河井直子のレビュー一覧
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孤島の別荘に集まった十人の高校生たち。しかし嵐が襲うその孤島で、事件が起こり始める。次々に増える死者、見えない犯人の影、そして募るばかりの疑心暗鬼。「そして誰もいなくなった」好きにはお勧めのミステリです。
ほんっと、こういうの大好きなのでわくわくしっぱなしで読みました。嵐の孤島、連続殺人、死者からの告発、そしてこれもある意味見立て殺人。好きな要素がてんこ盛り。犯人が誰か、という謎はもちろんですが。全員死んでしまうのか、それとも誰か生き残ることができるのか。その要素だけでも気になってぐいぐい読んじゃいます。
主人公のメグが、わがままな親友と好意を抱く男子との間で揺れ動く部分にもハラハラさせられま -
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ネタバレ【スノーダンサー】のアルファのホークと、サイのシェンナの物語下巻。
いや、読み応えあった。良かった。文句なしに☆5つ。
【ダークリバー】のサッシャに娘が生まれたり、シェンナの伯父ウォーカーと治療師ラーラの恋も実り、シェンナの暴走する巨大な力をどう収束させるのか、ハラハラしてたけど、何もかも素晴らしく収まった。
たまにはこんなのもいいんじゃないでしょうか。
シェンナが登場してから、この若いお嬢さんが群れのアルファに恋をして苦しんでるのを見てきただけに、本当に感慨深い。
読後感爽快。
いつものお楽しみの、本文からの削除シーンもたくさん載ってるし、満足しました。
次も楽しみ。 -
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ネタバレ待ちに待ったアルファのホークと、サイのシェンナの物語。
上巻では、ホークの葛藤が描かれてる。
シェンナに”伴侶”の絆を与えてやれないからと、必死で距離を置こうとするものの、ことごとく失敗。
シェンナから結局離れていられずに中途半端にちょっかいをだしては、距離をおくの繰り返しで、シェンナに期待させては突き落とす…ってやってる感じで、わたしならいいかげんホークの顔にチョーパンいれたい。
今回は、この二人の他に群れの治療師のラーラと、シェンナの伯父のウォーカーとの恋も綴られてる。
こっちはウォーカーも穏やかだし、ラーラも優しい人柄でイライラさせられることなく、微笑ましく読んでてほっとする。
す -
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上巻で中々進まなくてイライラさせられたシェンナとホークのロマンスも〈純粋なるサイ〉からの度重なる攻撃のなかドンドン熱くなり、ラストの盛り上がりったら……
シェンナのが助かるキーポイントが●●だとは予想を超える発想でした。
下巻のラストには楽しいオマケの削除シーンが5本も。内容も嬉しいのですが、プロの作家が何を考えてこのシーンを削除してのかがコメントしてあって勉強になります。
そして読者はこんなに面白いシーンもストーリー進行やテンポを考えて削られるのか、もったいない!と思いつつ、今回公開してくれた作者と扶桑社に感謝できます。
表紙イラストも特に下巻のシェンナはイメージピッタリで美しいです。 -
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豹チェンジリング・クレイのお話。第4弾にて遂にヒューマン登場。どっから読んでも面白くて今回も大満足。凶暴設定!?のようなクレイだったけど、とっても冷静に「伴侶」にアプローチ。美しい豹に変身できて、さらに戦士で当然美形。地味めなヒロインの独占欲強すぎのような気もするけど、ヒーローももちろん「俺のもの」って呪文みたいに繰り返してるからいいか♪ 思ったよりクールで知的なクレイが素敵。家族が増えたり前作カップルも沢山登場したりで作者サービス満点。ヒーローとヒロインが過去を乗り越えていく過程も丁寧に書いてるし、蛇や鼠のチェンジリングも登場して楽しい。次回作ドリアンの翻訳を心待ち♪
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ストレスがかかったときに態度や行動に現れる変化のうちのほとんどが
自分に当てはまっていた。
このような傾向が見られたら、ストレスがかかっていると
自分で客観的に分かるようになるきっかけになったと思う。
■仕事が体と心に与える影響
ストレスが態度や行動に現れる変化
・完璧主義者になる:十分では不十分に感じる
