林厚見のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
朝起きて、自分のやりたいことをやれる人。それが成功者だ。
抱えているストーリー、理屈では説明できないけど、なんとなく好き、といったような、単なる数字の並びの奥にある本当の魅力のようなものを引き出して伝えていきたい。
誰かがいいと思ったものは、きっと「他の誰か」も気持ちが良いはずだ。
「体験そのもの」を伝えるために、一見面倒なことを続けている。
ナナメ出世
組織に属して組織内のステータスが上がる出世の道も確実にこなしながら、同時にプライベートで本を書いてみたり、ある種の特技を持つことで社会的出世をする、両方のベクトルを持つ。
リスペクトの軸を沢山持つ組織、あいつはあらがすごい、と各人が -
Posted by ブクログ
ネタバレ・好きなことを追求しながら、それがきちんとビジネスとして利益を生み出しているのがすばらしくうらやましい。一般的な会社という概念を突き抜けているフリーエージェントという働き方。今はやりの「ノマド」でもないし、会社員でもない。ビジョンに共有する仲間が自己責任のもとある組織(会社)に、いわばアメーバー的にくっついている(だから時には離れることもある)という働き方。兼業推奨、おもしろさ重視、フラットな組織づくりなど未来形の働き方が詰まっており、読む人をどきどきさせる。
・理想としている働き方
①やりたい仕事をすること
②ちゃんとお金を稼ぐこと
③社会を豊かにすること
④楽しい仲間と働くこと
・普通の会 -
Posted by ブクログ
東京R不動産を運営する人々のフリーエージェントシステムという働き方を紹介した本。
ここでの働き方は、一般的な組織人としての働き方やフリーランスのような働き方とは異なる。
メンバーはフラットな関係。組織としては緩やかな繋がり方だが、目的や目標、価値観などはガッチリ共有し、楽しく、しかもキッチリ稼ぐ。
個人が多方向に人脈や専門性を広げていくことで、それが組織に跳ね返ってくる可能性があるという理由で、兼業を奨励している。
楽しいということはそれだけで価値があるという考え方や、仕事の本質は個人とアイディアが活躍することであって、会社というハコがふくらむことは目的の中心ではないという一節に共感。
た -
Posted by ブクログ
最近、仕事は会社じゃなくて個人に派生する、という傾向が語られています。自分のまわりでも「みんなでやるぞっ!おぅ!」的なノリが嫌で会社から離職する優秀な人たちが増えてます。それを組織から個人へ、という変化だけで捉えていいのか?というモヤモヤを抱えていた時、本書に出逢いました。自分にとって、この本は「フリーエージェント」という個人の働き方、というより「フリーエージェントシステム」という場の創出を提案しているように思いました。個人がワクワクを実現出来ることによって、チームがイキイキ活性化する、逆にチームがワクワクしているから、個人がイキイキ成長する、そんな人と人の繋がり方がとても魅力的です。いつも思
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Posted by ブクログ
ネタバレ著者はとても頭の良い方だと思う。
とても正直で、素直で、シンプルだ。すんなりと言葉が入ってきてすぐに読み切った。
人はアンバランスなもの。バランスをうまく保ちながら、仕事をする。こうゆうことも実現したい、その反対にも思えるこんなことも実現したい、そんなアンバランスさ。そこがとても本質をついていて、シンプルで、人として自然な形なのでは、と感じた。
それもこれも“ビジョン”があってこそ。
信念を実現するために、必死でやるし、楽しんでやる。
ものすごい自然だし、そうゆう生き方を私もしたい。
感動した反面、実際の自分には何も“ビジョン”がないと、痛感させられてしまった。“ビジョン”がないから、憂 -
Posted by ブクログ
東京R不動産という会社が実践する『フリーエージェント』というスタイルの働き方。
サッカー選手で例えると、分かりやすい。基本的に選手は個人事業主で、選手はチームと契約をし、成果に応じて報酬をもらう。個人の成果が低ければ年俸は下がり、高ければ上がる。しかし、個人の成果の前にまずチームが勝たないといけない。選手はチームが優勝するという共通の目的を持っていて、個人プレイヤーでありながら、チームが優勝するために頑張る。
また、空いた時間があればチーム以外とも契約を結び活動をする(CMやスポーツブランドなど)
ようは、正社員でもなく、非常勤でもない、いわばその中間の働き方・雇用の形態。
一見、斬新で自由だ -
Posted by ブクログ
会社組織の限界、21世紀型の働き方を改めて考えさせられた。
今後は優秀な人ほど会社という狭いフィールドを飛び出し、
フリーエージェントや新プロジェクトメンバーの一員として活躍していくのだろう。
<参考になった部分>
・規模ではなく「影響力」で成長する
・できないことを説明するのにロジックは適している
・会社というものは事業を行うためのハコでしかない
・アメリカ型の軽やかさと日本の粘り強さ、そのいいとこどり
・最大の安心は自分が世の中に「価値」を生み出せる人間であること
・キャリアプランよりも「トリッププラン」
・一つの場所にじっくり住むように滞在する旅もある
・5つのキーワード:「ビジョン