熊谷俊人のレビュー一覧

  • 地域再生の失敗学
    第一章から強烈に耳の痛いことが並べられてたけど、地方は現状維持で緩やかに死に近づいていることに気づかないだけなんだろうな。
    まちおこしイベントの経験が豊富ってのはダイエットの経験が豊富と一緒みたいなもんだな。
  • 地域再生の失敗学

    今後
    町おこしは本当に利益を得られているか
    小さくてもいいからプラスになっているか
    →どこの誰を相手にどうやって稼ぐのか

    動かないのが得、を食い止めるための休眠事業資産への課税
    路地裏からはじめる
    行政の外注主義を見直す
    日本は巨大な内需国家

    住民ができることは自分たちで行う
    5年間で行政コス...続きを読む
  • 地域再生の失敗学

    納得の内容です

    本文より

    こんなに狭い国土に1億人以上住んでいるという国は世界的にも稀有です。自然と調和した暮らしに移行するには人口が多すぎます。それを考えると、秩序ある人口減少は、悪い話ではありません。

    小さな市で働く者として実感をもって納得できました。
  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実
    世の中のバッシングに耐えながら地道に仕事をこなす公務員。そんな方々の心に届くトップの声である。

    千葉市に8年ほど住んでいたが、市長以下市役所の中のことは一つもわからなかった…。世の中の役所というのはそんなものなのかもしれない。
  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実
    公的な機関で働く人にとってモチベーションをあげてくれる書。
    また、自分が住んでいるまちにもっと関わりたいなと思える紹介でもある。

    熊谷さんは頭のいい方で説得力のある文章を書かれるなあということがわかる。

    折に触れて読み直したい。
  • 地域再生の失敗学
    定期的に地域活性化ネタは仕入れる必要があるかと半ば義務感もありながら手にとった本でしたが、これが非常にためになるものでした。
    特に興味深かったのは、東京大学の林助教が低減する「自主再建型移転」の話で、中山間の限界集落の集団移転についてです。限界集落をどう維持するかについてはどこでも課題になっているわ...続きを読む
  • 地域再生の失敗学
    縮小していく日本にあって、日本らしさを失わない社会が、どうすれば残せるかを示す本。「頑張って働く」人に向けて書かれた、気概に満ちた本だ。

    シャッター商店街や、中山間地域、千葉市を動かしている人の考え方も分かり、「普通に」生きている私にも面白かった。
    ごく個人的には、シリコンバレーのスタバ。日本に同...続きを読む
  • 地域再生の失敗学
    グランプリ勝利が目的化したゆるキャラとB級グルメ、裕福なシャッター商店主、増加だけ見て減少波及を考慮しない逃げ口実の経済効果試算、自治体が実態に則して基準税率を上回る設定努力をしなくても地方交付税によって補填される不足財源、居住外自治体への所得移転を促すでたらめなふるさと納税などなど。同感あり、反省...続きを読む
  • 地域再生の失敗学
    気鋭の経済学者、飯田泰之が主編者となり、5人の地方再生に取り組むスペシャリストによる講義と、飯田氏自身との対談をそれぞれ1人、1章という形でまとめたものです。
    感想として…
    人口減少という現状を前提とすれば、どこかの人口を増やせば、どこかの人口が奪われる事になる。
    その中で集積できるところはいかに集...続きを読む
  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実

    冷静かつ現実的

    公務員本というと、あれがダメこれがダメと批判だらけか、歴史や法、他国の政策を引いてきた理想論や小難しい話が多いが、この本は違う。
    冷静に公務員とはどのようなものか、その仕事の性質、民間との違い、具体的な施策まで現実的に書かれている。
    しかし、公務員を取り巻く厳しい環境は変わらない。いかにこれから変わ...続きを読む
  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実
    当時史上最年少で市長となった千葉市の熊谷俊人市長の、3年以上に及ぶ市政改革の軌跡と、公務員や市議会議員、市民がどうあるべきかを綴った書。
    ここ最近で読んだ本の中でも特に影響を受け、自らが住む街のために自分はどうしたいのか、どうするべきなのかをとても考えさせられました。確かに、我々市民は徴収された税...続きを読む
  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実
  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実
    元々千葉市の熊谷市長には興味があったし、公務員を目指している身でもあるので、読んでみた。

    公務員を目指している身として、なかなか興味深い内容だった。例えば、「公務員の仕事は遅い」とマスコミなどでは言われて格好の批判の的になっているが、どうしてそうなってしまったのかや、民間と公務員が、どのような点が...続きを読む
  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実
    千葉市長当選時、最年少政令市長として話題になった熊谷俊人市長の著書第一弾。第二弾の「選挙ってなんだ?」を先に読んでいたので、こちらも読まないととは思っていたのだが、中々読めずに積んでしまっていた。時間が取れて読み始めたのだが、読むのに没頭してしまった。
    「公務員」「役所」というとどこかマイナスなイメ...続きを読む
  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実
    「身近なことって実はあまり知らないんだな」
    この本を読んでいて何回か思いました。
    普通の生活の中で、自分と役所の関係性を考えることはあまりありません。
    考える機会もありませんし、でも実はそこに大きな課題が内包されていることをこの本を通して思いました。

    千葉市長の熊谷俊人市長が財政的にも、市民の信用...続きを読む
  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実
    当時最年少市長として当選した千葉市長による著書。
    前市長は汚職で失脚、財政的にも信用的にもどん底だった千葉市。
    そこからの再建は並大抵のものではないと想像できます。

    着実に一歩一歩前に進み、市民や市職員と対話を重ねる市長の書いたこの本は、読んでいてとても泣きたくなりました。
    人はきっと、人の強い想...続きを読む
  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実
    自分は現職公務員だが、モチベーションが上がる1冊であった。

    単純に、こんな市長のもとで働けたらおもしろいだろうなと思った。
  • 公務員ってなんだ? 最年少市長が見た地方行政の真実
    タイトルも著者も、職業的にど真ん中ヒットなので読んでみなきゃと思って購入。したらすごくよかった!!!!学生にも薦めてます。
    理想論だけでなく、かと言って厳しい現実を前向きに、わかりやすく。媚びたり卑屈にならず、偉そうでもなく。ぐっときたフレーズもいくつかあったから、職場の先輩に貸してるんだけど、戻っ...続きを読む
  • 地域再生の失敗学
    「地方消滅」のレポートに対する一つの回答を示したような本だった。
    これまで長い間掲げられては失敗してきた「地方再生」はどうすれば成功するのか、成功しなかった時の次善策は何か、と言うことを地方行政を民間の目線から見ることの大切さなどから示してあった。
    今行われている街おこしはどれくらい効果があるのか気...続きを読む
  • 地域再生の失敗学
    一部通用しない部分(これはCOVID-19)のせい
    がありますが一応それのカバー方法は出てきます。

    ただしそれは地方の…にはならないのが残念。
    この本をベースにカバーできる方法を
    というのがベターなところでしょう。

    ある「シンボル的なもの」が時にブームになります。
    一見すると地域貢献に思えるでし...続きを読む