林厚見のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人の集まりが会社を、社会を、国をなす。
本書のフリーエージェント・スタイルにおいては、それぞれが共通の目的を持ち、結果に対する責任にコミットするという点を除けば、本当に多種多様な人が集まって会社をなしていることが伺える。このような会社自体は近年登場して間もないものであり、まだまだ数自体は少ないものの、現在のトレンドからしたら今後の主流になっていくように感じられた。また、経済の停滞という現状や今後の予測と照らし合わせた時には、昔ながらのやり方・考え方をただ単に踏襲するのは時代に逆行することでしかないだろう。個人の価値観や幸せの在り方を大事にするとともに、社会に貢献しそれに見合った対価を得るとい -
Posted by ブクログ
「不動産のセレクトショップ」を標榜する東京R不動産のコアメンバーによる、働き方や仕事観に関する一冊。
いわゆるサラリーマンとも、
昨今流行りのノマドワーカーとも異なる、
個人と組織の新しい関わり方としての「フリーエージェント制」を、
実際に実践する立場の方々の考えとして、
とても興味深く読めました。
煎じつめてしまうと、結局は、
「やりたいことなら、飛びこめるし、仲間も見つかる」
ということだと思うのだけど、
多くの人は、やりたいことをただ「やりたい」と声に出すことすら、
難儀で、空気を読み過ぎてしまっているのだと思う。
「仕事ってつまらないもんだよね」っていう、
誰もトクしない既成概念 -
Posted by ブクログ
理想の働き方とはどんなものだろうか。
それを「価値観を共有する仲間とやりたいことをやりながら、利益をだすこと」とし、それを実現するためにはどうしたらいいかが書かれている。
利益と意味、大衆と特定の人など、相反するもののバランスをとりながら、常に変化していくことが必要なんだろう。
でも、なんだかんだいって、自分にとっての充実や幸せを得ながら生きるためには、まず基盤(人脈・ベーシックインカム・スキル)が必要。そのためにやっぱどこか1箇所で鍛錬する期間がいるよなぁ。その鍛錬する場所を、自分の充実や幸せとつながるところに見つけないといけないね。