車田正美のレビュー一覧
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とりあえず,「聖域(サンクチュアリ)編」と呼ばれる部分を読破しました。単行本の第1巻~第13巻です。女神アテナを守るために戦う聖闘士(セイント)となった星矢たち孤児が,聖闘士の総本山である聖域にはびこる悪を一掃するため最強の黄金聖闘士と死闘を繰り広げるというお話。第1巻が発行されたのが1986年,第13巻は1988年で,今から20年も前の作品ですが,今読んでも面白い。複雑な伏線とか,入り組んだ謎とかは全然なく,ストレートに友情とか正義とか愛とかを謳う骨太のストーリーに安心感を覚えます。
黄道12星座をモチーフにした黄金聖闘士(ゴールドセイント)が登場し,小学生の頃は異様に盛り上がったのを -
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妻N子が『聖闘士星矢』全28巻を読み終わっていました。むうう~,時間のある主婦め~。まだ聖域編を読み終わったところの私は,あせらずポセイドン編(第14巻~第18巻)を読みました。
海皇ポセイドンが復活し,旧約聖書のように全世界を水没させて地上の生物を全滅させようとします。それをやめさせるために海底のポセイドン神殿に出向いたアテナの化身・沙織は,逆に神殿の巨大な大黒柱メイン・ブレドウィナに閉じ込められてしまいます。沙織の命と全世界を救うため,星矢たち青銅聖闘士がポセイドン神殿に乗り込み,7つの海を支える柱とメイン・ブレドウィナの破壊を目指して戦うというお話です。
聖域編が13巻分,ポセ -
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『聖闘士星矢』ハーデス編(第19巻~第28巻)を一生懸命読みました。いや,面白かった。『聖闘士星矢』のラストを飾るにふさわしい,壮大・壮絶な戦いでした。
243年前の戦いで封印された冥王ハーデスの軍勢が復活し,聖域にいる女神アテナの命を狙って攻撃を仕掛けてくるという始まり。ところがその先兵となったのは,聖域編で死んだ黄金聖闘士たち。生き残った黄金聖闘士と死んだ黄金聖闘士が本気でぶつかり合うという大激戦が,のっけから繰り広げられます。この戦いの中で,老師が若返って前教皇と戦ったり,乙女座(バルゴ)のシャカが,「阿頼耶識(あらやしき)」という謎の言葉を残して死んでしまったりします。そして,ア