嫌になっちまいそうで怖い
頑張り合うのも青春だけど、こうやって、何もイベントを起こさない青春の楽しみ方もあるのだろう。人それぞれなので、決して、誰も責めてはならない、田中くんの無気力っぷりを
けど、何だかんだで、田中くんも健全な男子高校生なんだなぁ、と変な感心を覚えるシーンが多かったな、この(8)
まだまだ、青には程遠く、水色の絵の具を洗った筆から一滴、綺麗な水に落とした感じでしかないけど、確実に田中くんの透明感のある、静かな日常に恋の気配が微かに漂い出した?
青春の醍醐味は恋だけじゃないにしろ、やっぱり、作中で主人公 -
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田中くん、白石さんコンビが好きな方はたまらないのではないでしょうか。
この組み合わせ大好きなのでもっと本編で絡んでほしいですね。この漫画内では珍しい恋愛要素なので。 -
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今巻も読みながら、読み終わった後、まったりとさせてくれた
やっぱ、血沸き肉躍るド派手なアクションや、精神的に来る知の駆け引きがメインの漫画の合間に、この『田中くんはいつもけだるげ』を読むと癒されて、次のハードな漫画に挑む気力を取り戻せるな
しかし、何だろう、この(7)、いつもより、BL感が濃くなっていた気がするな。私だけが、そう感じてるのかな? いや、そんなコトはないだろう。確実に、太田×田中がグイグイ来てる
作中で、田中くん自身も言っちゃいるけど、もう、この二人の関係、友達はおろか、恋人も通り越して、夫婦に近づきつつあるな。そのイチャつきっぷりにも、また、心が温かくなる
ホント、この『田中く -
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今巻も、まったりゆったりしていて和めた
五巻を超えているのに、この質が良いスローペースを保てるウダ先生、凄いな
やっぱり、この巻でも、田中くんと太田の仲は良好
アニメの評価も割と良さそうで、確実にファンが増えているのは嬉しい
きっと、田中くんと太田の恋路(笑)を、私と同じく、ニマニマしながら温かい目で見守ってくれている人も多くなってきているだろう、と思う
公式アンソロジーの方の感想にも書いたが、第二弾が出るなら、田中×太田オンリーで染めて欲しい
今さらだが、この『田中くんはいつも気だるげ』の面白さを高めているのは、田中くんと太田の相思相愛っぷりだけじゃなく、彼らを中心にして構築されている人間関 -
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ついに、この作品も、アンソロジーが出るほどの人気作にまでのし上がったか
本編の主人公・田中くんは、てんでやる気が欠けている男子高校生なのに、それに反比例するかのように、周りの応援は熱くなっていく
賛否両論はあるのだろうけど、私は、この手のアンソロジーは大歓迎
私以外にも、ファンは多い、と安心できる
ピクシブを見ても分かる通り、アマやセミプロの中にも「たなけだ」愛が強い人は多いが、やっぱ、プロが集まって作った作品は一味は違うな
自分の描きたいコトを描けるだけの実力が備わっているだけあって、アンソロジーとしての質が高い。素人の作品は自由度が高い分、こう何と言うのか、「好き」を詰め込みすぎて、ストー -
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この『田中くんはいつもけだるげ』の感想を書くたびに、私はウダノゾミ先生に「BL漫画のように見えてしまう」事を詫びてきたが、この最新刊を読んだら、「あ、もう、謝らなくてもいいかも」と感じた
私のこの感想が、ウダノゾミ先生の目に触れているって可能性はかなり低いと思うが、何やら、そっち方面を意識して描いているんじゃ、そんな印象を抱くシーンが、この5巻は多かった。51pや110pのそれって、もう、カップルの会話だよね、とニヤニヤしちゃった私はやっぱ、腐化が進んでるんだろうが、この『田中くんはいつもけだるげ』は一粒で二度おいしい、そんなスタンスのお得な漫画なんだ、と自分に言い聞かせる事で振りきり、いよい -
Posted by ブクログ
やっぱり、真っ先にウダ先生に謝らなきゃならんな
先生、すいません、今回も『田中くんはいつもけだるげ』を、太田×田中くんのBL漫画として読んでしまって
買った時から、BL漫画を読むつもりで割り切り、開き直ってもいるのだが、いざ、感想を書くとなると罪悪感が湧いてくる
なら、感想を書かなきゃいいじゃん、とツッコミを入れられそうだが、他の漫画読みの人なら察せてもらえると思うが、面白い作品を読んで生じた感想を心の中に溜めこんでいたままだと、体調を崩しかねないのだ。吐き出すって言い方は悪いが、感想を他の漫画読みの人が読めるカタチにしたくなるのだ
BL漫画として読むな、ってツッコミはあえてスルーしよう
まぁ -
Posted by ブクログ
今回も、田中君は全力で全力を出さない努力をしている(笑)
最早、彼の何もしてない姿に癒されてしまうレベル。このまま、無気力を極めたら、『消力』を会得できちゃうんじゃ?!
男子高校生が、こんな無気力な青春を送っていいのか、田中君の魅力がまだまだ判っていない漫画読みは呆れるだろうが、彼の気だるげに過ごす毎日は積み重なっても、決して灰色にはならない、と私は思う
何故なら、彼の周囲には太田を筆頭に、何だかんだで人が集まるからだ
やるべき事だけはしっかりやって、後は脱力状態でやり過ごすスタイルの彼は他人より物事を広く深く視る事が出来ている、そう私は勝手に感じているが、決して、勘違いではないはずだ
その証 -
Posted by ブクログ
一巻を読んだ際は、田中くんのノーやる気に新しさを感じ、同時に癒されもした
しかし、二巻を読んでいると、癒されるよりも、彼の無気力感MAXにハラハラし始めてしまい、何か、気が休まらなくなっていた
これはある意味、この『田中くんはいつも、けだるげ』、略して、『はげ』に深くハマりつつある証拠だろうか
この巻からは、田中くんのドッペルゲンガー・・・じゃなくって、妹さんが登場しており、物静かで穏やかな空気を発生させる田中くんと、世話焼きだけど不愛想に見える太田くんの周囲の賑やかさが地味に増している
複数の個性(クセ)の強い女の子に、二人が何気に囲まれているって状況も、作品に独特の面白さを生んでますよね、 -
Posted by ブクログ
これ、また新しい、今までにいなかったタイプの主人公
希少性で言えば、『となりの関くん』の関くんに匹敵するだろう
まさか、ここまで覇気を感じない主人公が出てくるとは・・・こう言う、ビックリする出会いがあるから漫画を読むのは止められないw
でも、ホントにタイトルに一切の偽りがない、とことん、ゆるゆるで緊張できない内容になってる
けだるげ、これを説明するとき、「田中君を見れば、一目瞭然」で済んじゃうレベル
しかも、単純に無気力なんじゃなく、彼は毎日をけだるげに過ごすための努力を惜しまない。努力家なのだ、見た目にも一挙一動にも、全くやる気が見えないだけで
そんな彼を、傍らで支え、手助けし、愛あるツッコ