熊谷俊人のレビュー一覧

  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実

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    千葉市に限らず地方自治体が抱えている様々な問題を確認することが出来、そのなかで市民はなにを考えていかないかならないのかが勉強出来た。この時代、市民はやってもらえるという考えを捨てて自助力を鍛えていかないとならねばならないと思う。

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    2013年01月04日
  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実

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    「公務員は本当に無能なのか?今改めて考える市長の役割と職員の意識改革」財政危機の千葉市で奮闘中の史上最年少市長が綴る行政改革と公務員改革のすべて。政治、行政、街づくりに興味のある方、必読。
    第一章 公務員は本当に無能なのか
    第二章 市長と公務員の役割
    第三章 求められる公務員の意識改革
    第四章 市民にも求められる意識改革

    本書は、いわゆる公務員批判の本とは異なり十分に読む価値がある。
    公務員社会の特殊性を理解しつつ、行政の何を変えるべきか、住民側は何が出来るのかをわかりやすく論じている。
    残念な点は、著者は千葉市の市長であり千葉市における行政改革の体験を踏まえて論じているが、部

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    2012年12月24日
  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実

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    この本で繰り返し語られていることは、「機会費用」について。例えば下水道普及率が99%だったとして、確かに残りの1%まで普及させることは公平の観点から望ましいけど、それに費やした数十億円があれば出来たことを見捨てることでもある。勿論普及率100%もそれなりに意義深いことであって出来た筈の事業とよく吟味する機会が確保されるべきである。

    そして、それはサービスを受ける住民も一方的な受益者に甘んずることなく、当事者として自分が住んでいる自治体に参加していってほしい。

    シンプルで誠実で合理的な市長の考えが、人口減少社会にあって救いともとれる響きに感じた。

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    2012年12月18日
  • 地域再生の失敗学

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    地方再生に関しての本。クマモンやB級グルメの意味のなさを語ってる点は面白かった。

    クマモンについては、わざわざ東京からくまもんに会いにいく人は少ないわけで、基本は県内の人たちの盛り上がりとなる。同じ区域内で消費が行われる事は悪い事ではないが、大事なのは区域外からのお金を入れる事。

    商売でも何でもそうだけど、人のポケットから自分のポケットにお金を入れる事が構造で、それを自分のポケット内でやっても意味がない。

    つまり、全て国内消費だとすれば、日本国内でのお金をどれだけ自分のところに集められるか?というのが、地方再生には大事という事だ。

    B級グルメについては、県外からの人を集めて開催しても、

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    2019年11月22日
  • 地域再生の失敗学

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    失敗学の知見を得るために本書をとったが、行政やコミュニティデザインの視点などから新しい視点を得ることができた。

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    2017年08月27日
  • 地域再生の失敗学

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    経済学者の飯田氏と現場のプレーヤーである事業者や政治家との対談や研究者の講義の内容をまとめた一冊。テーマは「これまでの地域経済政策の失敗からこれからの地域再生を考える」というもの。従来の大規模インフラ整備や工場・企業誘致は地域振興への特効薬にはならず、今後の地域再生は民間主導、行政はあくまでもサポート役に徹すべき。第1章の木下氏が言うとおり、行政の視点は「いかに配るか」が中心。「いかに稼ぐか」という考え方はほとんど無い。「変わらずに生き残るためには、変わらなければいけない」分かってはいるが、難しい…

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    2016年10月28日
  • 地域再生の失敗学

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    ネタバレ

     地域再生について、まちづくりの第一線で活躍する面々が、各々の持論を披露し、現状の地域再生の問題点を洗い出している一冊。
     以下、印象に残った点。
    ・地域活性化に取り組むプレーヤーも「競争」という意識が欠如していることが多い
    →学生時代、まちづくりを学んでいるときに、「人から選ばれるためのまちづくり」というのもあって良いのでは。と考えていたため、「競争」というものをもっと意識した地域再生があって良いのかな。と改めて思った。
    ・プレーヤーには、問題意識や成長意欲、開放性が大事。
    →僕は開放性(というか仲間を巻き込む意識)があまりないので、恐らくプレーヤーとしての素質はないだろう。と思った。自分が

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    2016年06月16日
  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実

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    ネタバレ

    【内容】「公務員は本当に無能なのか?今改めて考える市長の役割と職員の意識改革!」。財政危機の千葉市で奮闘中の史上最年少市長(2009年当時)が綴る行政改革と公務員改革のすべて。 (「BOOK」データベースより)

    【感想】最年少市長の書いた地方行政の本・公務員の本。タイトルに惹かれて手にとった一冊。千葉市で行った行政改革を基に、公務員の意識改革・市民の意識改革について記されている。 ほぼ、同世代の若い市長が、信念をもって改革を続けていることを敬意を示すとともに、応援したいと思った。

     内容としては、市民が協力して地域づくりをすすめる重要性を説いている点が印象に残る。「市民も職員も、どちらも大

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    2013年01月08日