バルバラ・ベルクハンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一昨年、コミュニケーションに困る相手と仕事せざるを得ず購入したものの、今になってようや読みました。。
結論からして、かなり面白く、役に立ちました。
気に障ることを言われたとき、怒ることなく、悔しがることなく、エレガントにやり過ごす方法が、具体例を添えて書かれています。
例がある故に、実際に起こった(または起こり得る)状況もイメージしやすく、参考になりました。
仕事においては、会話だけでなくメール・商談・会議…その他様々なシーンに応用して役立てられると思います。
特に印象に残ったのは、最後の方にあった「扱いにくい人たち」の節。
扱いにくいと感じる人
=自分の弱点を知らせてくれる人
=学ぶべ -
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購入済み
自分の弱点を克服するために
自分の弱点をその相手が教えてくれている。人間力を もっとあげたいと思った本でした。
人間関係に悩む多くの人に読んでもらえると、平和になりそうです。
素晴らしい本。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ相手に何かを言われ、ぐうの音も出ないことがよくあるので手に取りました。
自分の気持ちを落ち着けさえすれば、簡単にできることばかりです。
無礼な発言は不意打ち。相手を驚かせることなど到底無理。
だから、相手に対して切り替えしたいという自分への要求は捨て去りましょう。
重要なのは、あなたの返事ではなく、心理的に優位にいること。
1.戦わずして勝つ
・やまびこトーク 「それはどういう意味ですか?」と尋ねる
・にぎやかな沈黙 びっくりした表情、うなずく、首を振る、相手をじっと見つめる等
・ひとことコメント 「あ、そうなんだ!」など
2.ユーモアで勝つ
・褒め言葉 皮肉に聞こえないよう自信を持っ -
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Posted by ブクログ
ネタバレこの本は、気にさわることを言われたとき、どのように対処すればいいかを具体的に教えてくれる。基本スタンスは「相手にしない」というもの。沈黙や簡単な相槌でやりすごす。いわゆる「君子、危うきに近寄らず」だ。
さらには、「とっさに話題を変える」、「全く関係のないことわざを持ち出しす」という荒業もある。ともすれば相手の怒りを煽りかねないし、下手すると次から相手にされなくなってしまうかもしれない。このあたりは言い方がポイントになってくるだろう。
いちばん印象的だったのはこういった具体的な対処方法ではない。他人の言葉や自分の考えに対する筆者の考え方だ。
私たちの感情は、ある考えを通してはじめて生じます -
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Posted by ブクログ
★やり返さない、逃げ出さない。
戦うのは損。何に腹が立ったか、穏やかに口に出すのは大切。
★競争は強制ではない。加わるかどうかは自分が決める事ができる。
★やまびこトーク
相手の発言の中からあなたが気分を悪くした言葉を抜き出して、それがどういう意味かを尋ねる。全部繰り返しても構わない。ただ尋ねる。
★主体的な沈黙
自分のコースを外れない。相手がくどくどと言っている時、その中で役に立つ情報と具体的な物だけを取り上げ、嫌味や不愉快な発言は無視。相手が感情的になって来たら、反論せず、質問もせず、訂正もせず、ただ沈黙。
★全ては脳の産物
言葉による攻撃とは、そもそもただの言葉。響きであり、音声でしかな -
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Posted by ブクログ
コミュニケーションのトレーナーとして活躍する著者が、セミナーを通じて参加者から寄せられた豊富な事例を紹介したもの。
マジメすぎて相手の言葉をマトモに受け止めてしまう人への教え、といった雰囲気です。
一見、脳を使っていないポンコツさんかと思いきや、実は本書の高等テクニックを使っていた!なんてことがありそう。
◯全ての人に同じ権利があるのです。他人の問いや発言にきちんと反応しなければならない義務はだれにもありません。
◯いちばんおなじみで、またチャーミングなのは「あ、そうなんだ!」です。これで、言葉による攻撃のほとんどをやりすごすことができます。
「まるで腸捻転でも患ってるみたいな顔して -
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