グレッチェン・マクニールの作品一覧

「グレッチェン・マクニール」の「孤島の十人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 孤島の十人
    3.5
    1巻1,430円 (税込)
    そして誰もがいなくなる…… 嵐に閉じこめられた孤島の屋敷ではじまる恐怖の殺人劇 休暇をすごしに孤島の別荘に集まった十人の若者たち。家族に内緒で参加したメグは、予想外の事態に直面する。親友のために恋愛を断念した憧れの相手が来ているのだ。嵐が島を襲うなか、何者かの恨みを示す謎の動画が発見され、ついに犠牲者が! 通信が遮断され、完全に孤立した状況下で、人間関係はもつれ、十人は次々命を落としていく。いったいなぜ? そして犯人は? 映画化・ドラマ化で人気の著者が『そして誰もいなくなった』の世界に挑んだサスペンスフルなミステリー。〈解説・千街晶之〉

ユーザーレビュー

  • 孤島の十人

    Posted by ブクログ

    孤島の別荘に集まった十人の高校生たち。しかし嵐が襲うその孤島で、事件が起こり始める。次々に増える死者、見えない犯人の影、そして募るばかりの疑心暗鬼。「そして誰もいなくなった」好きにはお勧めのミステリです。
    ほんっと、こういうの大好きなのでわくわくしっぱなしで読みました。嵐の孤島、連続殺人、死者からの告発、そしてこれもある意味見立て殺人。好きな要素がてんこ盛り。犯人が誰か、という謎はもちろんですが。全員死んでしまうのか、それとも誰か生き残ることができるのか。その要素だけでも気になってぐいぐい読んじゃいます。
    主人公のメグが、わがままな親友と好意を抱く男子との間で揺れ動く部分にもハラハラさせられま

    0
    2024年04月21日
  • 孤島の十人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」の現代版、というかほぼ一緒のプロットだが自分としては楽しめた。
    「そして誰もいなくなった」よりこちらの作品を先に読む読者もいると思うと感慨深い。そうしたら驚きは自分よりも10倍くらい大きくなるのかな?

    0
    2023年06月17日
  • 孤島の十人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    グレッチェン・マクニールの本邦初訳。

    良くも悪くも、ジュブナイル寄りの「そして誰もいなくなった」。
    良い点は、読みやすく、ゾクゾクさせる場面が多いこと。順番に人が減っていく中での恐怖描写が
    非常に良かった。
    残念な点は、なかなかイラッとする登場人物が多く、意味のある性格の悪さではなかった点。

    誰もいなくなった系で軽めのものを読みたければぜひ。ただ、ミステリではなくサスペンスだと思って読んだ方が、色々と良いかも。トリックとか、求めてはいけません。

    0
    2024年06月29日
  • 孤島の十人

    Posted by ブクログ

    タイトルからも分かる通り”絶海の孤島モノ”であり、「そして誰もいなくなった」パターンの小説。
    しかし、あとがきにも触れられている通り、作者はむしろ「スクリーム」や「ラストサマー」「13日金曜日」等のティーンズホラーを目指している。

    孤島の10人が全員ハイスクルール生であるために、人間関係も浅くありきたりの死にキャラばかり。
    一人一人殺されている(死んでいる)のに、恋愛感情に翻弄される辺りはなんら説得力もない。
    意外な犯人(と動機)はあるものの、そこに行くまでが冗長すぎる。
    まるで映画のノベライズを読んでいるようで、視覚的と言えばそうだが、どうでもいい描写が長く小説としては辛い。

    この作品は

    0
    2024年04月22日
  • 孤島の十人

    Posted by ブクログ

    そこそこかなー……という感じだった。
    人が何人も死んでえらい状況なのに恋愛沙汰でごたごたしてて、「怖い!でもどうしよう、彼と距離が近い……」みたいなのを繰り返し……。主人公たちは高校生なのでそういう(?)もんなのかなと自分を納得させてどうにか読み終えた。

    クミコの容姿が典型的なやつで、なんともまあ……書かれたのが2012年なので、時代だなあと。

    0
    2023年10月26日

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