・困難な仕事を避ける:大して重要でない簡単な仕事をする
・複数の仕事を同時に処理できない:ひとつに集中したくてたまらない
・人から遠ざかる
・批判に対して過剰に反応する
・すべて自分で処理しようとする
・今まで楽しんでいた仕事を投げ出したくなる
・達成感が無いまま長時間働く
・頭の中で -
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『燃える刻印を押されて』ナリーニ・シン
"Branded by Fire" Nalini Singh
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〈サイ=チェンジリング〉シリーズ第6弾。
今回は狼チェンジリングの群れスノーダンサーの副官ライリーと豹チェンジリングの群れダークリバーの近衛マーシーが主人公。
ライリーは何冊か前の主人公ブレンナのお兄ちゃん。
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2人とも群れの中で強い立ち位置にいてお互いに惹かれあってるんだけど、マーシーは強い女性だ -
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『気高き豹と炎の天使』ナリーニ・シン
'Mine to Possess' Nalini Singh
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〈サイ=チェンジリング〉シリーズ4作目。
今回はヒーローが豹チェンジリングのクレイ。
ヒロインはヒューマンのタリン。
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2人は幼い頃からの知り合いだったが、ある事件がきっかけで離れ離れになってしまう。
タリンが働く施設の子どもたちが誘拐されると言う事件が起き再会を果たすが、クレイはタリンが死んだと聞かされてい -
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シリーズ10 やっとシェンナ・ローレンとスノーダンサーのアルファ・ホークのロマンスです。
上下巻のボリュームタップリにエッと思いましたが、読みはじめたらあっという間の面白さです。
サイ評議員のヘンリーからの攻撃、シェンナのXサイとしての危機、ウォーカーとラーラのロマンスまでが絡まって息を尽かせぬ展開が楽しめます。
また、増えた登場人物に対応して、アイウエオ順のキャラクター一覧が!助かります。
そしてホークのフルネームについて、はシェンナに打ち明けるシーンは有るのに不明のままです。
あと、キットがどんどんいい男になってきて、ホークの次に期待のヒーローとして待ちたい感じです。 -
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ネタバレスノーダンサー副官ライリー×ダークリバー近衛マーシー。チェンジリング同士だからかこの2人初めからホットで激しい。
すんなりいくのかと思ったけど支配的で群れへの忠誠を誓っている二人だからこその悩みなどが立ち塞がってました。
ライリーがマーシーの地雷を踏んでは仲直りの繰り返しで少し焦れったく感じてしまった。
世界はヒューマン同盟の陰謀やサイネットが不安定になり一般大衆にも異常な行動が目立ち始めたり。
ヒューマン同盟の一連の事件にはあの方が絡んでたりと複雑です。
ニキータのあの行動はどんな意味があるのかとか気になることがいっぱい。
なにより気になるのはホークとシェンナ!
シェンナのギフトはどういう -
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ネタバレダークリバーの近衛クレイ×ヒューマンのタリン。幼なじみの二人だけど過去の出来事が重い。
クレイにたいしてはじめから嫉妬心と独占欲むきだしなのに(けっこう激しい独占欲でびっくりした)過去のトラウマなどで素直にクレイの気持ちに応えられず、気持ちとは裏腹に友達でいましょうと言うタリン。
言葉と態度のあまりの違いに中盤まではタリンに少しいらいら。
チェンジリングの独占欲や保護欲、一途っぷりはやっぱりいい!ここまで愛されたら幸せだー。
そしてドリアンが魅力をたっぷりふりまいてた気がする今作。
サイ審議会も前作より不穏な空気が漂ってるしこれからどうなっていくのか気になるところ。
ヒューマンも物語に絡んで -
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