バルバラ・ベルクハンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
少し発行年が古いものの、ストレートなタイトルに惹かれた。海外の方の本を翻訳しているため、参考になる部分となかなか呑み込めない部分があった。
タイトルの「一発で黙らせる」というところは、あんまりなかったかもしれない。いじわるをしてやろうと意思をもっている人は、その言葉を言われることが嫌な人。あとは無意識にいじわるが口から零れ落ちちゃう人。「それってどういう意味ですか」と冷静に聞き返すのは、すぐにでも試してみたいと思った。
あとは、「そうなんですね~」と軽く流してそもそも戦わない、言葉をただの音声ととらえていじわるだと解釈しない等、「オトナの対話術」の方が多かったように思う。まるで合気道のように、相手の攻撃をするりとかわしていく、というのは、確かにそれでいいし、むしろその方がいいと思った。
「他人の欠点を直そうと思わない」
自分の常識を教えてやろうとしてしまうことが、うっかり起こってしまうので、この言葉は覚えておきたい。 -
Posted by ブクログ
一昨年、コミュニケーションに困る相手と仕事せざるを得ず購入したものの、今になってようや読みました。。
結論からして、かなり面白く、役に立ちました。
気に障ることを言われたとき、怒ることなく、悔しがることなく、エレガントにやり過ごす方法が、具体例を添えて書かれています。
例がある故に、実際に起こった(または起こり得る)状況もイメージしやすく、参考になりました。
仕事においては、会話だけでなくメール・商談・会議…その他様々なシーンに応用して役立てられると思います。
特に印象に残ったのは、最後の方にあった「扱いにくい人たち」の節。
扱いにくいと感じる人
=自分の弱点を知らせてくれる人
=学ぶべきポイントを教えてくれる、トレーニングパートナー。
なるほど、と思いました。
早速今日から、自分の思考をエレガントにするために役に立ちそうです。
手元に置いておいて、何だかうまくいかない時、読み返そうと思います。 -
購入済み
自分の弱点を克服するために
自分の弱点をその相手が教えてくれている。人間力を もっとあげたいと思った本でした。
人間関係に悩む多くの人に読んでもらえると、平和になりそうです。
素晴らしい本。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本は、気にさわることを言われたとき、どのように対処すればいいかを具体的に教えてくれる。基本スタンスは「相手にしない」というもの。沈黙や簡単な相槌でやりすごす。いわゆる「君子、危うきに近寄らず」だ。
さらには、「とっさに話題を変える」、「全く関係のないことわざを持ち出しす」という荒業もある。ともすれば相手の怒りを煽りかねないし、下手すると次から相手にされなくなってしまうかもしれない。このあたりは言い方がポイントになってくるだろう。
いちばん印象的だったのはこういった具体的な対処方法ではない。他人の言葉や自分の考えに対する筆者の考え方だ。
私たちの感情は、ある考えを通してはじめて生じます。あれは侮辱だったんだと思えば、私たちはそのように感じます。(中略)
傷つけられたという感情は、相手の言葉ではなく、その言葉に対する私たちの解釈によって生まれます。
(p.28、29)
そして、自分のネガティブな解釈を信じこまずに、冷静に自分を見つめることを勧める。
他人が言ったことは、しょせんその人の考えに過ぎません。その人はひょっとするとそう思っているのかもしれません。しかし、だからと言ってあなたがそれを正しいと思う必要はないのです。それどころか、あなた自身の考えすら。
(p.154)
相手の言葉にとらわれず、自分の考えにすら固執しない。そうすれば、人生はもっと自由になりそうだ。
ちなみに、筆者は合気道からインスピレーションを受けたという。 -
Posted by ブクログ
★やり返さない、逃げ出さない。
戦うのは損。何に腹が立ったか、穏やかに口に出すのは大切。
★競争は強制ではない。加わるかどうかは自分が決める事ができる。
★やまびこトーク
相手の発言の中からあなたが気分を悪くした言葉を抜き出して、それがどういう意味かを尋ねる。全部繰り返しても構わない。ただ尋ねる。
★主体的な沈黙
自分のコースを外れない。相手がくどくどと言っている時、その中で役に立つ情報と具体的な物だけを取り上げ、嫌味や不愉快な発言は無視。相手が感情的になって来たら、反論せず、質問もせず、訂正もせず、ただ沈黙。
★全ては脳の産物
言葉による攻撃とは、そもそもただの言葉。響きであり、音声でしかない。発言の受け取り方は選択できる。感情的にならない。
★他人がしたり言ったりする事はただの申し出だと考える。それに関わりあう義務はない。
★反射的に浮かんだ考えをよく観察し、否定的で攻撃的な考えについては、本当にそうだろうかと考えてみる。
★巻き込まれる事なく距離をとって問題を見つめる。
★優先順位を付ける。自分の生活や健康でいる事の方が、他人とやりあうより大事だと自覚する。
★他人の事は放っておく。自分の思うように変えようなどとは思わない。
★ひとことコメント
「あ、そうなんだ!」何を言われてもこれ1つで撃退できる。「まあね」「あらあら」「へえ」「あ、そう」
★挑発者を喜ばせない。挑発者はボスは誰か?知らせたくてウズウズしてる。同じ土俵に乗らないことが挑発者にダメージを与える。
★他人の欠点を直そうなどとは思わない。滑稽な要素を見つける。
★高慢は感染る。横柄な態度を取る人は「私はあなたより偉い」と言っている。でも、その為にはどこかの台に登らないといけない。子供と同じ。相手の変な思考回路について行かなくて良い。
★迂回トーク
上手な迂回トークをすれば相手はすぐに無力になる。誰もが他人の問いや発言にキチンと反応しなければならない義務はない。
相手を混乱させる。ナンセンス諺。気に触る事を言われたらトンチンカンな諺で返す。
「それじゃ、こう言うしかないですね。能ある鷹は爪を隠す」「よく言うじゃないですか、40過ぎたら己の顔に責任持てって」「情けは人の為ならず」「ない袖は振れぬ」「頭寒足熱医者いらず」「働くものには福が来る」「芸は身を助ける」
★相手を感心させようとは思わない。大して意味のない返事で十分。相手からどう思われようとも構わない。
★聡明な態度
大騒ぎしない。怒鳴りたくても堪える。気持ちが静まるまで待つ。自分が不安に思っている事を口にする。理解を示す。
★諍いの原因を明らかにする
私の望みは何?要求は何?相手に何を望んでいるの?何を恐れているの?絶対に譲れないことは何?→気持ちを鎮めてから話す。相手に期待しない。相手の気持ちをあれこれ解釈しない。皆んなが最後まで話せる様に。今話題になっていることだけ話す。攻撃されてもやり返さない。解決法を探る。忍耐強く、楽天的に。
★理解を示す
そうですね。あなたの目から見ると、それは正しいことになりますね。意見をはっきりおっしゃったので、お考えはよく分かります。
→「でも」を挟まない。
★強硬になる理由
何故熱弁を振るうのか?何故こんなに興奮するのか?どんな辛い体験をしたのか?→本人に聞いてみる。 -
Posted by ブクログ
コミュニケーションのトレーナーとして活躍する著者が、セミナーを通じて参加者から寄せられた豊富な事例を紹介したもの。
マジメすぎて相手の言葉をマトモに受け止めてしまう人への教え、といった雰囲気です。
一見、脳を使っていないポンコツさんかと思いきや、実は本書の高等テクニックを使っていた!なんてことがありそう。
◯全ての人に同じ権利があるのです。他人の問いや発言にきちんと反応しなければならない義務はだれにもありません。
◯いちばんおなじみで、またチャーミングなのは「あ、そうなんだ!」です。これで、言葉による攻撃のほとんどをやりすごすことができます。
「まるで腸捻転でも患ってるみたいな顔してるんだね」
「あ、そうなんだ!」
「もし僕があなただったらもう少し頑張るけどな。そうやってのらくら仕事をしていると、あっさり上司に見限られますよ」
「あ、そうなんだ!」
「たぶん君は立体感覚失認と中毒との相互関係が真実だと証明されたことを、まだ知らないよね」
「あ、そうなんだ!」